赤黒系のパーツを購入したにも関わらず、中々活かす機会に恵まれない…(ガックリ)。
しかし、《災いの歌姫、ジュディス》や《恐怖の劇場》はか・な・り好みな事もあり、この度、局地的に少し話題になっていた【赤黒アリストクラッツ】をショーダウン用に作成・使用してみました。
本記事では現スタンのアリストクラッツ構造の軸となる《忘れられた神々の僧侶》の使用感について書いてみました。
《忘れられた神々の僧侶》はコストに見合った強さ
Priest of Forgotten Gods / 忘れられた神々の僧侶 (1)(黒) クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric) (T),他のクリーチャー2体を生け贄に捧げる:望む数のプレイヤーを対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、2点のライフを失いクリーチャー1体を生け贄に捧げる。あなたは(黒)(黒)を加えカードを1枚引く。1/2 |
「ラヴニカの献身」収録
簡単に言うと、布告+2点ライフロス+2マナ生成+1ドロー!
能力だけ聞くとベラボーに強いカードですが、その為の対価として2体の生け贄を要求されます。
タップを要する起動能力という事で機能するまでが一苦労って感じですが、実際機能するとかなり強いのは事実です。
…スゥルタイみたいにソーサリーで生物を展開してくるデッキにはかなりイイ動きしてくれるんですよねぇ…。
《どぶ骨》との相性がベストマッチ!
生贄が必要⇒相手のライフを減少させる(絢爛)⇒黒2マナ発生⇒どぶ骨!
もうこれは実質墓地から《どぶ骨》を回収する為のマナと言っても過言ではありません(笑)。
アグロだと回収からキャストまでのマナコストが確保できないというシーンも多い中、この組み合わせならゆとりを持った運用が比較的可能になります。
《僧侶》の能力は構えても強いんですが、《どぶ骨》を回収する事を考慮すると自ターンにガンガン使っていくことも大事になります。
カラー的に《炎鎖のアングラス》とも好相性で、このカードで奪取したクリーチャーを生け贄に使えると滅茶苦茶気持ちよくなれますぞ!
ソーサリータイミングで動くミッドレンジタイプのデッキに強い?
スゥルタイに限った話ではありませんが、ソーサリータイミングでクリーチャーを展開してくるミッドレンジタイプのデッキとの相性は上々な印象を受けました。
手札を増やしても使う隙を与えない圧力とクリーチャーの処理能力の高さが噛み合ってる感じでしょうか?
まぁそれでもちゃんと機能しないと残念な事になっちゃうんですけどねぇ…(構成するカードのパワーが基本的に低いので…)。
《僧侶》の弱点:噛み合わないとどうしようもない!
この手のサクリ台は小回りが重要視される為、そういう観点から見ると一歩二歩足りないことも多いです。
噛み合わない時はクマにも劣るカードを2ターン目に出すってのは、現代スタンダードだとかなりリスキーですからねぇ…(白目)。
せめて自分をサクれればもう少し使い易いカードに仕上がっていたはずですが、そうなると今度は能力の方が調整されてパンチが弱くなるんでしょうねぇ…(難しいね)。
使ってて楽しいデッキではありますよ
昨日のショーダウンでは2-1だったので、まぁそこそこ遊べるアーキタイプなんだとは思います。
これから研究が進んで洗練されていくと面白いことになるかも知れませんね…(願望)。
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