『毎日ゲーム話』6日目は、ドアノブが照れるADVこと『ダブルキャスト』に関する小話。
未プレイの人からしたら「ドアノブが照れる」ってマジで謎フレーズだと思いますが、この作品のドアノブは本当に照れるんですよ!
今回はそこら辺の話題を中心にタラタラ思い出を語りますかねぇ…。
やるドラシリーズとは?
ソニー・コンピュータエンタテインメント×Production I.Gのタッグで生み出されたアドベンチャーゲームで、「みるドラマから、やるドラマへ」というキャッチコピー通り、全編フルボイス・フルアニメーションという、時代を感じる大変リッチな構成のADV作品です。
それぞれ単独で楽しめる作品ではありますが、PS時代の4タイトルは、それぞれに四季と象徴花が割り振られていたり、シチュエーション(大学生が記憶喪失の女性と出会う)が意識的に統一されている等、シリーズとしての繋がりを感じる仕様も魅力の一つでした。
今日はそんな「やるドラ」シリーズの中から『ダブルキャスト』をチョイスした訳ですが、選んだ理由は単純明快!純粋に一番好きだからです。
ヤンデレって概念の走りだと思う
シリーズの中でも一際グロ要素が強いのが本作で、多重人格のヒロインがもうやりたい放題するのが特徴的。今なら多重人格のヤンデレヒロインが少々暴れる作品なんてゴロゴロありそうですが、1998年当時だと相当攻めた設定だったと思います。
自殺した姉(美月)が妹(志穂)の中に一人格として発現し、情緒不安定な事を良い事に好き勝手するって設定は結構衝撃的でしたし、エンディングによっては解決しないまま人格が残り続けるってのも怖かったなぁ…。
まだヤンデレって言葉が無い時代のヤンデレ系ヒロイン「赤坂美月」ちゃんをどうかよろしく!(謎の宣伝)。
あと、ドアノブが照れるって天才だと思う
『ドアノブが照れる』件についてなんですが、シーンとしては、上記画像の次の選択肢として登場するフレーズとなります。要するにドアノブが熱されている比喩表現として「ドアノブが照れている」ってフレーズを使った訳なんですが、よくこんなフレーズ思いついたな~って…(感心)。
まぁ、シチュエーション的には全然感心してる場合じゃないんですけどね…(大火事&刺殺のコンボ)。
これに限らず、セリフ・音楽・演出の全てが結構攻めてて、ショッキング耐性がまだまだ乏しかった筆者的には本当に刺激的な作品でした 。
何はともあれ後藤圭二のキャラデザが好き
まぁ、何はともあれ”後藤圭二”のキャラデザは強いなぁ…って!
この人の肉感的な女性キャラクターに骨抜きにされた青少年がどれだけいただろうか…。
今でも全然イケるもんなぁ…ごきってやっぱり神だわ…。
やるドラシリーズでないかなぁ…
「やるドラ」シリーズは、2000年に発売された『BLOOD THE LAST VAMPIRE』以降新作の話が無いんですが、そろそろ何か動きはないですかねぇ…(願望)。
まぁ、フルボイス・フルアニメーションのADVとかコスト的に大変なんだろうけどなぁ…。
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