【厳選】2023年面白かった映画ベスト3！ジブリ新作・ゴジラ－1等、邦画が元気な年でした！

2023年の面白かった映画3選（さぶかるちゃん調べ）を今更お届け！

本記事は、さぶかるちゃんディスコードに所属するメンバーから2023年に視聴して面白かった映画を3本ほど選出してもらい、それぞれ一言コメントを貰ったものです。

一応2023年公開の映画を中心に選んでもらってはいますが、別に強制ではないので2023年産以外の映画も推薦されています。悪しからず。

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【2023年】面白かった映画ベスト3

怪物という心に刺さる傑作との出会い

映画『怪物』 本編映像：ふたりの秘密基地
管理人きゃすとの2023年ベスト3
■怪物
■君たちはどう生きるか
■窓際のトットちゃん
■怪物
《怪物》というインパクト高めのタイトルを付ける事によって、受け手に無意識に《怪物》探しをさせるというミスリードの匠みたいな作品。このタイトルと事前PVで騙されない人いないでしょ！……ただ、その手法がハマり過ぎたが故に、「思ってたのと違う……」ってなっちゃう人も一定数以上いそうなのが最大の弱点。
個人的に「空気人形」の次に好きな是枝監督作品になりました。オススメ！
https://subculchan.com/movie/%e3%80%90%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%91%e3%80%8e%e6%80%aa%e7%89%a9%e3%80%8f%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%83%bb%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac%e8%80%83%e5%af%9f%ef%bd%9c%e6%80%aa%e7%89%a9%e3%81%ae%e6%ad%a3/
■君たちはどう生きるか
本編・パンフ・ガイドブック・ドキュメンタリー・各種考察記事＆動画などなど、ありとあらゆる情報を漁りまくった1本。現在も完璧に咀嚼しきれないので、Blu-rayが出た暁には恐らく買ってしまうんでしょうね。
ジブリ映画（宮崎駿監督作品）の中でも一番深い沼だと思ってます。
■窓際のトットちゃん
黒柳徹子さんの名著を見事にアニメ化した作品。原作が持つメッセージ性の高さをアニメーションの力によって更に高めた傑作で、老若男女年齢を問わずオススメ出来る1本。今の時代のフォーマットからはズレた部分も多分に有りますが、それでも学ぶべきものはかなり多かったです。時代を越えて後世に語り継ぐべき書籍、そして映画だと思います。

戦慄怪奇ファイルと出会った2023年！

映画『戦慄怪奇ワールド　コワすぎ！』本予告
ynegiyさんの2023年ベスト3
■君たちはどう生きるか
■戦慄怪奇ワールド コワすぎ！
■ロッキー・ザ・ファイナル

■君たちはどう生きるか

流石にな1本。宮崎駿とかいうやばい爺さんからの創作に対するパワーを滅茶苦茶に受け取れる凄い作品です。
難しくて退屈なところがないとは言いませんが、それでも圧倒的なファンタジーと想像を膨らませる比喩で見た後の長い期間考えさせられました。今でも消化したとは言えないです…。
また、ネタバレ溢れるSNSに触れざる得ない昨今、事前情報を得ることなく見るという貴重な体験ができたのも良かったです。勇気あるプロデュースに感謝！
■戦慄怪奇ワールド コワすぎ！
映画部で一気見して、そのまま映画館に行けたライブ感とミニシアターの空気感込みの評価ですがかなり面白かったです。一応ホラーなシリーズなのですがエンタメに振り切ったストーリーとノーカット風の映像が合わさって疾走感は随一！
大盛りなファンサビースと伏線回収で大満足でした。
■ロッキー・ザ・ファイナル
今更ですが今年ハマったので推薦。eye of the tigerやロッキーのテーマが死ぬほど擦られて、名作と持て囃される理由も納得なシリーズでした。
自己証明とだれかのための挑戦の尊さがシリーズの根底にあってそれを見せられる度に、ヒーローの変わらぬ姿が映される度に素直に感動。
どれが一番かは諸説ありますが個人的に最終作として秀逸で、1で訴えたいものを強く押し出したと感じたので代表としてあげておきます。

RRR！バーフバリ！ボリウッド映画最高や！

大ヒットインド映画『ＲＲＲ』予告編【2022年10月21日公開】
ナームさんの2023年ベスト3
■RRR
■バーフバリシリーズ
■NOPE

■RRR

誰が言ったか見るエナジードリンク！
「そうはならんやろ」「生きとったんかわれ！」なノリが3時間展開される非常にエネルギッシュでエンタメ性に全振りしたパワー溢れる映画でした。上映時間は長いですがその分得られる満足度は確かなもの！ナートゥをご存知か？

■バーフバリシリーズ

RRRをきっかけに視聴しましたがこちらも負けず劣らずに高カロリーな娯楽映画でした。なんならハチャメチャ具合でいうとこっちが上かもしれない(城門越えるシーンとか)
こちらも前後編と上映時間は長いですがインド映画に興味を持った方には是非おすすめしたいですね

■NOPE

万人受けするかと言われると難しい作品ではありますが、作品全体の雰囲気や後半の怒濤の展開は見応えあったので個人的には好きな1本でした (編集済)

君たちはどう生きるか？我々はどう生きるのか？

米津玄師「地球儀」× 宮﨑駿「君たちはどう生きるか」Kenshi Yonezu – Spinning Globe (Hayao Miyazaki, The Boy and The Heron)
そなたさんの2023年ベスト3
■君たちはどう生きるか
■グリッドマンユニバース
■ジョジョ・ラビット

■君たちはどう生きるか

個人的にこういう映画を求めていたので、劇場で見ることができてよかったです。
難しい作品ではありますが、駿くんがどうだとかよくわかってなくてもわかる部分だけで楽しめる作品だと思うので、おすすめもしたいですね。

■グリッドマンユニバース

映画部のコメントに全部のせちゃったので多くは語りませんが、とにかくファンの見たいものを全部見せてくれる神作品です。とにかく閉じた物語世界で終わったアニメから、それを広げることで本当の終わりを作り出す構造に感動しました。オーイシマサヨシは神

■ジョジョ・ラビット

映画部で見た作品で、見ようと言ってくれなければ自分から見ることはなかったかもしれませんが、一番の出会いだったと思います。
主人公の少年ジョジョの頭に棲むイマジナリーヒトラーというコメディタッチのアイデアを掴みに、ナチス・ドイツの世界を凄惨に描き出すスタイルは衝撃的でした。戦争映画として、ボーイ・ミーツ・ガールとして、本当によい作品だと面白います。

■おまけ：エスター:ファースト・キル

一作目のエスターからかなり時間がたったにも関わらず、ほとんど変化を感じさせない(むしろ時系列的には過去)特殊メイクとCG技術はすごいと思いました。多くは語れませんが、前作を見ていればこそのあの展開は本当に衝撃的でした。

大人になってからの千と千尋は一味違う？

【予告篇】『犬神家の一族』1976年公開
そめさんの2023年ベスト3
■RRR
■犬神家の一族
■千と千尋の神隠し

■RRR

例えるなら「マトリックスのエビ反り弾除け」みたいな強烈な印象を植え付ける「絵面」って映画において大事だと思うんです。
普通１つの映画にそんな絵面って１個あれば御の字なもんですが、この映画はそんな強烈な絵面が、少なく見積もっても…４、いや…５、うーん…６個はありますね。
ナートゥが有名だけど、あれは唐揚げ弁当の中の柴漬けやサラダのような清涼感のある味変みたいなパートであるのが恐ろしいところです。面白いシーン何個あるんだよ！

■犬神家の一族（1976）

期間限定でYouTubeで配信してたので見ました。
大昔の映画だけど「日本映画の金字塔」と呼ばれるだけはある作品でした。
これまた「絵面」の強烈な作品で「スケキヨマスク」「湖に突き刺さる逆さ足死体」これがココが初出らしいというのも驚きです。他にも哀愁のあるBGM、コミカル場面、面白いカット割りなど見ていて飽きが来ず今でも余裕で鑑賞に耐えうる作品だと思いました。

■千と千尋の神隠し

「君たちはどう生きるか」を見て他のジブリが見たくなって見返しました。
テレビでもよくやってたけど、だいたい知ってるのでチラ見しかしておらず、真面目に見たのは20年ぶりくらいです。とんでもなくヒットして大ブームを作ったせいか　令和の時代この作品について語る人がまるでいないですよね。
昔見たときは「チヒロが不思議な神様の世界に迷い込んで冒険的なイベントをこなして現実に帰る映画」くらいの認識だったんですが、この映画、「甘ったれた子供が、厳しくも優しい社会の中で、立派な大人（社会人）になる」という映画でした。
特に「ハクのかわりにチヒロ１人(+α)で電車に乗り謝りに行く」という終盤のイベント。絵面こそ地味なんですが「見知らぬ土地の」「怖いと評判の人に」「頼まれたわけでもなく」「代わりに」「謝りに行く」という行為が、社会人になった自分には刺さりました。「社会を生きる」ということを優しくかつ厳しく教える神作品でした。
大人になってから千と千尋見てない人はもう一度見てみてください。

■おまけ：君たちはどう生きるか

せっかくだから私からは多くのことは語らないほうがいいかなと思ったのでこの作品については語りません。

マリオ映画で始まった2023年！温故知新

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』最終トレーラー（吹替版）
ルーシーさんの2023年ベスト3
■ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
■マスク
■ルパン三世 ルパンVS複製人間

■ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

今年大ヒットのアニメ映画。これぞファンサービス的な映画で、知っていること前提なことも多いですがむしろ全世界が知っているからこそできる力技と非常にエンタメに飛んだ映画でした。イルミネーションとの相性も抜群で本当に面白い映画でした

■マスク

映画部より、やっぱりこの頃のジム・キャリーはキレッキレで素晴らしいですね。
演技も演出も本当に面白い。キャメロン・ディアスもデビュー作なのに本当に凄い…。
少し古い映画ですがやはり面白いですわ

■ルパン三世 ルパンVS複製人間

金ロー枠より。
この時代からこういうテーマを書くってすごいですよね。SF作品でありながらルパン像がしっかりしており、今後のルパン映画を決定づけた作品だけのことはあります。…やっぱりこの時代の声優陣渋くてかっこいいなぁ

ヴァチクソって略称が印象的！

映画『窓ぎわのトットちゃん』TVスポット 感涙篇 ＜大ヒット上映中！＞
強欲なロックさんの2023年ベスト3
■窓際のトットちゃん
■ゴジラマイナスワン
■ヴァチカンのエクソシスト

■窓際のトットちゃん

コワイと明るいが両立して脳がぐちゃぐちゃになりました。
前半は幼女(黒柳徹子)の全裸シーンで頭がバグりましたが、後半は理解できない（したくない）し受け止められないと思うほど重い（現代の価値観との乖離はあると思います）。
いっそフィクションであってくれと思いたくなりましたが、スタッフロールでスペシャルサンクス「トモエ学園の皆様」を見て「アイエエ！？原作史実！？」となりました。
戦争を知らない現代の人間だからこそとてつもない。インパクトのある映画でした。

■ゴジラマイナスワン

「キングオブモンスターズ」や「シンゴジラ」があまり刺さらなかった自分とって、本作はシンプルかつドストレートに刺さる「ゴジラ」でした。
主人公がいまだ戦争に囚われており、ゴジラを倒すために狂人になっていくのがとても印象的でした。また、ゴジラに立ち向かう人たちも勇敢ではあるものの、戦争を知らないことは幸せなのだ！と言って若者を危険に晒さないようにするシーンが印象的でした。
続編はあって欲しいけど、いい感じに終わってるのでこのままでもいいとは感じてます。

■ヴァチカンのエクソシスト

「悪魔退治はこうやるのだ！」というのをわかりやすく実践しており、視聴しているひとたちが置いてけぼりにしない工夫が感じられました。また、主人公もよくある頑固な神父ではなく、敬虔で博識ではあるが、ユーモアも兼ね備えてある親しみ安い人物だったのがよかったです。ホラーという印象がありましたが、そこまで怖くはなく、最後までいることができました。個人的にはかなり好きな映画です

コナン映画はやっぱり強い！2023年はアニメも特撮も凄かった

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』主題歌PV
稀代のマスター鬼龍院和馬さんの2023年ベスト3
■名探偵コナン　黒鉄の魚影（サブマリン）
■グリッドマンユニバース
■暴太郎戦隊ドンブラザーズ 　THEMOVIE　新・初恋ヒーロー

■名探偵コナン　黒鉄の魚影（サブマリン）

今年観た映画の中では一番面白くて劇場に3回行った作品。
コナンと哀の関係性がよくてこの二人が好きな人には刺さる物語だった。
あとゲストキャラの声優陣が豪華すぎてびっくりした印象もある。

■グリッドマンユニバース

劇場にはタイミング合わず見れなかったがアマプラで視聴した作品。
お祭り映画として非常に完成された作品。グリッドマンとダイナゼノンを見た人にはとにかく刺さる作品、ただどっちも見てない人には少し敷居が高めな作品。ただファンムービーとしてはとてもグッド。

■暴太郎戦隊ドンブラザーズ 　THEMOVIE　新・初恋ヒーロー

TTFC（東映が製作する特撮作品が見放題のサブスク）で今年観放題配信されたので視聴した作品。約30分永遠とカオスな状況が続く狂気の作品。終始ボケのみでツッコミがいないので収拾がつかないという恐ろしい映画、でも面白かったので推薦しておきます。

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