『基本セット2020』から個人的に気になったものをご紹介!
本日ご紹介するのは、各所コミュニティーで議論を呼んでいる3マナデーモン《苦悶の権化》。
活躍の場、カードが持つポテンシャルetc、何から何まで定まらない波乱の一枚です。
© 1993-2019 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.
引用元:【MTG米公式サイト】
苦悶の権化(くもんのごんげ)
《苦悶の権化(くもんのごんげ)》(1)(黒)(黒) クリーチャー – デーモン [R]飛行、接死 苦悶の権化は、あなたの墓地にあり土地でないカードの中の異なるマナ・コスト1種類につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。(たとえば、(2)(黒)と(1)(黒)(黒)は異なるマナ・コストである)0/0 |
令和のタルモゴイフになれるのか?
令和の「タルモゴイフ」とか言われてますが、そもそも「タルモゴイフ」と比較して良いのでしょうか?
黒ダブシンの色拘束・墓地のマナコスト種類を参照する不安定さ(サイズ保証は薄い)・タルモの様な最低サイズ保証も無い。
まぁその分、飛行・接死を授かっているとも言えますけど、「タルモゴイフ」と同系統の役割を担うカードではない気がします。
ここについても様々な意見があるようで、カードの評価・議論が荒れてしまう要因の一つになっているようです(焦)。
接死の有無が評価を分かつ!?
飛行は勿論、接死の有無がこのカードの評価を分かつポイントである事は間違いありません。
仮にサイズが確保できなかったとしても、陸・空のクリーチャーのコンバットを「接死」の二文字がガッチリキャッチしてくれる。
こう考えると序盤(ブロッカー)・中盤以降(アタッカー)と状況に応じて使い分けられる器用さを持っているともとれますよね?
常時参照のルアゴイフ方式ならもっとシンプルに評価出来たんですけどねぇ…(ムズイ)。
アグロ?コントロール?このカードの居場所は何処?
アグロなら《騒乱の落とし子》、コントロールなら《破滅を囁くもの》がライバルとして浮上してくる感じでしょうか?
最速3ターン目に出して《騒乱の落とし子》クラスの打点を確保するのは困難でしょうし、そうなってくるとコントロール向けのカードと考えるのが自然な気がします。
マナベース的にもアグロよりもコントロールで使った方が安定しそうですし、ハンデスや除去でサイズを整えて行く感じになるんじゃないでしょうか?
3ターン目に出す選択も出来る《破滅を囁くもの》って言っちゃうと凄く強く感じるけど…(うーん)。
タルモで無い事は確かだと思う
弱いか強いかは別として、とりあえず「タルモ」では無いってのが率直な感想です。
あいつは最低サイズも保証されてるし、お膳立てしなくてもいつの間にか大きくなってるわんぱく坊主ですからねぇ…。
蓋を開けたらスゲェ強いって可能性もあるし…そうじゃない可能性も十分にある…。
…皆さんはどうお考えになりますか?
コメント