【MTGスタン《悪魔王、ベルゼンロック》デッキのすゝめ・除去&スペル編】黒単を支える除去・サポートカード特集

ベルゼンロックのダイレクトマーケティング記事第三回は除去カードの特集。

《ヴラスカの侮辱》、《致命的な一押し》は勿論、それ以外の選択肢も幅広くカバーしていきます。単除去だけでなくゲームを終わらせる威力を持った大技も黒単ならば色々あるぞぉ!

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《悪魔王、ベルゼンロック》デッキ(黒単)を支え除去・サポートスペル

マジック:ザ・ギャザリング 悪魔王ベルゼンロック(神話レア) ドミナリア(DOM)

 

前回は黒の眷族たちを支える土地カードについて紹介したので、今回は黒の眷族たちを守り・手助けるスペル(除去)の考察・紹介をします。

関連記事

除去スペル編

  • 致命的な一押し
    《ラノワールのエルフ》、《キランの真意号》と撃ち所は数多。スタン落ちするまでずっと一線級のインスタント除去。
  • 喪心
    伝説が多いセットだからこそ許された2マナ(シングルシンボル)インスタント除去。強いが相手のデッキ次第では困る事もしばしば(ライラやキランは落とせない)。
  • 不帰/回帰
    クリーチャーだけでなくPWも破壊できる安心感。墓地追放も環境柄ありがたいシーンが多いです。
  • ヴラスカの侮辱
    神、フェニックス、高速アグロが環境にいる限りこのカードは外せない。高いのには訳がある。
  • 栄光の刻
    ヴラスカの侮辱高すぎ!とお嘆きの方におすすめの妥協案。ハゾレト相手だとこっちの方が強い事も結構あります。
  • ヤヘンニの巧技
    マイナス3修正が活きる環境。追加詠唱が映える構造ならば頼もしい一枚。自分のクリーチャーも流れる様なら《黄金の死》の方が無難。
  • 黄金の死
    昇殿達成で一方的な全体除去に早変わり。黒単なら《ヤヘンニの巧技》よりも自分のクリーチャーが流れにくい《黄金の死》の方がオススメ。
  • バントゥ最後の算段
    テンポを失っても流すべき相手がそこにいるのであれば手段は選ぶな。緑単相手なら《英雄的介入》を握られていない限り勝ちの目がグッと濃くなる一打になります。
  • 歩行バリスタ
    先生、クリーチャーが混ざっています。いいや、それはバーンスペルじゃ(語弊)。《陰謀団の要塞》込みだと凄い火力を叩き出す、場合によっては一枚でゲームを終わらせるヤバイ奴。

喪心

《黎明をもたらす者、ライラ》、《原初の飢え、ガルダ》、《キランの真意号》等、環境的に倒せないクリーチャーが意外と多いのは事実。しかし、伝説以外は倒せるので選ばない理由は薄い一枚。

デッキ次第ではサイドアウトするので除去枚数を整えられるサイドプランを用意しておくと◎

不帰/回帰

《悪魔王、ベルゼンロック》と分割カードの相性は抜群!

《不帰/回帰》は、スタック外では7マナのカードとして扱われるので、《ベルゼンロック》で追放した場合、もう一回遊べるドン状態になります。

《回帰》による墓地追放も頼もしく、現在の黒単にとってはかなりの良スペルです。

ヴラスカの侮辱

フェニックス、ハゾレト、スカラベ、プレインズウォーカーと倒したい奴がとにかく多い!

おまけである2点ライフゲインがアグロをいなし、反撃までの時間を稼いでくれます。現スタン環境を現す除去カードである事は間違いありません。

高くて困る場合は、《栄光の刻》で妥協しましょう。

ファイレクシア教典

除去までのタイムラグはありますが、マナコスト的にもモード的にも神話然とした一枚。巧く扱うのは至難の技ですが、構築次第ではオンリーワンな活躍をしてくれるはずです…。

墓地追放が機能して助かった…なんてシーンも意外とあったりなかったり。

メタ・ハンデス編

  • 強迫
    黒の代名詞。これがあるから黒に活きる人もいる…はず。
  • 抜去
    抜けるのはクリーチャーかアーティファクト。環境やデッキを見極めてサイドインするカードです。
  • 大災厄
    マナは膨れますが、除去とハンデスを兼ねたバランスの良い一枚です。追放なので場合によっては神やフェニックスへの対処法にもなりますし、苦手な《王神の贈り物》を抜くにも適した一枚です。現環境のこのカードの信頼度はかなり高いです。
  • 没収
    《王神の贈り物》が苦手過ぎるならこのカードを積もう。機体や青ハルクも抜けるので結構刺さるデッキは多いです。しかし、枚数積むのは勇気が必要。
  • 失われた遺産 
  • 出されると無理ゲーになるクリーチャー、プレインズウォーカー、エンチャントカードを高らかに宣言。ダブシンだけど黒単なら問題なし!
  • 没収の曲杖
    永遠、スカラベ、ギフトに効果抜群。色を問わず投入できる迷サイド。《沈黙の墓石》とは要検討。個人的には小回りの利くコチラが好き。

没収の曲杖

個人的に【ギフト】が苦手過ぎるんで、このカードは手放せません。

墓地をいじるデッキ相手に出してやればとりあえず仕事してくれる安定感…最高。

大災厄

ボードも手札も追放しなきゃいけないカードがとにかく多い。そんな現環境で一番丸い仕事をするハンデス札がこのカードだと私は確信しています。

メインからでも全然いけるカードなので、メイン1、サイド2とかも悪くありません。

アド源編

  •  アルゲールの断血
    コントロール相手に異常な強さを発揮する反転カード。ドローしまくった後はライフゲイン用のサクリ台として活躍してもらいましょう。ぶっちゃけ、このサイクルは全部強いと思ってます。
  •  宝物の地図
  • 設置が早く、占術も地味に便利。反転するとマナを加速しながらドロー源も確保してくれる素晴らしいカード。デッキ次第ではカーンを超える逸材かもしれません。
  •  ウルザの後継、カーン
    色を問わず採用できるアド源。黒単ではファクト生成を中々巧く使えませんが、土地を伸ばしたいデッキなので+能力はかなりマッチしています。高くて買えない場合は、《宝物の地図》や《ゴンティ》で代用しましょう。

アルゲールの断血

アグロが怖いので基本的にサイドボードに控えがちのカードですが、反転するとライフゲイン出来るので、メイン1、サイド1って構成でも意外と乗りこなせる印象です。

自分よりも重いコントロールと当たった際の頼もしさは尋常じゃありません。

宝物の地図

マナブースト、ドローいずれのルートも黒単をしっかりとサポートしてくれる良能力です。このカードでフライング気味に《ジョス・ヴェス》のキッカー込みとか対処の使用が無かったりします。

ウルザの後継、カーン

関連記事: 【MTG:ウルザの後継、カーン高騰で8000円突破】あのカードは本当に強いのか?高い理由を考える

カーンについては関連記事で色々と書いているのでそちらでどうぞ。下でもバリバリ使われているし、現状の価格を維持してそのまま走り続けそうな予感…。

ゲームエンド級?大技・必殺の一撃枠

  • 霰炎の責め苦
    《陰謀団の要塞》を使うならこの手のビッグマナカードも使いたい所。X10以上でキャストしたら大体ゲームエンド…このカード意外と侮れません。
  • ヨーグモスの不義提案
  • 除去しながら蘇生するカードが弱い訳ない。これが5マナで使えるんだから間違いなく強い。後は伝説のソーサリーという部分を如何に埋めるかだ!
  • 最古再誕
    使われると意外と強かったシリーズ。除去・ハンデス・リア二と黒の全てが詰まってる…マナレシオ的にはかなり優秀です。

ヨーグモスの不義提案

伝説のクリーチャー・伝説のプレインズウォーカーの部分を如何に埋めるかが最大の課題。

クリーチャー側だと《ゴンティ》、《ベルゼンロック》、《ジョス・ヴェス》当たりが現実的なライン。プレイズウォーカーは《カーン》一択と言った所でしょうか?

これから先のスタン中にこの部分を埋めるカードが登場すれば一気に化ける可能性ありです。

思わず大ボリュームになってしまいました

実際に使っている相棒の話となると思わず力がこもってしまいますね…。

最近は【黒単】以外に【赤黒】も使っているのでそちらの話もしたいですが、とりあえず黒単のタスクを消化してからです。次回は実際にレシピを公開しながら、得意なデッキ・苦手なデッキについて解説していこうと思います。よろしければ、次回もお付き合いよろしくお願いします。

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