【ネトフリ】ADOLESENSE(アドレセンス)感想・メモ|常識破りのワンカット撮影

話題のNetflixオリジナル作品『ADOLESENSE(アドレセンス)』を視聴しました。

イギリスでは社会現象になる程の流行りっぷりらしく、視聴前からかなりハードルが高くなっていたんですが、成程、噂通りの傑作でした。

女性蔑視・インセル等、かなり攻めたテーマの作品として話題になっている本作ですが、個人的には作中の大半を占めるワンカット撮りの技術(全編ワンカットらしい)に衝撃を受けました。

以下、本作の見所・衝撃を受けたポイントをを自分用メモとしてまとめておきます。

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Netflixオリジナル作品『ADOLESENSE(アドレセンス)』感想

『アドレセンス』予告編 – Netflix

一度掴んだら話さない導入の上手さ

13歳の少年ジェイミーが同級生の女の子を刺殺した容疑で逮捕されて、『本当にジェイミーが犯人なのか?』って導入でスタートする本作。この導入なら、実は真犯人は別にいる……みたいな展開になる事が多いですが、このドラマはそうはならなくて、ガチでジェイミーが犯人で、全4話で逮捕から裁判に至るまでの流れをじっくりねっとり描いた作品になっています。

普通、ここまでじっくりねっとり描いてしまうと、変化の乏しい退屈な作品になりそうなもんですが、登場人物(1話では容疑者の父親)と視聴者の情報レベルを同期させる事で、没入感を高めて最後まで走りきる事に成功しています。

実際、大きなどんでん返しも無いので、振り返ってみたら結構平坦な内容なんですけど、視聴している間はマジで息つく暇もなくて、終始緊張感が視聴者を支配しています。

これ、「何故こんな事になるのか?」理由を考えてみたんですけど、やっぱり徹底した情報管理が成せる技なんじないかなぁーって結論に至りました。

この徹底した情報管理とワンカット撮影という技法が絶妙に噛み合った結果って感じがします。

例えるなら、ホラー映画を見ていて不安になって来る感じに近いかもしれません。ワンカットだと場面が飛ばないし、登場人物(主観役)と視聴者の情報レベルを同期させ易いですからね。

全編ワンカット撮りの緊張感

他の方のレビューでも散々触れられているとは思いますが、60分強のドラマを全編ワンカットで撮影する手法と技術が本当に凄くて、編集点がないから観てる方の緊張感も半端なかったです。

第1話を例に挙げるなら……

  1. 容疑者宅へ踏み込む⇒逮捕
  2. 拘置所に移送⇒
  3. 弁護士との顔合わせ⇒
  4. ⇒取り調べ

ここまでをマジでワンカット撮影してるの変態すぎます(誉め言葉)。

「カメラを止めるな」等、過去にもワンカット手法を取り入れて話題になった作品は沢山ありますが、その中でもかなり手法として効果的に働いていた作品なんじゃないですかね

全4話の構成としては、1話が容疑者少年、2話が刑事と学校、3話が臨床心理士、4話が容疑者家族の視点になっているんですが、特に3話の臨床心理士との面談シーン60分1発勝負がやばかったです。

あと、容疑者少年役の俳優さんの演技はちょっと上手すぎますね(怖いレベル)。

ワンカット撮影作品が増えそうな予感

きゃすと
きゃすと

既にイギリスでは社会現象になってるって話なので、今後、この手の手法を作品が増えてきそうな気がします。でも、この水準のものを作るのは相当難しそうではありますね。

 

 

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