【プレイステーションの名作アドベンチャーゲームおすすめ5選】と題し、当ブログの管理人きゃすとが個人的な趣味趣向で厳選した5つのAVG・ADV作品をご紹介していきます。
…あの時代は色々と挑戦的なタイトルが多かっただけに、5つに絞るのは大変でした…(;^ω^)
プレイステーションの名作ADV・AVG 5選
『ポリスノーツ』、『夢の終わりに』等々、ノミネートに値する作品は他にも沢山あるのですが、そこら辺は移植作品だったり過去に紹介した事があるので”あえて”選外にしています。
『クロス探偵物語』は該当作品ながらノミネートしていますが、あれは移植前・移植後の差が激しいので例外としたので悪しからず。
関連記事:【名作アドベンチャーゲームおすすめ10選】史上最高傑作のAVGを探せ!
ダブルキャスト
アニメーション【Production I.G】、キャラクターデザイン【後藤圭二氏】、主題歌【梶浦由記氏】というそうそうたる顔ぶれによって製作された「やるドラ」シリーズ第一弾。
「やるドラ」シリーズとは、「みるドラマから、やるドラマへ。」というキャッチコピーの元に製作された、全編フルボイス、フルアニメーションという当時にしてはかなりリッチで夢いっぱいなシリーズでした。
PS時代には、『ダブルキャスト』『季節を抱きしめて』『サンパギータ』『雪割りの花』の全四タイトルが発売され、それぞれ「夏」「春」「秋」「冬」という対応する季節が割り当てられているのが特徴です。
シリーズ第一弾という事で気合十分な本作は、お色気あり、バイオレンスあり、ぼくっ子あり、ヤンデレありのかなり先進的な内容で、数々の純朴な中高生をその道へと引きずりこんだ罪深い作品でもあります(当時の後藤圭二氏の影響力を知っている人は分かるはず…)。
筆者はPS時代の4部作は全て遊んでいますが、中でも本作のインパクトは色濃く残っていて、「ギプスとは割られるもの」、「屋上からは落ちるもの」等々、様々なトラウマを植え付けてくれた大切な作品です。タイトルの真意も物語の全容が見えると成程納得ってハマり具合なんですよね。
タイトル |
ダブルキャスト |
発売日 |
1998年6月25日 |
ジャンル |
やるドラ |
ダブルキャストをいま遊ぶ方法は?
「やるドラ」シリーズ(PSP移植のDL版)は全てPSストアで配信中です。
プレイする為には、【PSP】、【PSvita】、【VitaTV】が必要になります。(PS3やPS4は非対応)。
サンパギータ
『ダブルキャスト』に続いて「やるドラ」シリーズから、第三弾にあたる『サンパギータ』をチョイス。
キャラクターデザイン【士郎正宗氏】、ヒロイン役を【林原めぐみ氏】、ヒロインの兄役を【大塚明夫氏】と、『ダブルキャスト』とはまた違ったアプローチで私を釣りに来た作品。
記憶を無くしたフィリピン人女性を保護したところ、その子の持ち物の中から大量の大金と拳銃が出てきて、サー大変。だけど秘密の同棲をはじめちゃう的な内容。
国際恋愛、マフィア、暴力描写等々、中高生のハートのレティクルからは少しずれた題材だった為か、シリーズの中でも売り上げはイマイチだったっぽい?でも遊んでみると結構イケてるとの声が多い印象なので、単なる食わず嫌いが多かった作品なのかもしれない(大人向けにし過ぎた感じ)。
筆者も当時は『ダブルキャスト』派でしたが、一周回って今ではこちらの方が好きかもしれません。でも冷静になるとシュールなシーンや展開が多いっすね(笑)。
タイトル |
サンパギータ |
発売日 |
1998年10月15日 |
ジャンル |
やるドラ |
サンパギータをいま遊ぶ方法は?
『ダブルキャスト』同様、「PSストアでDL版をどうぞ!」と言いたい所ですが、何故か本作だけダウンロード販売がありません。中古ショップで【PS版】か【PSP版】をサルベージしましょう。
クロス探偵物語
【セガサターン】からの移植作品ですが、追加要素がかなり多いのでチョイスさせていただきました。
主人公の黒須剣は、普段は美女に目がないタダのスケベ青年。しかし、一度事件が発生すると、IQ160の頭脳と絶対記憶の特技で難事件を次々に解決していく名探偵である。
体格は良いが腕っぷしは弱く、荒事は大体ヒロイン兼相棒の友子ちゃん任せ(というか彼女自身が口よりも先に手が出るタイプ)と、どこぞの名探偵の孫とXYZ的なキャラクターを足して2で割ったようなキャラクター像と設定を持っています(ほぼ答え言ってる)。
終始コメディタッチで描かれてはいるものの、事件や推理パートは割と本格的という絶妙なバランスを持つ作品で、主人公を含む、ヒロイン、ライバル、モブ全てのキャラクターが個性的かつ魅力的。
エンディング後に次回作の予告が流れたにも拘わらず、発売から19年が経過する現在でも続編は出ていない。剣の父親の死の謎はいつになったら分かるのだろうか…。
タイトル |
クロス探偵物語 |
発売日 |
1999年8月1日 |
ジャンル |
コマンド選択式アドベンチャー |
クロス探偵をいま遊ぶ方法は?
ダウンロード販売などは一切されていないので、遊ぶためには【PS版】を発掘する他ありません。
オリジナル版はディスク3枚組構成ですが、後で発売されたベスト版は前編、後編の分売方式になっているので要注意(前編はあるのに後編が見つからない的な悲劇が発生しかねません)。
御神楽少女探偵団
名探偵、御神楽時人の助手を務める鹿瀬巴・久御山滋乃・桧垣千鶴の三人娘が、帝都東京を舞台に大活躍する推理アドベンチャーゲーム。
「事件」「捜査」「解決」の三編で構成され、「事件編」で導入、「捜査編」で発展、「解決編」で推理という、現代でいう所の『逆転裁判』に近い作りのADVです。
時代に沿った怪事件、名探偵、美少女という欲張り設定。大正後期から昭和初期という好きな人はとことん好きな時代背景。収まる人のハートにすっぽりと収まる名作です。
作風が違い過ぎてイマイチ浸透してはいませんが、『クロックタワー』や『鉄騎』シリーズで有名な河野一二三氏の作品だったりします。
※実は三作目にあたる『新・御神楽少女探偵団』という作品が存在するのですが、色々あってアダルト作品(PC)になっちゃいました。エヘッ。
タイトル |
御神楽少女探偵団 続・御神楽少女探偵団 |
発売日 |
1998年6月25日 1999年10月7日 |
ジャンル |
推理アドベンチャー |
御神楽少女探偵団をいま遊ぶ方法は?
ありがたい事に無印・続ともにPSストアでDL販売されています。勿論、プレイする為には、【PSP】、【PSvita】、【VitaTV】が必要になりますぞ。(PS4は非対応)。
夕闇通り探検隊
「あと100日で、誰か死ぬ」という人面ガラスの言葉をきっかけに、ベッドタウン「陽見(ひるみ)市」を舞台にした怪異体験は幕を開けます。
ホラー作品としてカルト的な人気を誇る本作ですが、単純に怖いゲームかと言われるとそうではなく、中学生日記ホラー風味的なノスタルジックな側面も持った作品です。
ガチで怖がらせに来るホラーゲームは数あれど、本作のようにじんわりジメジメ、怖さと郷愁が同時に襲ってくる作品は類を見ません。
プレミア価格には理由がある。それを実感させるパワーを持った、隠れていたけどもう隠れきる事の出来なくなった名作です(笑)。
…犬を飼う事があったら、メロスと名付けようと心に誓ったのは私だけではないはず?
タイトル |
夕闇通り探検隊 |
発売日 |
1999年10月7日 |
ジャンル |
ホラーアドベンチャー |
夕闇通り探検隊を今遊ぶ方法は?
残念ながらダウンロード販売や移植の類は一切ありません。
滅茶苦茶オススメしたいタイトルなのに、年々高騰して行ってるのでどんどんオススメし難くなっているというジレンマ。
新品未開封だと凄い値段で取引されているらしいので、持っている人は家宝にしましょう。
皆さんの5選も教えてくれると嬉しいです
管理人のオススメ5選があるように、みなさんの中にもそれぞれ5選が存在していると思います。
図々しい申し出ではありますが、皆さんの5選を教えていただけると嬉しいなぁ…なんて…。
出来たらで良ので、お暇な時にでもチョチョイとコメントしてくれると喜びます(*´ω`)
コメント
月並みな作品しかプレイしてない俺、参上。やるドラだと季節を抱きしめてとサンパギータかな、季節は主題歌がストライクでずっと聴いてたなぁ。
サンパギータはカタコト可愛いから面倒みてて楽しかったなぁ。
あとは移植ですが弟切草、かまいたちの夜ですかね。
弟切はライラックのエンディングが切なくて好きでしたね、かまいたちは今まで遊んだアドベンチャーゲームの中でも一番遊んだなぁ、ピンクのしおりおそるべし(笑)
アドベンチャーゲームはあまり得意じゃないのでこのくらいしか記憶に無いです(笑)
管理人さんのお役にたてれば幸いです、では。
季節派かダブルキャスト派か結構割れる印象ですよね!マリアのカタコトは確かに可愛い!!
そして、弟切草、かまいたちも勿論良き!
名作ばかりですねぇ~(*´з`)
ダブルキャストはギャルゲーだと勧められて大火傷した思い出。火傷といえば、ドアノブが照れている?がゲーム内容とは別の意味で衝撃的だった
アドベンチャーゲーム(と言うかギャルゲー)は他にサクラ大戦と北へ。DDが好きなんですが、見返してみたら両方PS2で遊んだゲームでした(^_^;)
ノブデレ…懐かしい。
「サクラ大戦」と「北へ。」良いですねぇ~
「時空探偵DD」は結局スルーしちゃってやれてないので、何時の日かやりたいです。
DDって北へ。ダイアモンドダストの事では?
北へ。は初代が大好きです、ヒロインがマジで可愛かった!グッズに幾ら使ったやら(笑)
北へ。DDDって略すイメージだったので 別ゲーかと深読みしちゃいました そういえばそうか…(笑)