【モンスターハンターワールドを面白く進化させた10の要素】ダメージの可視化や武器のグレードダウンには驚かされました

シリーズ最高の滑り出しを見せた「モンハン」シリーズ最新作「モンスターハンターワールド」。

シリーズ最高傑作と評する人も多い本作ですが、『そんな本作と前作とでは何がどう違うのか?』をまだ未プレイの人に向けて10個の項目で解説してみました。

購入を迷っている人・今から遊ぼうと思っている人の判断材料になれれば幸いです。

©CAPCOM CO., LTD. 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

スポンサーリンク

ゲームシステム編

砥石、ピッケル、虫網忘れたが存在しないモンハン

【砥石、ピッケル、虫網は常に所持。しかも無限】

切れ味を回復する為の「砥石」、鉱石採掘用の「ピッケル」、虫捕獲用の「虫網」、この3つが無制限使用かつアイテムスロットを圧迫しない点。

従来までのモンハンだと、「砥石忘れた」「ピッケルが…」「虫網が…」という聞き慣れたフレーズが度々登場していましたが、忘れる事があり得ないのでそれらフレーズが登場する事もないという。

「忘れたから貸して~」という助け合いの文化が消失してしまったのは少し残念ですが、利便性には敵わない。便利すぎる良改良点です。

ペイントボールいらずのゲームシステム

【フィールドに点在する痕跡をたどる事でモンスターを発見】

こちらも「砥石」「ピッケル」「虫網」に近い変更点ですが、モンスターの位置をマーキングする重要アイテム「ペイントボール」が不要になった点。

モンスターの痕跡を採取する事で、ナビゲート役の「導虫(しるべむし)」がハンターをターゲットへとバッチリ導いてくれます。

コチラも「ペイント投げたよ~」という文化の消失に繋がってしまいましたが、それも利便性には敵いませんでした。

回復薬などの調合がオートで(自動調合)!?

【拾った素材をオートで調合。チェック機能で細かく設定】

マップ上で拾った調合素材は自動で調合。

勝手に調合されて困る人は、アイテムボックスで「自動調合のON/OFF」が可能になるので要チェック。

「回復薬」や「回復薬グレート」が自動生成されるってのは画期的。

武器のダウングレードが可能

【お金は消費しますが、素材は全て戻って来る神仕様】

色んな装備を試したい。しかし、素材は有限だし生産・強化はついつい慎重になりがち…。

だが、「モンスターハンターワールド」は、武器のダウングレードが可能になっているので、強化した武器を一つ前の状態に戻す事が可能です。勿論、使用した素材も等価で戻ってきます。

ダメージが可視化されたという変更点

【ダメージが可視化した事で弱点や部位が明瞭に】

自分の攻撃が相手モンスターにどれくらいのダメージを与えているのか?

「モンスターハンター」の世界では、長年ダメージ表示を行ってこなかったこともあり、肉質や弱点属性の把握は経験則と攻略本・攻略サイトの情報依存となっていました。

しかし、本作ではダメージが表示されることでそれを一変。自分がどれほどのダメージを相手に与えているかが一目瞭然となりました。

リアリティの低下という意見もあるかもしれませんが、表示されることで得られるカタルシスも多く、個人的には良い改良点だと思っています。

エリアチェンジ無し!シームレスマップは立体的で迷子続出!?

【マップが広大なのでクエスト前のロードは少し長い】

本作のマップはとにかく広い!しかも横にだだっ広いのではなく、縦に長く緻密で立体的なのだ。

これによってクエスト中に迷子になるハンターもやたら多いとか多くないとか?

ぶっちゃけ「導虫」が無かったらモンスターを見失いまくって大変な事になっていたでしょうね。

マップが複雑化した事で「ペイントボール」の信頼性が下がり、「導虫」システムの導入に踏み切ったという可能性すら推測できる。本作のマップはそれほどまでに広大で密度が濃いです。

エリアチェンジもなくフィールドも広大となると、移動距離が必然的に長くなってしまいますが、臨戦態勢以外ではスタミナ無限(ずっと走れる)と長距離移動の弊害についてもキッチリと考慮されています。

マルチプレイ編

集会場=マルチプレイという常識の廃止(オンラインプレイの多様化)

【クエストボードさえあればどこからでもエリア内のクエストに参加可能】

オンライン集会場に集まってクエストを貼って狩りスタート!

この慣れ親しんだシステムはそのままに、それ以外の参加方法も用意しているという点が素晴らしい。

  • 「ちょっと装備作ってるから先行ってて~」
  • 「村に戻る必要ないし、現地でクエスト受けようぜ!」
  • 「ご飯忘れた。ならば現地飯じゃ!」

 

「砥石」「ピッケル」のシェア文化廃止の反面、新たなモンハンコミュの芽吹きを感じるフレーズたち。

集会場=マルチプレイではなく、常にマルチプレイする事も出来るししない選択も出来る。それが今後のモンハンのスタンダードになっていきそうです。

クエストに途中参加が可能

【見知らぬ誰かのクエストに途中参加も可能!】

最大4人のマルチプレイというは従来通り。しかし、本作はクエストへの途中参加が可能。これがデカイ!

クエスト途中に救難信号を出したり、見知らぬハンターがクエストに乱入してきたりと、モンハン世界のフレーバーを重視しつつマルチプレイの気軽さや面白さを最大化する事が出来ています。

勿論、ソロでじっくりやりたいという人の意思を無視する事もなく(オフでもちゃんと遊べる)、ちょうどよい塩梅に仕上がっています。

その他編

キャラメイクがカッコイイし可愛いし美しい

【待たせたな!(にゃ)】

とりあえず筆者のアバターとオトモアイルーの画像を見て欲しい!

「待たせたな!」と言うイケボイスと愛くるしい鳴き声が今にも聞こえてきそうではないですかッ!

美しい・可愛い女性を作る事も、恰好良い・渋い男性を作る事も可能な自由なアバター作成はそれだけでも楽しさ満点です。勿論、思わず吹きがしてしまうような面白フェイスの作成も可能なので、アバター職人たちの皆さん…腕の見せ所ですぜ!

モンハン語ではなく普通に日本語をしゃべる

【徐々に可愛く見えてくる相棒(受付嬢)】

「モンスターハンター」の世界では、長らくモンハン語と呼ばれる独自言語を用いてきました。

しかし、本作では普通に「日本語」や「英語」等、それぞれのユーザーに合わせたボイス言語設定を行う事が可能になっています。

いままでずっとフニャフニャホンダラ言ってた世界だけに最初は違和感ありましたが、数時間もすればあっという間に慣れました(笑)

勿論、モンハン語の方がやっぱり良いなぁ~という要望にも応えられるように、「モンハン語」への設定も可能なので安心です。

変更しにくいであろう点を積極的に変更していく挑戦的な姿勢が素晴らしいです

「モンスターハンター」らしさとも言える変更しにくいであろう部分を積極的にいじった本作は、開発スタッフの挑戦的な姿勢にあふれた作品に仕上がっています。

ゲームファンとして、こういうハングリー精神はガンガン応援していきたい所。そして、何より純粋に面白い。こんなに素敵な事はねぇ!(ありがとう)

モンスターハンター:ワールド - PS4
カプコン (2018-01-26)
売り上げランキング: 3

コメント

  1. […]  【モンスターハンターワールドを面白く進化させた10の要素】 […]

  2. 匿名 より:

    待たせたな! よりも いいセンスだ って言いそうですね

タイトルとURLをコピーしました