何が現実で、何が幻覚なのか….。
プレイヤーすら騙し続ける、【サイコホラー】のニューフェイス。
【サイコブレイク】とは?
「バイオハザード」の産みの親である「三上 真司」氏が設立した『Tango Gameworks』によって開発された【サバイバルホラー】。
幻の「幻覚バイオ」?
— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) 2014, 6月 2
「デビルメイクライ」や「ベヨネッタ」で有名な「神谷 英樹」氏いわく、幻の「バイオハザード」である「幻覚バイオ」に似ているらしく、「バイオハザード」ファンからしても思わず期待値をあげてしまうようなタイトルなのです。
ゴリ押しだとジリ貧に陥る絶妙なバランス
カラスがバグって空中で停止したが弾が切れててアイテムを回収できなくなった場面。
『スニークキル』という要素があり、息を潜めて後ろから「グサッ」と仕留める事が出来るのですが、それが非常に重要。敵は『視覚』・『聴覚』ともに敏感で、ランプの明かりとか足音とかですぐにコッチに気づくので、「抜き足差し足感」を忘れずに!
「弾切れ上等!ヒャッハー!!」って感じでドンパチやっていると、すぐ弾切れしちゃいますので、それなりに温存しながら進めないとこういう状況に陥る可能性もありますぞ!
『マッチ』は重要
序盤での重要性はそれほどでもないですが、後半以降は『マッチ』が非常に重要になってきます、『マッチ』を使用すれば弾の温存にもなるし、たくさん巻き込めば、まさに一石二鳥!
『現実』と『幻覚』の狭間
どこからどこまでが『現実』で何が『幻覚』なのか?主人公である「セバスチャン」はモチロン、「プレイヤー」である我々も騙され続けます。これが「幻覚バイオ」に似ている部分なのかな?
プレイしているうちに全ての事柄を疑うようになってくる、『疑い』から生まれる感情は『不安』や『恐怖』。ストレートな『怖さ』ではなく、ちょっと『不安』ってタイプの【ホラー作品】なのかなという印象です。
終始、程よい緊張感があるので、最後まで飽きる事なくプレイする事が出来きましたね。
『聴覚』に訴える恐怖
コレは実際プレイしてもらわないと伝わり難いと思うのですが、『効果音』を非常にうまく利用しています。「バイオ」をプレイした事がある人なら分かると思うのですが、扉を開く時の「ギ、ギィー、バタン。」という音、印象に残っていませんか?
「サイコブレイク」も同様に、『聴覚』に訴えてくる恐怖要素がたくさんありました。
是非、『ヘッドホン』でのプレイをオススメしますw
ゲーム内に出てくるポスター
ゲームの内容は実際に体験してもらいたいので、今回はゲーム内に出てくるポスターについて触れたいと思います。結構たくさんありました、まだあるのかも!?
刃物を引きずる人影
どこかでみた事ある….、映画「エミリー・ローズ」のポスターに似てるのかも??
黒髪の女性のポスター
ホラー映画だとこういう構図のポスターは多いけど、なんだろこれ。海外版の「呪怨」とリメイク版の「キャリー」を足した感じ。(テキトーすぎw)
『豚』のポスター
タイトルがストレートすぎるw
White Fog
タイトル的には「ミスト」とか「the Fog」を思い出すけど、これもどこかでみた事あるよ~な….。
ZOM BOMB
確かにゾンビ映画は『核』と『銃火器』で解決しがちではあるw
謎のポスター
もしかしたら撮り忘れがあるかもしれませんが、ポスターはたぶんコレぐらい、【ストリートアート】とかは他にもあったけど。
まとめ
「全然怖くない!」とか「ストーリーが不満。」と言う意見もチラホラと見受けますが、【ホラーゲーム】には怖く作りすぎるとプレイしてもらえなくなるという宿命があるので、怖さ的にはこれくらいがボーダーなのかもしれませんよ?昔の【ホラーゲーム】はもっと怖かったっていう意見は間違いなくアナタの慣れのせいです!(限界突破した恐怖作品に触れたいという気持ちは理解できますけどね。)
『ストーリー』への不満に関しては、好みもあるとは思いますが、個人的には満足ラインでした。
確かに、「続きが気になるぜ!」って『ストーリー』ではありませんが、良い塩梅だと思います。
程よく怖くて、程よく考えさせられる、まさに【ホラー】って作品に仕上がってます、興味があれば是非どうぞ! (クリアまで10~12時間程度)
amazon:サイコブレイク
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