本記事では、2025年6月13日に発売される『ユニバースビヨンド:マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』に収録されるカードの元ネタについて解説しています。
「FF(ファイナルファンタジー)ってよく分からないんだよね……。」って人や、「このキャラ何だっけ?」ってなってる人の手助けになれば幸いです。
MTG×ファイナルファンタジーコラボカード元ネタまとめ
ファイナルファンタジー
コーネリアの騎士、ガーランド
シリーズの原点にして原初のラスボス!
作中にて、ガーランドとして死に、カオスとして蘇り、光の戦士を殺す事でガーランドとして蘇るという無限ループの運命にあった存在なので、それを能力で再現している様です。
カオスが山下に戻るのは転生までの2000年の時を表現してそうです。
ファイナルファンタジー2
ファイナルファンタジー3
ファイナルファンタジー4
暗黒騎士、セシル/覚醒のパラディン、セシル
ファイナルファンタジー4の主人公。
表面が『暗黒騎士』、裏面が『パラディン』である事から、本編中盤での試練の山での試練(ジョブチェンジ)を表現している事が分かります。
それ以外の部分も原作キャラの特徴を捉えたものになっているので、簡単にまとめておきます。
■『あんこく』は本編でもライフを削って放つコマンド
【覚醒のパラディン、セシル】
■『プロテス』は「白魔法」
■パラディンになったセシルの専用コマンドは「かばう」と「白魔法」
ファイナルファンタジー5
トンベリ
ファイナルファンタジー5で初登場した人気モンスター!
タップ状態かつ麻痺カウンターが置かれた状態で出るのは、本編のトンベリのじりじり戦法(攻撃までのタイムラグがある。まさにじりじり)を意識したものですね。
そして、「ほうちょう!」による即死級ダメージは先制攻撃と接死で表現している……と。
「ゆっくりと、しかし確実に接近する恐怖…」ってフレーバーに全てが集約されていますね。
ファイナルファンタジー6
魔導の力を持つ少女、ティナ
ファイナルファンタジー6の主人公格の内のひとり。
幻獣と人間のハーフという特殊な出生であり、作中でも「トランス」によって戦闘力を飛躍的に上昇させる戦闘スタイルを得意としたキャラクターです。
飛行を得るのは、トランス中のティナのビジュアル(ピンク色で浮遊しているような感じ)に起因していると思われます。リアニ能力に関しては不明ですが、動物好きである事を表現しているのかも?
ルーンナイト、セリス
ファイナルファンタジー6の主人公格の内のひとり。
テキストからセリスっぽさはあんまり感じられませんが、もしかしたらオリジナルコマンド「まふうけん」によるMP吸収を+1/+1カウンターで表現しているのかも?
―――これ、なんかそれっぽい解釈があったら逆に教えて下さい。
ファイナルファンタジー7
元ソルジャー、クラウド
ファイナルファンタジー7の主人公。
恐らく、クラウドの最強必殺技である『超究武神覇斬』を放つシーンをカードにしたものです。
―――あ、もしかしたら『ブレイバー』かもしれません。
能力は、色んな武器を装備できる事やレジスタンス活動の報酬とかを表現してるのかも?
星の勇者、クラウド
ファイナルファンタジー7の主人公。
セフィロスと対になる構図がカッコイイ!
フレーバーもセフィロスとの会話になっています。
星の継承者、セフィロス
クラウドのライバル兼ラスボス。
目的の為なら他人の犠牲もい問わない姿勢が実にセフィロスっぽい。
CIP能力で対戦相手の小粒を大量に巻き込んだらかなりサイズアップしてくれそう。
ユフィ・キサラギ
盗人忍者ことユフィが《虎の影、百合子》の継承史カードとして登場。
FFには他にも忍者が沢山いるので、そこら辺も忍者の継承史カードとして出せそうですね。
ファイナルファンタジー8
ゼル・ディン
パンチと頭突きで何でも粉砕しちゃうFF8の暴れん坊!
土地が入る度に+1/+0修正するのは、彼の最強特殊技『デュエル』を再現したものでしょうか?
『デュエル』は、特定のコマンド入力で技を連続で繋げていく特殊技なのですが、「ラッシュパンチ」と「ヘッドショック」という基本技を連打するだけでとてつもないダメージが出る凄い技です。
その凄さたるや、一人でラスボスをボコボコにする勢いだったりします。
ジャボテンダー
サボテンダーの派生モンスターであるジャボテンダーは実はFF8が初出!
ダメージ1を10000回飛ばしてくる針万本を完全再現したテキストはFFファン垂涎の出来です。
通常イラストだと、手前にアーヴァインとリノアも描かれています。
ファイナルファンタジーⅨ
モーグリの商人、スティルツキン
FF9の世界を股にかける大商人!
能力による1ドローは彼の商いする様を表したものでしょうか?
スティルツキンの取り扱う商品は結構バラエティ豊かですからねぇ(1ドローは無限の可能性)。
ファイナルファンタジー10
ユウナのガード、ティーダ
ファイナルファンタジー10の主人公。
文字通り彼の特殊コマンドである「はげます」を再現した能力を持っており、カウンターを置いた上で条件を満たす事でドローしたり増殖を行う所に同コマンドの重ね掛け戦術が感じられます。
自身以外の2体にカウンターを置けるのはFF10の3人PTバトルを再現したものでしょうか?
召喚:シヴァ
ファイナルファンタジーシリーズの代名詞でもある召喚獣はクリーチャー英雄譚という形で再現。
「天からの一撃」に設定されているタップ&麻痺カウンターは、ゲーム本編での行動を遅らせる(おどす効果:いわゆるディレイ)特徴を再現したものになっています。
召喚獣のデザインはシリーズで結構差があるのですが、これはFF10のシヴァですね。
スピラの罰、『シン』
ファイナルファンタジー10の核心に迫る究極の化け物。
登場時または攻撃時にパーマネントを無作為に追放し、そのコピーを生み出す能力に『シン』という存在の秘密が隠されている様な気がしてならないのは私だけでしょうか?
スゲェネタバレになるのでここからは気になる人だけ開いてください。
ファイナルファンタジー11
ファイナルファンタジー12
ファイナルファンタジー13
サッズのヒナチョコボ
主人公PTのムードメーカー『サッズ』の頭に住んでるヒナチョコボ!
ちなみにメスです(名前はチョコリーナ)。
ファイナルファンタジー14
オリジナル、アシエン・エメトセルク,最古の魔導士、ハーデス
2020年にNHKで企画された『全ファイナルファンタジー大投票』で全キャラ中6位という異例の快挙を達成した事でも有名なFF14きっての人気キャラクターが両面神話でカード化!
FF14は未プレイなので適当な事は書けませんが、能力「エコー・オブ・ザ・ロスト」はMTG界でも悪名高い(誉めてる)1枚である「ヨーグモスの意思」と一致しています。
―――このカード強そうだなぁ……。
魔女、ヤ・シュトラ・ルル
ファイナルファンタジー15
サブクエスト:魚釣り、束の間の安息地
15のミニゲーム(釣り)は本当に出来が良かったですからねぇ。
ノクティス王子の「おっしゃぁ やっぱ釣り最高だわ!」って台詞に大共感!
こうやってキャンプするのもFF15っぽさが溢れてます。
ファイナルファンタジー16
情報が公開され次第更新していきます!

カードが公開され次第随時更新していく予定です!
FF愛溢れるコラボで既に満足度高め!この調子で頼むぜ!
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