ベルゼンロックのダイレクトマーケティング記事第三回は除去カードの特集。
《ヴラスカの侮辱》、《致命的な一押し》は勿論、それ以外の選択肢も幅広くカバーしていきます。単除去だけでなくゲームを終わらせる威力を持った大技も黒単ならば色々あるぞぉ!
《悪魔王、ベルゼンロック》デッキ(黒単)を支え除去・サポートスペル
前回は黒の眷族たちを支える土地カードについて紹介したので、今回は黒の眷族たちを守り・手助けるスペル(除去)の考察・紹介をします。
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除去スペル編
喪心
《黎明をもたらす者、ライラ》、《原初の飢え、ガルダ》、《キランの真意号》等、環境的に倒せないクリーチャーが意外と多いのは事実。しかし、伝説以外は倒せるので選ばない理由は薄い一枚。
デッキ次第ではサイドアウトするので除去枚数を整えられるサイドプランを用意しておくと◎
不帰/回帰
《悪魔王、ベルゼンロック》と分割カードの相性は抜群!
《不帰/回帰》は、スタック外では7マナのカードとして扱われるので、《ベルゼンロック》で追放した場合、もう一回遊べるドン状態になります。
《回帰》による墓地追放も頼もしく、現在の黒単にとってはかなりの良スペルです。
ヴラスカの侮辱
フェニックス、ハゾレト、スカラベ、プレインズウォーカーと倒したい奴がとにかく多い!
おまけである2点ライフゲインがアグロをいなし、反撃までの時間を稼いでくれます。現スタン環境を現す除去カードである事は間違いありません。
高くて困る場合は、《栄光の刻》で妥協しましょう。
ファイレクシア教典
除去までのタイムラグはありますが、マナコスト的にもモード的にも神話然とした一枚。巧く扱うのは至難の技ですが、構築次第ではオンリーワンな活躍をしてくれるはずです…。
墓地追放が機能して助かった…なんてシーンも意外とあったりなかったり。
メタ・ハンデス編
没収の曲杖
個人的に【ギフト】が苦手過ぎるんで、このカードは手放せません。
墓地をいじるデッキ相手に出してやればとりあえず仕事してくれる安定感…最高。
大災厄
ボードも手札も追放しなきゃいけないカードがとにかく多い。そんな現環境で一番丸い仕事をするハンデス札がこのカードだと私は確信しています。
メインからでも全然いけるカードなので、メイン1、サイド2とかも悪くありません。
アド源編
アルゲールの断血
アグロが怖いので基本的にサイドボードに控えがちのカードですが、反転するとライフゲイン出来るので、メイン1、サイド1って構成でも意外と乗りこなせる印象です。
自分よりも重いコントロールと当たった際の頼もしさは尋常じゃありません。
宝物の地図
マナブースト、ドローいずれのルートも黒単をしっかりとサポートしてくれる良能力です。このカードでフライング気味に《ジョス・ヴェス》のキッカー込みとか対処の使用が無かったりします。
ウルザの後継、カーン
関連記事: 【MTG:ウルザの後継、カーン高騰で8000円突破】あのカードは本当に強いのか?高い理由を考える
カーンについては関連記事で色々と書いているのでそちらでどうぞ。下でもバリバリ使われているし、現状の価格を維持してそのまま走り続けそうな予感…。
ゲームエンド級?大技・必殺の一撃枠
ヨーグモスの不義提案
伝説のクリーチャー・伝説のプレインズウォーカーの部分を如何に埋めるかが最大の課題。
クリーチャー側だと《ゴンティ》、《ベルゼンロック》、《ジョス・ヴェス》当たりが現実的なライン。プレイズウォーカーは《カーン》一択と言った所でしょうか?
これから先のスタン中にこの部分を埋めるカードが登場すれば一気に化ける可能性ありです。
思わず大ボリュームになってしまいました
実際に使っている相棒の話となると思わず力がこもってしまいますね…。
最近は【黒単】以外に【赤黒】も使っているのでそちらの話もしたいですが、とりあえず黒単のタスクを消化してからです。次回は実際にレシピを公開しながら、得意なデッキ・苦手なデッキについて解説していこうと思います。よろしければ、次回もお付き合いよろしくお願いします。
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