【幻影異聞録♯FE 評価・クリアレビュー】ペルソナ風味ファイアーエムブレム添え!ロード時間の気になるスロースターターRPG

公開日: : 最終更新日:2016/01/12 ゲームレビュー , , ,

fe1

アトラス×任天堂が送る夢のコラボ作品『幻影異聞録♯FE(エフイー)』をクリアしました。

当初は「真・女神転生×ファイアーエムブレム」という企画だったはずが、蓋を開けると「ペルソナ×ファイアーエムブレム」だったというちょっぴり引っかかる作品。しかし、両シリーズのファンである管理人的には見過ごすことはできませんでした。

年末発売のソフトだった為に年をまたいでのレビューになってしまっただけでなく、想像以上のボリュームにより年をまたいで10日も経ってしまっていたという…。(正月休み終わっちゃったよ…。)

SPONSORED LINK

好みの分かれるとにかく明るいRPG

fe4

PVなどの情報から読みとる事ができる星いっぱいでとにかく明るいRPG。世界に危機が迫っているはずなのに、全く緊張感を感じないストーリーは作り手側の意図なのか否か…?

コラボの情報が発表された時に、荒廃した東京で戦うFEキャラクター達の姿を想像した私にとって、このダークさを差し引いたペルソナのような雰囲気は非常に物足りないものでした。気軽に楽しめるという側面は確かにありますが、それでもやっぱり心をつき動かす様な核が欲しかった…。

パーティーメンバー全員が芸能人という設定にも最初は違和感を感じましたが、これには一応(結構なご都合主義)理由が用意されていたのでセーフでした。

キャラクターを掘り下げる丁寧なサブストーリーは○

fe5

物足りないメインストーリーに比べて、キャラクターを掘り下げる為のサブストーリーは魅力的で非常に丁寧です。お使いになりがちなサブストーリーへとプレイヤーを違和感なく導入する配慮もグッド!!

特に、斗馬・弥代・バリィなど男性キャラクターのサブストーリーは秀逸でしたね。
弥代の食レポエピソードは必見です(汁舌爆撃・味のバトルロイヤルw)

ただキャラクターが魅力的かつ掘り下げも丁寧だったからこそ、仲間になるまでのサクセスには説得力を持たせて欲しかった…。ここもメインストーリーの至らなさを感じてしまうポイントです。

楽しくなるまでに時間がかかりすぎる戦闘システム

fe2

エリア移動時・エンカウント時など地味に長くて頻度の多いロード地獄が軽いジャブを繰りだしつつ、拡張するまで退屈で単調な戦闘システムで序盤は正直なところ辛かった…。

このゲームの戦闘システムが面白くなるのは、「セッション」「スペシャルパフォーマンス」「デュオアーツ」「アドリブスキル」など徐々にアンロックされていく拡張要素が揃ってからです。
少しずつできる事が増えていき、尻上がりに楽しくなっていくのは悪くないですが、ちょっと危険な作りだなとも感じましたね…。(途中で飽きてしまう可能性大)

中でも仲間の行動に対応して連撃がつながっていく「セッション」は非常に重要で、これを如何に継続させるかがバトル常勝の鍵となっています。また、3連撃以上のセッションは”ぶんどり”(アイテム奪取)効果があるので、積極的に狙う事で金銭(アイテム)的な面でも有利になるのもポイントですね。継続のモーションがキャンセルできないのでバトルが間延びしてしまうというジレンマはありますが、これは許容範囲だと思いたい…。

豊富なようでバラエティーの乏しい成長システム

fe6

戦闘や宝箱から入手した素材を消費してカルネージ(武器)を生成し、その武器によって耐性やスキルなどを拡張して行くのが、このゲームの主な成長システムです。ある種、全てのパーティーメンバーがペルソナで言う所のワイルド(主人公)のような位置づけではあるのですが、武器の付け替えだけではビジュアル的変化が乏しく、やっぱり物足りない。

せめて主人公だけでもFEキャラクターを付け替えれる正にワイルドの性質を持っていても良かったかもしれません。武器の種類自体は多いのですが、ストーリーの進行上で入手できる素材は限られているので、選択している感覚が薄いのも勿体無い感じがしました。

二つの人気タイトル…コラボした価値は果たしてあったのか!?

大人気タイトルのコラボ作品という事もあり、それ相応のハードルの高さはあったと思います。そんなハードルがあったにも関わらず、両シリーズからのプレッシャーに怯むことなくマイウェイを直走った姿勢はただただ凄い…(ほめ言葉かどうかは微妙なところ…)

RPGとしては安定して楽しめるが、ペルソナやファイアーエムブレムの息吹を求めての購入は正直厳しく、特に古参ファイアーエムブレムファンは憤慨する可能性すらあるので、十分に注意して欲しい。

ラストのあるイベントを見た時にあぁ、やっぱりこのゲームはバカゲーだったのだなぁ~と納得&安心できた私はそれ相応に訓練されていたということだろう…。

WiiUで明るいRPGがプレイしたい…
細けぇ事はいいんだよ…難しい話とかいらない

そういった願望がある人なら楽しめるので安心して突撃してくれてOKです。

きゃすとのオススメ:
Amazon:幻影異聞録♯FE
SPONSORED LINK

関連記事

【メタルギア5 ファントムペイン・評価/レビュー】最高の遊びを追及した結果 重要なピースを失った作品 続編求む!

『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』の全てのメインO

記事を読む

【3DS・リンカーンVSエイリアン 評価/レビュー】シミュレーションゲームの傑作!隠れさせておくのが惜しすぎる名作!

『ファイアーエムブレム覚醒』シリーズなどで有名な”インテリジェントシステムズ”が開発したニン

記事を読む

【ファタモルガーナの館-アナザーエピソード】評価・レビュー 呪いに至るまでが綴られた待望のファンディスク!

ファン待望のファンディスク、『ファタモルガーナの館-Another Episodes-』の全

記事を読む

【PSVita:「DEEMO~ラスト・リサイタル」評価・レビュー】音ゲー初心者にもオススメ 物語と音で感じるリズムゲーム

リズムゲームと美しいファンタジーの世界が融合した、目と耳で感じる音ゲー「DEEMO~ラスト・

記事を読む

【ブラッドボーン評価/レビュー・デモンズやダークソウルとの比較】親切丁寧に作られた神ゲー未満、良ゲー以上の作品

名作『Demon‘s Souls/デモンズソウルズ』を生んだSCE JAPANスタジオ×フロ

記事を読む

【PS4・バットマンアーカムナイト】評価・レビュー 内なる恐怖との最終決戦 モービルやリドルはストレスフルだが傑作です!

バットマンアーカムシリーズの最新作『バットマン:アーカムナイト』をクリアしました。 プ

記事を読む

【3DS:ショベルナイト 評価・レビュー】ファミコン風レトロ2Dアクションアドベンチャーの名作!シャベルじゃなくてショベル!

PC版で人気を博し、その後様々なプラットホーム向けに展開。 世界中で愛される英雄となった「ショ

記事を読む

【大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒険-】評価・レビュー 未回収の謎と伏線の多さに異議あり!

大人気シリーズ「逆転裁判」の最新作『大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒険-』をクリアしました。

記事を読む

「テイルズオブゼスティリア」は本当にクソゲーなのか?【クリアレビュー・評価】

情熱が世界を照らすRPG「テイルズオブゼスティリア」をクリアしました。 『ドラクエ』や

記事を読む

【PSVITA】《ファタモルガーナの館CE・評価レビュー》新作〈現代編〉も収録された完全版!魂に刻まれる名作ADV

筆者が前々から応援し続けている作品、『ファタモルガーナの館』が『ファタモルガーナの館COLL

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

管理人超オススメの一本!

【どうぶつタワーバトルの面白さと流行った理由は何か?】技術と運の要素が絶妙にクロスした本格対戦型パズルゲーム(eスポーツ)

皆さんは、『どうぶつタワーバトル』というスマホゲームをご存知でしょ

【小島監督最新作『デスストランディング』PVの謎考察】赤ん坊・巨人・触手マッツ等、散りばめられた謎を追う

本日(2017/12/8)、アメリカのロサンゼルスで開催された

【DQライバルズ・ナーフ情報】《亡者のひとだま》《レッドアーチャー》《マジックフライ》の下方修正が決定しました!

2017年12月9日に実施されるアップで―ドにて、《もうじゃの

【PS4】『ディシディアファイナルファンタジーNT』オープニングムービー公開!ストーリー的には1作目の続編に当たるっぽいですね

2018年1月11日発売予定『ディシディアファイナルファンタジ

【ロックマン11運命の歯車が2018年に発売】現代風の新テイストでロックマン復活!!

多くの少年たちのハートを熱くさせた「ロックマン」シリーズ最新作『ロ

【ゲームサントラCD発売日一覧・2017/12月】ニーアオートマタのアレンジ盤や勇なまVRに注目です

個人的なイチオシは『ニーアオートマタ』のアレンジサントラですが

【DQライバルズ・テンポゼシカ対策】《ようじゅつし》に要注意!「サイレス」等封印カードをうまく使っていこう!

少し間が空いてしまいましたが、前回取り上げた「ゼシカ攻略」第二弾【

【DQライバルズ・アグロゼシカ攻略】《亡者のひとだま》に要注意!「回復」や「ステルス」が超重要!

「ゼシカに勝てなくて萎え」って人が結構多い様なので、【ゼシカ攻略】

→もっと見る

PAGE TOP ↑