【IGA新作・Bloodstained: Curse of the Moon評価・レビュー】悪魔城ドラキュラを彷彿とさせるファミコンライクな2Dアクション

公開日: : 最終更新日:2018/06/05 ゲームレビュー

悪魔城ドラキュラシリーズ等で有名な五十嵐孝司氏が手掛ける『Blood Stained:Ritual of the Night』の外伝的作品『Bloodstained: Curse of the Moon』をクリアしました。

本作は、『Blood Stained:Ritual of the Night』のキックスターター企画の公約の一つとされていた8bitゲームとして製作されたものです。おまけ的な位置付けの作品ではありますが、製作・販売は『ガンヴォルト』シリーズ等で有名な「インティクリエイツ」と、期待値の高い作品となっています。

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Bloodstained: Curse of the Moon(ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン)

発売日・価格
2018年5月24日DL専売
価格:980(税込)
※XBOXONEのみ6月6日
ジャンル
アクション
対応機種
ニンテンドー3DS・SWITCH/PS4/PSVita/XboxONE/STEAM
公式サイト
Bloodstained: Curse of the Moon

ファミコン時代のドラキュラを彷彿とさせるグラフィック

8Betテイストという事で、画面ビジュアルはファミコン時代の「悪魔城ドラキュラ」シリーズにかなり酷似したものとなっています。

やっぱりファミコンと比べるとグラフィックは綺麗ですが、かなりそれっぽい感じに作られていて驚きました。これはかなり意識・研究して作られていますね…(流石インティ)。

操作性やシステムを総合すると、シリーズ3作目『悪魔城伝説』が一番近い印象です。

個性の異なる4キャラクターを使い分けての攻略

『悪魔城伝説』の名をあげた最大の理由がこのパートナーシステム。

『悪魔城伝説』では、ラルフ、グラント、サイファ、アルカードの計4名がプレイアブルなキャラクターとして登場しましたが、本作も同様に、以下の4キャラクターが操作可能となっています。

斬月
  • 本作の主人公
  • 悪魔と錬金術師を恨む退魔師
ミリアム
  • Ritual of the Nightの主人公
  • 錬金術師にシャードを埋め込まれた少女
  • 可愛い
アルフレッド
  • ロガエスの書とやらを探す錬金術師
  • 情報少なめ
ジーベル
  • Ritual of the Nightに登場するキャラ
  • ミリアム同様シャードを埋め込まれている
  • イケメン枠

 

本作は性能が異なるこれら4キャラクターを駆使し、複数に分岐するルートを辿ってエリアクリアを目指す横スクロール型の2Dアクションゲームです。

※以下、キャラごとの性能差所感をまとめてみました。参考までにどうぞ

斬月

全キャラ中最大の攻撃力と体力を持った使いやすい主人公らしい性能のキャラクターです。

ゲーム中にとある条件を満たす事で、「月華」「緋月」「葬月」という3つのスキルを体得します。

豊富なサブウェポンで戦うので、ドラキュラ感満点のキャラクターに仕上がっています。でもメインウェポンは「刀」です。

  • 攻撃力・HPが高い
  • ジャンプ力は平均的
  • サブウェポンが豊富
  • 条件を満たせばスキルを覚える

ミリアム

鞭がメインウェポンなのもあり、ドラキュラ感の一番強いキャラクターに仕上がっています。

攻撃スピードは若干遅めですが、その分リーチは長く、それ以外の基本性能も総じて優秀。スライディング・ハイジャンプのおかげでエリア踏破性能も高めです。

斬月に比べて遠距離で使いやすいサブウェポンが多い印象ですね。

  • 攻撃力・HPは平均的
  • ジャンプ力が他のキャラクターよりも高い
  • スライディングのおかげで閉所を通り抜けられる
  • 攻撃スピードは遅めだがリーチが長い
  • サブウェポンが豊富

アルフレッド

HPも少なく、通常攻撃のリーチも最低。お世辞にも使い易いキャラクターではありません。

しかし、そんな扱い難さを補って余りある程のサブウェポンの強さが本キャラクターの醍醐味。

周囲を遅滞なく攻撃し続ける「バーニングスフィア」、対象を氷漬けにしてしまう(ボスにも有効)な「フロストカリバー」、敵をホーミングする無慈悲の雷光「ボルティックレイ」

特にこの3つはかなり強力なサブウェポンなので要注目です。

  • HPが全キャラの中で一番低い
  • 極めて短いリーチ
  • 性能の低さを補う程に強力なサブウェポンの存在
  • 一部サブウェポンはキャラチェンジ後も残る

ジーベル

癖は強いが状況次第で重宝しまくる通常攻撃が最大の魅力。1回で3回の判定があるので連打するとダメージ量も高め。

蝙蝠変化による空中移動を使わないと踏破できないエリアが多く、全エリア踏破の為には欠かせない逸材です。

サブウェポンが存在しないというのは一見マイナスポイントですが、それゆえにウェポンポイントを回復するアイテムがドロップし易くなるという性質もあります。WPが減ってきたらジーベルで稼ぎましょう。

  • やや低めのHP
  • 斜め上に判定のある3連打の通常攻撃
  • 蝙蝠変化による空中移動
  • サブウェポンは存在しない(それゆえの利点もある)
  • このキャラクター出ないと踏破できないエリアも多い

周回前提のゲームメイク。尻上がりに上昇する難易度

初回プレイではノーマルしか選べない難易度ですが、周回する事でナイトメア、更に条件を満たす事でアルティメットと上位難易度が開放されて行きます。

ただ単に難易度が上がるだけでなく、周回することでお話の内容も変化していくので飽きにくい作りになっているのがありがたいです。

合計6つの結末で構成されたマルチなエンディングにも注目です。

また、難易度とは別に「ベテラン」、「カジュアル」という二つのプレイスタイルを選択可能です。

「カジュアル」は残機無限、被弾による仰け反り無しと、アクションゲームが苦手な人用に用意された救済措置となってます。こちらを選んでも別に話の内容に影響がでたりはしないようなので、アクションゲームが苦手な人は最初はコチラを選ぶのが良いかもしれませんね。

980円の価値は十分に感じられる作品

価格980円(税込)という事であまり期待はしていませんでしたが、周回プレイ・マルチエンディング・探索等々、想像以上に遊ばせてくれる作品に仕上がっていました。

外伝的な作品がこれならば、本編である『Blood Stained:Ritual of the Night』は更に期待できそうですね!

『Blood Stained:Ritual of the Night』までの繋ぎの作品としては十分過ぎる一本です。価格も安いのでレトロなアクションゲームがお好きな人は是非ともお試しくださいまし。

『Blood Stained:Ritual of the Night』の事を知らない人はこちらのPVや公式サイトをご確認ください。

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