ワンパンマン等で有名な村田雄介先生×任天堂の異色タッグで贈る新規ADV作品『バディミッションBOND』の体験版を遊んでみたので、応援の意味も込めて簡易レビューを作成してみました。
刑事×怪盗、刑事×詐欺師等々、本来相容れるはずのない人間がバディを組む異色のADV作品!
基本はオーソドックスなテキストADVといった印象ですが、バディの組み合わせや捜査の方針など、プレイヤーが介入できる部分が多い仕様に惹かれました。評価値でサブエピソードがアンロックされる仕様も含め、リプレイ性にも期待できる1本です。
※任天堂主導のADV作品ってだけで中々にレアですが、調べてみると開発自体はコーエーテクモゲームズが手掛けているとの事でした。まぁ、どちらにしても安心できそうな開発態勢って感じですね。
「バディミッション BOND」体験版感想
捜査パートと潜入パートのメリハリが良い
オーソドックスなテキストADVである【捜査パート】と、アクションで操作する【潜入パート】。異なる二つのモードによってゲームプレイに自然と緩急が生まれる作りなのがGOOD!
これなら普段ADVにあまり触れていない人でも飽きる事無くガンガン進めていけそうです。
難しい操作もほとんどないですし、ゲーム自体が苦手な人も無理なく遊べるんじゃないでしょうか?
村田雄介先生のキャラクターデザインが光る
『アイシールド21』や『ワンパンマン』で有名な村田雄介先生が手掛けたキャラクターがGOOD!
個人的に、村田先生が描く悪フェイス系のキャラクターが好きなので、アーロンのデザインは正に俺得でした。※悪系フェイスだけど内面が滅茶苦茶情に厚いキャラが堪らんぜぇ……。
村田先生なら海外からの人気も高いですし、海外展開もワンチャン狙ってるのかもしれませんね!(ワンパンマンの海外人気凄いもんなぁ…)。
コミックテイストの演出が光る
演出面も良い意味で漫画的で、まるでボイス付きの漫画を読んでいるような錯覚に陥る程でした。
ストーリー選択画面も漫画の単行本形式になっているので、村田先生のキャラクターデザインを含め、コミックテイストな演出にこだわった作品である事が感じ取れます。
バディの組み合わせによってプレイに変化が出るのが面白そう
体験版ではルークとアーロンの2人のみでしたが、本編では進行に応じて4人から2人を選んでバディを組むことが出来る様です。効率的に捜査できる組み合わせもあれば、全然捗らない組み合わせもあると思うので、そういう差分で変化を楽しむことも出来そうですね。
これなら同じエピソードでも繰り返し楽しめそうですし、もしかしたらテキストADVの弱点であるリプレイ性の低さを克服するための発明なのかも?(期待)。
サイドストーリー等、ボリュームにも期待できそう
気になるボリューム面については、本編にあたる『ミッション』に加え、『バディエピソード』,『サイドエピソード』と言ったサブストーリーが充実しています。
これらサブエピソードの解放は、本編の評価値でアンロックされていく仕様になっていて、高ランククリアするモチベーションにもつながる仕組みです。
それぞれ尺自体はそれ程長くはないですが、エピソード数自体はこの通りボリューミーです。
任天堂オリジナルIPのADVは中々にレア
任天堂主導のADV作品って…DS時代に出た『ラストウィンドウ-真夜中の約束』以来なのでは?
……ってな感じで10年前の作品の名前が挙がるくらいなので、マジで貴重なタイトルです。
これが売れたら今後の展開にも期待できそうですし、応援の意味も込めて購入を予定しています。
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