【MTGスタンイクサラン・人質取り採用デッキ(SCG優勝スゥルタイエネルギー)考察】スカラベ騰がっていく!

書いている事は間違いなく強いが…仕事できるだろうか?流石に《稲妻の一撃》再録されてるし厳しいんじゃないか…?

…とみんな半信半疑で相場が中途半端な所に位置していた《人質取り》さんが弾けました!

本日は、1,2日で行われた「SCGオープンシリーズ(スタンダード)」で見事優勝を果たしたAndrew Jessup選手の【スゥルタイエネルギー】について見ていきます。

同系デッキで3位入賞しているDan Jessup選手とはご兄弟らしいですね。兄弟入賞とかすげぇ

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スゥルタイエネルギー(人質取り採用)デッキ

スゥルタイエネルギー(人質取り採用デッキ)PW:Andrew Jessup
クリーチャー(27)
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner》
4:《人質取り/Hostage Taker》
4:《牙長獣の仔/Longtusk Cub》
4:《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》
4:《巻きつき蛇/Winding Constrictor》
2:《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade》
1:《スカラベの神/The Scarab God》スペル(12)
4:《顕在的防御/Blossoming Defense》
4:《致命的な一押し/Fatal Push》
4:《霊気との調和/Attune with Aether》土地(21)
4:《森/Forest》
1:《島/Island》
2:《沼/Swamp》
4:《霊気拠点/Aether Hub》
4:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》
4:《植物の聖域/Botanical Sanctum》
2:《異臭の池/Fetid Pools》

サイドボード(15)
4:《貪る死肉あさり/Deathgorge Scavenger》
2:《否認/Negate》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
2:《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
1:《スカラベの神/The Scarab God》
1:《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》
4:《強迫/Duress》

 

ソース:SCGオープンシリーズ(イクサラン・スタンダード)結果

従来の《スゥルタイエネルギー》に《人質取り》を添えた感じ

《人質取り》②青黒
クリーチャー — 人間、 海賊人質取りが戦場に出たとき、アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、人質取りが戦場を離れるまでそれを追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを唱えてもよい。あなたは、その呪文を唱えるために、任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。2/3

※:カードテキストには、「アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし」とありますが、正式には「他のクリーチャー1体かアーティファクト1つを対象とし」だそうです。自身を対象にとれてしまう翻訳になっていたようですね。

《人質取り》が場にいる限り対象としたクリーチャーorアーティファクトを追放する除去能力。

追放状態ならば、そのカードを色ガバで唱えられるのでそのまま永久にパクる事も可能となります。

書いてあることは確実に強いのですが、

扱い易い3点除去である《稲妻の一撃》の再録や、自身のマナコストの重さゆえに出したターンに追放したカードを唱えるのはやや難しそう…ってのが発売前の印象でした。

…が、実際は《致命的な一撃》で対処し辛いマナコスト(奪われたターンなら即座に除去れます)、仕事されると壊れるボードアド、《スカラベの神》とナイスタッグを組めるカラーベースって事で想像以上の強さだったようです。

このレシピなら《顕在的な防御》で《人質取り》を無理やり守って仕事させるシーンもあるでしょうね。黒が濃いなら《脅迫》等でしっかり安全確認しながら着地すると強いと思います。

管理人も気になるカードではありましたが、「能力は魅力的だけど青黒ってのがなぁ~ ゴンティくんあるし様子見しとこ…」で今に至る。((+_+))アイタァァァ

一応、スゥルタイではありますが、青マナを要求されるのは《人質取り》、《ならず者の精製屋》、《スカラベの神》の合計9枚だけです。どれもシングルで賄える上に《霊気からの調和》や各種特殊土地があるのでマナ基盤はかなりしっかりしてそうです。

クリーチャーだけでなくファクトも取れる所が地味にデカイっすね…ファクトを軸にする除去の薄いコンボ系はかなりきつそう。

《スカラベの神》はやっぱり強いのだ!

《スカラベの神》③青黒
伝説のクリーチャー — 神あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたは占術Xを行う。Xはあなたがコントロールするゾンビ(Zombie)の総数に等しい。
(2)(青)(黒):墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。黒の4/4のゾンビであることを除きそれのコピーであるトークンを1体生成する。
スカラベの神が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、これをオーナーの手札に戻す。5/5

 

実際に使用している人や使われた事のある人は分かると思いますが、《スカラベの神》は馬鹿強い!

やっぱり除去で対処し辛いのに維持するだけで勝ててしまうクリーチャーってのは凶悪です。

デッキの配色的に釣り上げるカードも良質で《ならず者の精製屋》を釣り上げてるだけでほぼ勝ったき持ちになれるんだから…こいつは幸せ製造機に違いない!

今回から、釣り上げフレンズに《人質取り》も追加された訳ですからね…。

相手の盤面を追放除去しながら4/4が出てきて、下手すると唱えられる恐怖。《スカラベの神》と《人質取り》の組み合わせは凶悪…これだけは間違いない!

《スカラベの神》、《人質取り》のどちらともがマナ食い虫ではありますが、どちらか一方でも仕事したら戦況がグッと動くのが驚異的ですね。

サイドの《貪る死肉あさり》にも注目

《貪る死肉あさり》②緑
クリーチャー -恐竜貪る死肉あさりが戦場に出るか攻撃するたび、墓地からカード1枚を対象とする。あなたはそれを追放してもよい。これによりクリーチャー・カードが追放されたなら、あなたは2点のライフを得る。これによりクリーチャーでないカードが追放されたなら、ターン終了時まで、貪る死肉あさりは+1/+1の修整を受ける。3/2

 

サイドボードに4枚とられた《貪る死肉あさり》にも注目です。

「ギフト」対策にもなるし、雑に出してるだけでライフゲインしてアグロも見れる。

ミラー対決だと相手の《スカラベの神》を追放する為に使用したりと役割は多岐に渡りそうですね。

…やっぱり《貪る死肉あさり》くんは出来る子じゃったか…。

人質取りとスカラベ神、絶賛高騰中です

《スカラベの神》は以前からいいお値段するカードだったのでそこまで変動してはいませんが、《人質取り》は注目が一気に高まってネットショップとかだと品切れが相次いでいるようですね。

400円前後で取引きされていたのにいつの間にか1000円突破か…気づいた時にはいつも手遅れ…それがmtg。

追伸:管理人は相変わらず赤黒系で攻めるつもりなのであんまり影響ありません(虚勢)。

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