2017/4/23・24(土日)に全国で開催された『プレリリース;アモンケット』に筆者も参加してきました。
いつもは近場のショップのプレリに参加しているのですが、残念な事にそのショップの店舗レベルが落ちちゃっててプレリ開催不可との事。
致し方なく、今回は少し遠出しての参加に…まぁ、その分いつもと違った状況でマジックが出来たので良かったですが、近場でカードできるって利点がなくなったのはかなりショックです。(これからはフライデーも遠出です…ガックリ)
まぁ、暗い話題はこれ位にしてプレリリースの戦利品・実際に使って面白かった・強かったカード・新システムについて本日は語っていきたいと思います~
督励(とくれい)の使用感について
「督励(とくれい)」は、基本的に攻撃する際に「次のアンタップ・ステップにアンタップしない」事を選ぶと誘発する新キーワード能力です。
使用するまでは、「アンタップしないのか…結構きつそう」「《永遠の見守り》と併用してやっとって所かな…」ってイメージでしたが、少なくともリミテにおいて「督励」という能力はかなり強いと感じました。ものによっては、1.5倍どころか2倍以上のパワーを発揮するカードもあり、「こりゃ侮れないわ…」ってのが率直な感想です。
実際に使用したカードの中だと、手札のクリーチャー・カードのマナコストを踏み倒して戦場に出せる《ロナスの勇者》と、2マナ4/4絆魂クリーチャーに化ける《栄光半ばの修練者》が特に強く、《ロナスの勇者》で、リミテおばけの《双陽の熾天使(※7マナ/4/4・飛行・破壊不能)》や《大いなるサンドワーム(※7マナ/7/7)》を叩き付けた時の愉悦度は結構やばかったですね。(脳汁)
流石に今のスタンで使うには、《永遠の見守り》との併用が前提だと思いますが、結構面白い能力なので構築でも普通に触ってみようと考えています。(見守り栄光をもたらすもので盤面を焦土と化してやるんや!)
不朽(ふきゅう)の使用感について
「不朽(ふきゅう)」は、不朽のマナコストを支払い墓地にあるそのカードを除外して、マナコストを持たない白でゾンビ化したコピー・トークンを生み出す能力。
一枚で二度美味しいクリーチャーといった印象で、不朽だと軽く出てくる設計のクリーチャーなども多くリミテだと粘り強さを発揮する良能力といったイメージです。
「督励」と違って「不朽」を持つカードとの巡り合いが弱かったので、こちらは使ったというよりは使われたという印象の方が強め。特に多相の戦士である《多面相の侍臣》と不朽すると4マナで6/6トランプルが出てくる《名誉あるハイドラ》はかなりきつかったですね…。(神をコピーされて困った困った…)
《賞罰の天使》とか《心臓貫きのマンティコア》とか普通に強そうだし、構築でも結構お目にかかるかもしれませんね。
サイクリングの使用感
新能力ではないので簡単に済ませます。
やっぱりサイクリングは超便利…毎回あって欲しい。(無理)
使って・使われて強かった気になったカード
碑のサイクルについて
各色にある碑のサイクルは緑と白が頭一つ抜けてはいるがどれもそこそこ強いって感じでした。自分で使ったのは《ロナスの碑》のみですが、緑クリーチャーのマナコストを①下げつつクリーチャーを唱えると+2/2修正・トランプル付与はかなり強いですね、瞬速持ちと組み合わせてバットリに使えるとかなりの面白さ。これは良い文明。
カルトーシュについて
まぁ、最初から強いのは分かっていましたが、実際に使用するとやっぱり強かった…。
単体でも強いのに「試練」系のカードと噛合いだしたらマジで手が付けられませんね…コモンなのでドラフトへの影響も大きいですし見かける事は結構多そうです。(特に白のカルトーシュがやばげ)
神はやっぱり強かった
自分で使用したのは《周到の神ケフネト》《熱烈の神ハゾレト》、相手に使われたのもこれまた《周到の神ケフネト》でした。
手札7枚以上はかなり重い印象ですが、実際に使用してみると6枚以上で顕現だとかなりのぶっ壊れだという事が体感できたのでこの顕現条件は調整の賜物って所なんでしょう。自身で使っても死なないアドマシーンとして強かったですが、相手に出されて4ターン目に顕現した時は流石に笑いを禁じ得ませんでした。(そして、そのまま4回殴られて負けるという…。)
ハゾレトは事前に宣言していた通り使いたいと思っていたカードなので素直にうれしかったです。まぁ、リミテだと流石に死なないバーンの置物(途端に動き出す)は強いですね…構築でも通用するかはビルダーの腕と環境しだいか…(活躍させてやりたいなぁ~)
プレインズウォーカー(ニッサ・ギデ・リリアナ)
自身で使用したニッサはランパン程度の活躍しかしなかったので印象はほぼないに等しいですが、他の人が使っていたニッサはかなり強そうでした。ただ、ギデオンやリリアナにはちょっと見劣りするかなぁ…って印象。(まぁ、リミテより構築で輝く性能だし仕方ないよね!)
ギデとリリアナはもう意味わからん位強かったです。何と一緒に行った友人二人がそれぞれギデとリリアナを引き当てちゃうっていう凄引。―――ニッサが当たっただけでも御の字なのに、周りの二人がそれ以上の引きをしてて素直に喜べないっていう…(アルアルだね)
さいごに:プレリリースの戦利品
プレリリース一回目
- 《周到の神ケフネト》
- 《自然に仕える者、ニッサ》
- 《栄光をもたらすもの》
- 《収穫期》
- 《神々のピラミッド》
- 《嘲笑/負傷》
- 《驚天/動地》
《周到の神ケフネト》と《自然に仕える者、ニッサ》が当たってとりあえずガッツポーズの一回目。《栄光をもたらすもの》も欲しかったカードなので全面的にガッツポーズなのですが、プレインズウォーカーの項でも書いたようにまわりの友人二人が《ギデオン※日付入りフォイル》と《リリアナ》を当てちゃったのでちょっと小さくガッツポーズ…。(いや、これでも十分凄引きなんだけどね…)
プレリリース二回目
- 《戦慄の放浪者》
- 《木端/微塵》
- 《ハゾレトの使命》
- 《栄光半ばの修練者》
- 《威厳あるカラカル》
- 《熱烈の神ハゾレト》
- 《ロナスの勇者》
《熱烈の神ハゾレト》が当たったので何も言うまい。この写真にはありませんが、優良アンコモンである《ホネツツキ》くんも出てくれたので良かったです。
ってな感じで『プレリリース;アモンケット』の感想は以上です。これから正式リリース・プロツアー・ゲームデーの流れが始まる訳ですが、新カードの参入で環境がどう変化するのかが唯々楽しみです。筆者愛用のコロッサスは生き残れるのか…(元々死んでるとか言わないで!)…見ものですな!
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