『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』評価・レビュー|モンハンと真っ向勝負の超意欲作!

無双シリーズ等で有名なコーエーテクモ(オメガフォース)とEA(エレクトロニック・アーツ)がタッグを組んだ新感覚狩りゲー『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』をクリアしました。

無名のハンター(本作では獣狩)になったプレイヤーが、思い思いの装備を手に、強大なモンスターと戦う所謂モンハンスタイルの狩りゲー作品なんですが、本作は、そこに『フォートナイト』の様な建築要素を盛り込んでいて、かなり個性的で自由度の高い狩りゲーに仕上がっていました。

新規IPという事もあり、粗削りな部分がない訳では無いですが、「モンハンのパクリ!」と切り捨てて、食わず嫌いするには勿体なさ過ぎる意欲作です。個人的にも、「久々に『モンハン』と勝負できる狩りゲーだなぁ……」という印象を受けたので、声高にオススメしていきたい1本です。

© 2023 Electronic Arts Inc.
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『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』評価・レビュー

発売日
2023年2月17日
ジャンル
アクションロールプレイング(狩りゲー)
対応機種
EAapp、XBox、PS5、steam、Epic
公式サイト
https://www.ea.com/ja-jp/games/wild-hearts/wild-hearts
ストーリークリアまでプレイ時間:30時間前後(寄り道無し)
サブクエ等のやり込みを含めると:60時間以上遊べるボリューム
追加DLCも計画されているので今後も長く遊べます

ワイルドハーツの良かったポイント

「ワイルドハーツ」は、良かった点と悪かった点が割とはっきりしたタイトルだったので、把握し易さ重視で羅列していきます。

狩りゲーにビルド要素を足した挑戦的なハンティングアクション

冒頭にも書きましたが、本作には『からくり』というシステムが存在し、狩り場・町等、場所を問わず各所に様々なオブジェクトを配置できる様になっています。それは、戦闘用の小さなものから始まり、移動用のアンカー、拠点となるキャンプ、装備作成用の作業台等々多岐に渡ります。

従来の狩りゲーだと、用意された狩場(フィールド)を探索・収集しながらモンスターを狩るというルーチンを繰り返すのが基本ですが、『ワイルドハーツ』の場合は、狩場に干渉し、自分たちの思い描く狩場を構築できるという側面を持っているのが特徴です。


▲高速移動用のからくりバイクもあるぜ!

例えば、高低差があり移動が困難な場所に昇降用の装置を設置したり、断崖絶壁に移動用のワイヤーを張ったり、索敵用の櫓やファストトラベル用のキャンプを設置したり等々、各々が遊び易い様に狩場を自由に構築できる、かなり自由度の高い狩りゲーになっています。

まぁその分、初期状態だと移動が大変だったりするんですが、そこは徐々に理解しながら組み立てていくという楽しさがあるので、そこまで悪い事では無いです。

魅力的なモンスターの数々。ラセツの攻撃モーションは必見!

モンスターのデザインや攻撃モーションも秀逸で、特にラセツの攻撃モーションは最高!

―――初めて見た時、震えるほど格好良かったので、これは色んな人に是非見てもらいたいですね。

まぁ、同骨格や亜種モンスター等、使い回し自体は多いんですが、それでもちゃんと差別化できていて、単なるかさ増し用のモンスターに留まっていないのは素晴らしいです。

『からくり』を軸とした難易度調節。モンハンよりも難しい?

WILD HEARTS | Gameplay: Golden Tempest

『からくり』の重要性は、当然戦闘にも深く関わっていて、「モンハン」で言う所の『落とし穴』の様な罠関連は勿論、『癒しの円筒』等の便利アイテム等も全て『からくり』に集約されています。


▲からくりで罠を作ったり


▲松明を設置して武器に炎を付与したり


▲しなる大槌で頭を狙え!

フィールド上に点在する樹木・岩等から得られる『糸』をコストに、『基礎からくり』と呼ばれる『からくり』を設置、時には大技である『連結からくり』を作成して戦闘を有利に進めていきます。

当然、敵のバランスも『からくり』システム込みで調整されている為、このシステムに慣れるまでは、結構な苦戦を強いられます。まぁ、そういう理由もあってか、「モンハン」よりも難しい印象を受ける人も多いみたいなんですが、要は慣れなんで、喉元過ぎれはどうってことは無いはずです。

あと、味方プレイヤーの蘇生ができたり、回復薬がかなり調達し易かったりするので、そこでもバランスはとられていると思います。

個性的な武器の数々。アクションの面白さはガチ!


▲ゲージを貯めてガリアンソードに変形!ギミック満載のカラクリ刀

『からくり』システムの面白さも去る事ながら、本作は武器ごとのアクションの面白さもガチ!

「モンハン」等の他狩りゲーと差別化を図るべく、武器アクションにも様々な工夫が見られました!

―――特に、飛燕刀のアクションは他の狩りゲーでは類を見ないものになっているので、是非一度体験していただきたいです。

マジでリヴァイ兵長さながらの空中戦が楽しめるぜぇ!

自分だけの武器を作れる武器改造システム!

武器改造システムも地味に秀逸で、個人的にはかなり可能性を感じるものでした。

ちょっと説明が難しいんですが、要点だけ言うなら、自分だけの武器を作れる改造システムって感じで、同じ見た目の武器でもスキル構成が全く違う武器を割と自由に作れてしまうんですよね。

その分、結構手間はかかるんですが、拘りたいプレイヤーからしたらこれ程嬉しい事は無いです。

魅力的なキャラクター!髪を下したなつめ可愛すぎ!

「流石はコーエーテクモ!」というべきか、NPCキャラクターは本当に魅力的でした!

特に、鍛冶屋のなつめちゃんが滅茶苦茶可愛くて、それでいて頼りにもなるという隙の無さ!

▲うーん、お祭りで髪を下すの反則過ぎるだろ……

勿論、男性キャラクターも魅力的なので、プレイしていたらきっと推しが見つかるはずです!


▲ラセツとの因縁を持つ渋おじ氏繁さん


▲この見た目で温泉の番台!玉かずらさん!

▲ワイルドハーツ界のワッカこと、漁師の信光さん

―――この通り、魅力的なキャラクター揃いなのだ!

テンポ良く遊べるオンラインプレイシステム!

EAapp、XBox、PS5、steam、Epicと、デバイスを問わないクロスオンラインに対応していて、ストーリー進行も切れ目なく、テンポよくオンライン協力プレイが出来るのが本当に素晴らしい!

オンラインプレイする際に、「とりあえずストーリークリアしてくるわ……」って段階を踏まなくていいのは本当に楽だし、クロスにすることでアクティブなプレイヤーも増えて一石二鳥です。

ただ、やっぱり4人同時プレイの方が嬉しい人は多そうな気がするので、そこは続編に期待って事で!※ワイルドハーツのオンラインは最大3人同時プレイ。

ワイルドハーツの悪かったポイント

ここまでの評価を見てもらうと分かる通り、かなりの良作です。……が、不満点が全く無かった訳ではありません。良い作品だからこそ気になった点も結構あります。

魅力的なキャラクターを活かさない謎シナリオ。盛り上がりに欠けるストーリーと後半の失速感

序盤・中盤と良い感じに盛り上がって来たなぁーと思ったら、何かいつの間にか終わっちゃった感。

まぁ、序盤からかなりテンポ早に物語が進行していく作品ではあるんですが、中盤までは順当に盛り上がって行ってたのに、何故かいきなりガクッと失速してしまうのが本当に残念でした。

あと、ネタバレを避けるために名前は伏せますが、特定のキャラクターの扱いが滅茶苦茶酷い!

グラフィック含め、折角魅力的なキャラクターを作っているのに、それを自ら潰しに行くような謎シナリオには首を傾げるほか無かったです。作り手側からすれば、リアリティを追求した結果なのかもしれませんが、それにしたってもっと見せ方はあったはず!

プレイしたら、筆者が誰の事を言ってるか絶対に気付くと思うので、それを確かめる意味でもプレイしてみて欲しいです()

ラスボスが絶望的に面白くない!

終盤の失速感に更に拍車をかけているのが、全く面白みのないラスボスの存在。

これ、単に面白くないだけなら別に大した問題では無いんですが、面白くない上に武器格差が酷すぎて、バランスもクソも無い状態になっています。

どう考えても「弓」や「大筒」を使う事が前提になってて、近接武器の価値がかなり下がっています。筆者は「飛燕刀」だったのでまだ良いですが、「変形棍」使いとかはもう涙目です。

ビジュアルとか演出とかはカッコイイだけに、これは本当に残念でした。

―――ま、他にも細々と気になった点はあるんですが、特筆するレベルの不満点はこの二点位ですかね。何度も言いますが、基本的には良作なので、心配せずに飛び込んでくれてOKです。

このゲームにピンと来る人には特にオススメ!

■モンスターハンターシリーズ
■討鬼伝
■マインクラフト、フォートナイト等のビルド要素があるゲーム
きゃすと
きゃすと

まぁ、モンハン等の狩りゲーが好きなら問題なく楽しめるはずです。流石にマイクラ程の自由度は無いので、ビルド要素はあくまで狩りゲーの補助程度でとらえてもらった方が良いです。※ビルドメインでは無い!

追加モンスター20体以上!?今から始めても余裕で間に合います!

きゃすと
きゃすと

追加モンスターも続々追加予定!

追加モンスターは20体以上計画されているって話なので、今後も長く遊べること間違いなし!今から始めても全然間に合いますよ!

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