「Revo」の本気がここにある。
「ブレイブリーデフォルト 」とは?
キャラクターデザインに、オウガバトルシリーズの”吉田明彦”、シナリオに「シュタインズ;ゲート」などで有名な”林直孝”、サウンドコンポーザーに「サウンドホライズン」の”Revo”を迎えて制作された、【スクウェアエニックス】の新しい看板タイトルを目指して制作されたRPG作品。
どこか「FFⅤ」を思い出させるようなバトルシステム、魅力的なキャラクター、入り組んだシナリオ、高揚感バリバリのサウンドが高水準で纏まっていて完成度は非常に高い。(シナリオはクリスタルを主軸にしたどこか昔のFFをイメージさせるような設定になっている。)
個人的に【3DS】で遊んだ『RPG』作品の中でなら3本の指に入るタイトルだと思っている。
現在プレイするならば、遊びやすさが格段に向上した完全版である「ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル」がオススメ。
「サウンドホライズン・Revo」とは?
1990年代の後半に同人活動をスタート!2004年に「Elysion 〜楽園への前奏曲〜」でメジャーデビューを果たす。
自らを「幻想楽団」と称し、物語性のある歌詞と組曲的な音楽形式による「物語音楽」を主な作風とする。作品は“Story CD”と銘打たれたコンセプト・アルバム群を主軸に展開している。物語の細部や結末はあえて曖昧にされていることが多く、これについてRevoは自身のサイト上、及びコンサートのMC・インタビューなどで「人それぞれの解釈を楽しんでもらいたい」と語っており、PVやアルバムのコンサートツアーにおいては演出担当にRevoとは別の人間を招いている。これもまた公式設定ではなく解釈の一つとして見て欲しいとしており、自らの意見を押し付けないようにとこの形態をとっている。wikipedia引用
昨年には、主題歌で参加していた「進撃の巨人」の大ヒットもあり、【NHK紅白歌合戦】への出場も果たし活躍の場を広げている。「Sound Horizon(サウンドホライズン)」以外の楽曲や他作品とのコラボレーションの場合は「Linked Horizon(リンクドホライズン)」名義で活動している。
最新CD「ヴァニシング・スターライト」も好評発売中!
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楽曲だけではなく箱にもこだわり抜いた一品
- ブックレット
- ディスク2枚組み
- 折りたたみ式の内箱(曲目入り)
この内箱が中々凝っていて、開くとちょっとした驚きがある。
サントラのケースでココまで凝っているものは珍しいですね~、ダウンロードでは味わえないです!
サウンドコンポーザーの”Revo”氏もブックレットにて語られていますが、「後でゲームについて思い返した時に音楽がしっかりと共にあるのが理想。」コレってゲーム音楽にとって当たり前な事ですが凄く大切で、なおかつものすごく難しい事だと思うのです。
ゲーム好きじゃないと作れない、決してゲストって感じの仕事ではないです。
収録曲
Disc1
- 希望へ向かう序曲
- 永遠の刹那
- その祈りの向かうに
- 四つの物語
- 祈り
- はじまりの国
- 眠りに落ちて…
- 光と影の地平
- 戦いの鐘
- 勝利の歓び
- 森の静寂
- 虚ろな月の下で
- 来訪者
- 敵影襲来
- 彼の者の名は
- 見果てぬ夢…
- 敵地潜入
- 花が散る世界
- 海原を駆ける船
- 砂と大時計の国
- 木漏れ日
- 暗闇の洞穴
- 戦いの果てに
- 君は僕の希望
- 風の行方
- 雛鳥
- 愛の放浪者
Disc2
- 追憶は郷愁の調べ
- 水晶の闇
- 水晶の煌き
- 風が吹いた日
- 艶花の国
- 他愛もない出来事
- 緊迫の時
- 沈みそうな国
- 大空を駆ける艇
- 公国の御旗の下に
- 不死の国
- 巫女の祈り
- 邪悪なるもの
- 闇のオーロラ
- 邪悪なる戦い
- 邪悪なる飛翔
- 地平を喰らう蛇
- 希望へ向かう譚詩曲
全ての曲が素敵なので選ぶのが困難なのですが、「愛の放浪者」と「風が吹いた日」の二曲は特に好きな楽曲です。
一部の楽曲は公式HPにて試聴が出来ますので、そちらで聴いてみてください。
公式HP:http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/bdff/ost/#!/tracklist
続編は「ブレイブリーセカンド」
発売日などは未定ですが、すでに続編も開発されていています。
サウンドコンポーザーは”REVO”氏から『supercell』の”ryo”氏にバトンタッチ!また違った角度から「ブレイブリー」の世界を表現してくれそうでコチラにも注目ですね。
公式HP:http://www.jp.square-enix.com/second/
最後に…
最後に、ストーリーに関して少し触れたいと思います。実はこの作品、最後に衝撃的なラストを飾るのですが、それが色々と評価を分ける結果となってしまいました。それぞれ意見はあると思うのですが、個人的にはあのラストだったからこそ「ブレイブリーデフォルト」は我々にとって特別な作品になったと言えるんじゃないでしょうか?
「ゲームの終わり、それは物語の終わり。」
あれも一つの答えだと思います…。
かつて『FF』が好きだった人達に是非遊んでもらいたい一本です。
Amazon:ブレイブリーデフォルト
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