【映画】算法少女感想|安永4年(1775年)出版の和算書から始まった児童文学をアニメ化した傑作

映画部活動記録第121は『算法少女』

本記事は、個人的に開催している映画視聴会の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!

以前はアマプラによるウォッチパーティーを使用して同時視聴していたのですが、現在は「せーの!」であわせて動画を視聴しています(笑)。
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映画『算法少女』感想

浅草寺に友達と参詣に出かけたあきは、算額を掲げる一団に出遭う。掲額しようとしていたのは、旗本の子弟水野三之助であった。三之助は日頃から、関流宗統の藤田貞資の直弟子であることを鼻にかけていた。あきはついその算額の誤りを指摘してしまい、三之助の怒りを買う。一度は折れて事を収めようとするあきだったが、三之助の執拗な追及に、父千葉桃三譲りの算法の腕で逆に三之助を論破してしまう。

そのことが評判となり、算法家としても知られる久留米藩主有馬頼徸から、あきを姫君の算法の指南役にしたいという話が、父の友人の谷素外を通して舞い込んできた。屋敷勤めに興味はないものの、逼迫する家計を助けるため、貧しい子供たちに算法を教える塾を開く資金を得るため、あきはしぶしぶ承諾する。異例の出世と周囲は舞い上がるが、有馬家には三之助の師匠の藤田貞資も家臣として仕えていた。藤田は関流の面子を守るため、流派から算法に長けたもう一人の少女、中根宇多を呼んで、あきに勝負を挑んできた。

映画『算法少女』 感想

アニメーション映画『算法少女』予告編
きゃすと
きゃすと

映画『算法少女』 感想

たまには隠れたお宝を発掘したいなーって事で直感で選んだ作品!

―――うーん、大正解ッ!

「みんなのうた」で出てきそうなビジュアルだからって侮るなかれ!

ここには歴史・友情・初恋・算法の奥深さの全てが詰まってる!

エンタメのお手本みたいな作品ですね。温故知新温故知新。

ルーシー
クロロフィル

映画『算法少女』 感想

ヒロインの真っ直ぐな生き方には、好き嫌いではなく道理で物事を判断することの大切さを教えてくれます。
最後の直訴が実ったのも、アキが力強く押したからでしょう。復刊が望まれたのも分かる作品です。

ynegiy
ynegiy

映画『算法少女』感想

最初の10分で正直ちょっと舐めてましたが色々欲張りながらもうまくまとまった良い映画だと思います。

作画と緩めの展開から児童文学味が強いのかなと思いつつもイケメンサムライの多聞さんが作品におけるジョーカー!
イケメン先輩枠から身分差の恋、藩の腐敗の一端を担うサスペンスまで全部をやってました。

和算に対しては結構あっさりなので、そこを期待すると残念かもしれませんが少しほろりとしたいときにはおすすめだと思います。

そなためあ
そなためあ

映画『算法少女』 感想

2016年の作品ではありますが、当時としても独特なタッチで人物が描かれています。人々の目が水色の三角や丸な世界にもかかわらず、キャラクターのかわいらしさや、凛々しさが表現されていてすごかったです。
うまく説明できませんが、あえて、なのだと思います。このタッチがすごくいい作品でした。ストーリーも子供にもわかりやすい上に大人でも楽しめるものですし、演出面も当時的には結構斬新なものだったように思えます。良作!!!

ルーシー
ルーシー

映画『算法少女』 感想

面白かった!絵柄や表現はかなり独特ですが、90分の間に色々と詰め込まれている作品でした。
恋愛やバトル要素もあったりと非常に多彩です。
登場人物も主人公周り以外は存在している人物だと知って驚きもありましたが、色々と勉強にもなる作品だと思いますね。

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