映画部活動記録第89回は『サウンド・オブ・メタル』
本記事は、個人的に開催している映画視聴会(Amazonウォッチパーティ使用)の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!
映画『サウンド・オブ・メタル聞こえるということ』感想|Amazonプライムウォッチパーティ
映画「サウンド・オブ・メタル」感想
「サウンド・オブ・メタル」感想
軽い気持ちで観ると結構ダメージあるかも?
後天的な難聴だからこそ起こり得る悲劇というか、結末への必然性がある力強い映画です。主人公ルーヴェンの難聴を疑似体験させる演出、必聴です。家で観る場合はヘッドホン必須!でも、これは映画館で観た方が絶対に良かっただろうなぁ……。スカっとする映画では無いですが、これは一度体験しておく価値があります。
「サウンド・オブ・メタル 」感想
○サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~
────静寂の世界は私を平穏な気持ちにさせてくれる────
聴覚障害者が明るい未来を進む映画と思っていたら真逆でした
参加してくれた5名の皆さん、ありがとうございました。
聴力が戻らない以上、聾者の生活を学ぶことが最善・・・と、具体的に説明されてもドラマーには通じませんね。場面ごとの音の使い方が絶妙で恐怖すら感じました。もう爆音で音楽聞きません。神様、今までの不摂生をお許しください・・・。
「サウンド・オブ・メタル 」感想
「Coda あいのうた」と同じ聾者を描きながら、真逆の方向性の作品でした。音の聞こえ方が作りこまれていて、聞こえなくなる絶望と、聞こえるようになってしまう絶望が直接的に伝わってきました。イヤホン、ヘッドホン推奨です。耳が聞こえないことを「障害」だと思わない人たちが集まっているんだ、という療養施設のおじいさんの言葉がとても印象に残りました。心地よい作品ではありませんでしたが、見てよかったです。
「サウンド・オブ・メタル」感想
ドラマーが音を無くしてどう受け止めていくのか、その経過を音響をうまく使ってかなり直接的に伝えてくれます。ある日突然、原因に心当たりはあるにせよ直接的なものがわからない中の主人公の不安と、取り巻く環境に対する不満。それを乗り越えてようやく安らぐと思えば手放して、それすらも…と全体的に嫌な手汗が出る内容です。
それだけに自分が同じ立場だったら、その立場の人はどうなのかと考えざる得ない映画でした。気分を落としたいときはおすすめ!
「サウンド・オブ・メタル」感想
悲しい映画です。演出が秀逸過ぎて、突きつけられるような不快さや無常さを感じる事ができます。失った物が元に戻らない事、失った物を取り戻そうとする事は果たして最善なのか、現代の技術をフル活用しても完全に治らない人体の神秘を感じました。メンタル弱っている時には見ないことをお勧めします。
皆さまのご参加をお待ちしております!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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