第二回は除去特集をするつもりでしたが、急遽予定を変更して【黒単を支える土地カード特集】をお届けします。
結局、MTGは土地ベースが一番重要。それは単色だからと言って変わらない不変要素なのだ!
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《悪魔王、ベルゼンロック》デッキ(黒単)を支える土地カード
前回は悪魔王様を支える眷族たち(黒生物)たちを紹介したので、今回はそれら全てを支える土地カードの紹介・解説をします。
新カード《陰謀団の要塞》、除去になる砂漠《イフニルの死海》等、黒デッキの基盤たちをとくとご覧あれ。
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陰謀団の要塞
単独で黒マナを供給できないのが最大の弱点。これにより、初動のダブシン・トリシンカードが腐ってしまう可能性は否めません。しかし、《ジョス・ヴェス》のキッカー、《戦慄の影》のパンプ等を強く使おうとすると欲しくなってくる魅惑のカード。
伝説じゃないので複数置き出来る点、最大出力が凄まじい点等、見所は多いです。
きちんと動けば10マナオーバーは案外余裕なので、ビックマナ系のカードと組み合わせると気持ち良く、6/6の《歩行バリスタ》や《霰炎の責め苦》(X=10)とかもざらです。
使用するなら、最低でもデッキ内に基本沼が20枚は必要なので、採用の際は他の土地カードとの兼ね合いに注意しましょう。
イフニルの死海
アンタップインする黒マナ要員なので使い易く、困った時には除去として機能する名カード。砂漠シナジーなどの副産物もついてくるので、そちらを上手く使えるデッキならばベストマッチな一枚。
このカードに限った話ではないですが、《陰謀団の要塞》と併用すると基本沼の総数が足らなくなるので、採用枚数は要検討。個人的な見解としては、《要塞》を使うならそれ以外の特殊土地は入って2枚が限界と言った所です。
霊気拠点
《光袖の収集者》を採用するなら是非とも入れたいエネルギー供給源。最悪遅延なく黒マナが出せるので初動のダブシン・トリシンの動きを阻害し難いのは大きな利点です。
しかし、全てはデッキに採用しているエネルギー関係のカード依存。《光袖の収集者》や《霊気収集艇》を採用しないのであれば採用する理由は全く持ってありません。
余談:私はFNM版の《霊気拠点》のイラストの方が好きです。
愚蒙の記念像
能力自体は結構強いものの、タップインランド&沼でない事を考慮すると《陰謀団の要塞》との兼ね合い上採用し辛い一枚です。一応試してはみましたが、最終的には抜けて行きました。
《陰謀団の要塞》を使わないプランなら普通に2枚位入れても良い性能だと思います。
屍肉あさりの地
別段シナジーが濃い訳ではありませんが、個人的に《王神の贈り物》を使用した【ギフト系】がかなりきつい相手だと想定しているので、苦手意識があるのであればとっておいて損はない一枚です。
《王神の贈り物》は、「黒なら《没収》を使えばなんとかなるんじゃないか?」と思われがちですが、設置した後の対処法がほぼないのはマジできついです。
《没収》は確かに効果的ですが、他に刺さるデッキが少ないのでサイドに2枚3枚と厚く積むのは抵抗があります。《沈黙の墓石》《没収の曲杖》等の墓地対策サイドは勿論ですが、メインに一枚位《屍肉あさりの地》を採用するのは悪くないかと…。
現在の黒単を支える土地はこんな所でしょうか
一部のカードは黒単独自という物ではありませんでしたが、現環境を視野に入れると必要になって来るカードたちだと思います。土地の選定こそがmtg…皆さんの黒単ライフに光明あれ!
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