衝撃のエンディングの連続でプレイヤーを色んな意味で震撼させた『スクエアエニックス』の異端作「ドラッグ オン ドラグーン」。異端なのはゲーム内容・ストーリーだけではない!それはゲームBGMにも言える事なのだ。
ある人は「最高の音楽」と言った。
しかし、別のある人は「聴くに耐えない音楽」と言った。
そんな聴き手を選ぶ孤高のゲームBGMを今回はご紹介したい。
「ドラッグ オン ドラグーン」とは?
2003年9月11日に『スクウェアエニックス』がPS2専用タイトルとして発売したアクションRPG作品。(プレイ感覚としてはドラゴンに乗れる無双系アクション)
全5種類からなるマルチエンディングを採用していて、そのほとんどが、絶望を投げつけてくるような衝撃的なエンディングばかりである。これも好みが別れる要素のひとつで、好きな人は凄く好き、嫌いな人は徹底的に嫌い、実にわかりやすい。
しかし、これは意図して作られた結果であり。
ある意味作り手の思い通りの作品なのだ。
ディレクターである「ヨコオタロウ」氏の暗黒面に惹かれたユーザーは多い。
声優陣が凄い!
「俳優・歌手・声優・様々な業界から名優を揃えました。」って流れは「期待外れ」・「なんかイメージと違う」・「棒読み乙」って意見を大量生産しがちだが、「ドラッグ オン ドラグーン」に関しては逆にこちらの期待値を超えて来た!特にこのキャラクター達の演技に注目!
アンヘル&カイム
レッドドラゴンである「アンヘル」と、その契約者である「カイム」は「ピーター」こと「池畑慎之介☆」さんが一人二役を見事に演じてらっしゃいます。最初聞いた時は驚いたなぁ~。
なんと「池畑慎之介☆」さんは、その後のシリーズ全て皆勤賞でございます!【ニーアレプリカント/ゲシュタルト】の「白の書」役も素敵だったよね。
イウヴァルト
フリアエ大好き「イウヴァルト」は「唐沢寿明」さんが演じてらっしゃいます。「カイム」に対する劣等感を見事に演じてらっしゃいました。キャラクター的に「イウヴァルト」は結構好きなです。
「唐沢 寿明」さんと言えば「ライダーマン」であり『トイストーリー』の「ウッディ」ですね!
スクエニ的には『サガフロ』の「レッド」かな。
「ドラッグ オン ドラグーン」OST(復刻版)
ただひたすらプレイヤーの焦燥感と不安感を煽り、「ノイズ」と「ループ」を多用するBGMの数々。不快に感じる人もいるだろう…。だが、このBGMあってこその「ドラッグ オン ドラグーン」なのだ。
長年プレミア化していたが、2011年4月20日にファンの熱望のかいもあって再販が実現した。再販版は元々分売されていた、2枚のサントラを1つにまとめたものとなっており、ジャケットなども大きく変わっている。(残念ながらオリジナル版を管理人は持っていない。)
収録曲 Disc1
- ミッション選択
- 武器選択
- 第一章 上空
- 第一章 地上
- 第一章 城内
- 第二章 上空
- 第二章 地上
- 第三章 上空
- 第三章 地上
- 第四章 上空
- 第四章 地上
- 第五章 上空、一
- 第五章 地上、一
- 第五章 上空、二
- 第五章 地上、二
- 第六章 上空
- 第六章 地上
- 第七章 上空
- 第八章 上空
- 第八章 地上
- 第八章 最終
- ミッションクリア
- ゲームオーバー~コンティニュー
収録曲 Disc2
- レオナールの飢 上空
- レオナールの飢 地上
- アリオーシュの奇 上空
- アリオーシュの奇 地上
- セエレの祈 上空
- セエレの祈 地上
- 第九章 上空、一
- 第九章 上空、二
- 第九章 最終
- 第十章 上空
- 第十章 地上
- 第十一章 地上、一
- 第十一章 地上、二
- 第十二章 上空
- 第十二章 地上
- 第十二章 最終
- 第十三章 最終
- A路スタッフロール
- B路スタッフロール「尽きる」
- C路スタッフロール
- D路スタッフロール
- E路スタッフロール
- 第十一章 上空(未発表)
- 第十一章 最終(未発表)
「きゃすと」のオススメ曲
セエレの祈 上空
B路スタッフロール「尽きる」
不快に感じるかどうかはアナタ次第。
このエンディングで降り注いだ灰により白塩化症候群が現世で蔓延し「ニーアレプリカント/ゲシュタルト」に繋がる訳ですね。「カイム」達を打ち落とした戦闘機が同スタッフが関わった「エースコンバット」に関係するという逸話もあるが、真偽は定かではない。
内容も音楽も完全に好みが割れる作品です!かなりのキワモノなので取り扱い注意!!
Amazon:ドラッグ・オン・ドラグーン オリジナル・サウンドトラック
コメント
PS4のNieRからのニワカファンですが、陰鬱な世界観に合った狂気染みた楽曲で、妙な癖になる作品ですね
他の音楽では中々に満たしにくい何かを持ってますよね。ニーアとはまた違った良さがあって好きです。