【映画部】「ノクターン」感想｜ウォッチパーティ映画部活動記録〈注ネタバレ〉

「ブラックスワン」的な映画だと予想してたら正にそんな感じの映画でした。…が、妙にオカルトをチラつかせる描写が多く、天才の苦悩や天才に対する劣等感みたいなものが二の次になっていたように感じます。これなら「ブラックスワン」や「セッション」を見た方が個人的には楽しめますね。ただ、 シドニー・スウィーニーは可愛いです。

終始不愉快な進行をしていました。不安を煽るような効果音が多いので非常に不快です。女の悪い所も前面に出ていて生々しかったです。
どんな感情であれ多少感情が動いたので良い映画には分類されるのかなと思います。

私は自主練で見たことがあったので２回目ですけど、やっぱり音の使い方はうまかったと思います。ﾍｰｲ♪
ただ、物語方面では２回見ても新しく得るものはないというか、最初から伏線バリバリのそれを回収するベタベタ展開で裏切られることがなかったので、良作ではあれどそれ以上にはならないのかなという印象です。ちょいちょい入る生々しい表現はいろいろ考え方はあると思いますが僕はあんまり好きじゃないです。

ホラーの演出はわくわくさせてくれてました。
途中のドロドロはなるほどな～～ってなるのでそこは比較的見どころ。
下調べしないでなんとなく見るならいいと思います

ピアノ音楽、効果音が印象的でしたね。耳が幸せなのは大事。

ストーリー的には……悪魔のノートというガジェットがキーとなって諸々がどろどろに進んでいくんですが、想像の範疇をあまり出ない感。結局ラスト以外はノートに全部書いてあるしね…。
陰湿な女の陰湿な振る舞いがまぁまぁ出てくるのでまぁまぁ不快な気分にはさせてくれます（全くもってツマラン！って意味ではない）。