ゴブリンに訪れる期待のルーキー《Goblin Cratermaker》の特集です。
MTGのゴブリンと言えば、速攻、自決の1点火力、ファクトを破壊するような軽作業というイメージが強いですが、近年のゴブリンは墓地からスペルをフラッシュバックとか、相手盤面にだけ1点ばら撒きとか知能指数が格段に向上しつつあります。
今回紹介する《Goblin Cratermaker》もとっても頭の良いゴブリンちゃんです。
Goblin Cratermaker
《Goblin Cratermaker》(１)(赤) (１), Goblin Cratermakerを生贄に捧げる：以下から１つを選ぶ。 2/2 ソース：【MTG公式カードギャラリー】 |
マナは必要だけど2/2ってサイズも悪くないですね！
クリーチャーに2点or無色の土地でないパーマネント破壊出来てサイズは熊っていう良スタッツ。
1マナ要求ではありますが、同じマナ域でこの差。時の流れを感じずにはいられませんね…。
現スタンダードには、《スカークの探鉱者》《包囲攻撃の司令官》《ずる賢いゴブリン》《ゴブリンの戦長》《狂信的扇動者》《ゴブリンの鎖回し》《斉射の古参兵》等、優秀なゴブリンが豊富に在籍しています。これはゴブリンデッキありますよ！
カーンもウギンもエムラもこれ一枚で破壊できる！
クリーチャーに2点の強さは言わずもがな、このゴブリンちゃんの凄い所は無色のパーマネントなら何でも破壊できる点です。無色ならファクト、クリーチャー、PW、エンチャントなんでもござれッ！
スタンダード的に言えば《ウルザの後継、カーン》が分かり易いですが、《エムラクール》（両方）、《ウギン》なんかもお茶の子さいさいで破壊してしまいます。（マーベラス）。
流石に対応範囲が広すぎる気がしますが、本当に大丈夫でしょうか？強すぎない？
下環境への影響(破壊できる範囲が広すぎる！)
タフネス2以下のクリーチャーへの対処をしつつ無色パーマネントメタにもなるって事で、下環境への影響も甚大と言われています。
どの環境にも壊すべきタフネス2以下のクリーチャーと無色の置物は存在する訳で、《罠の橋》とかデッキをビタ止まりさせるカードとかもチョチョイのチョイで破壊で来ちゃいます。
…スタン、モダンは勿論ですが、レガシー級の性能…ゴブゴブ凄いぞ！
このカードもレアだったら3000円級だったかも！？
一つ前の記事で紹介した《暗殺者の戦利品》は、見事予約価格で3000円を突破していましたが、このカードもレアだったらそれ位行ってた可能性あると思います。…アンコモンで本当に良かったです（安堵）。
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