【イクサラン・スタンダード赤黒】ティムールエネルギーが苦手なら《バントゥ最後の算段》を使えばいいじゃない!

今回は、前回の記事でご紹介した【ヤヘンニ採用型の赤黒アグロ(MO8-0レシピ)】から着想を得た《バントゥ最後の算段》を実際に採用してスタンダードショーダウンに参加してきました。

…と言っても普段のデッキにこのカードを1枚サイド採用しただけなんですが、これが思いの他活躍してくれたんですよね…。

特に、赤黒を使っていて【ティムールエネルギー】苦手だな…と感じている人には超オススメの一枚なのでつむじニキ苦手ニキは是非とも見ていってくだせい!

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《バントゥ最後の算段》はティムール相手にぶっ刺さる

Bontu’s Last Reckoning / バントゥ最後の算段 (1)(黒)(黒)
ソーサリークリーチャーをすべて破壊する。あなたがコントロールする土地は、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。

 

頭では役割や強さを理解できるんだけど、体験が伴っていないとそれが実感に変わらないというのはよくある事です。

《バントゥ最後の算段》は私にとってまさにそれでした。

どちらかというと流される側である赤黒アグロにテンポ損の激しい一掃札を採用する事を何故か毛嫌いしていた節があったのですが、昨日紹介したMO8-0赤黒アグロのレシピをみて知識が気づきへと少しだけ変化した気がしたのでピンで採用してみました訳ですが…。

「何で俺はいままでこれを採用してなかったんだ!?」

…と思えるくらい昨日は大活躍してくれたんですよね。

赤黒を握っている人の中には【ティムールエネルギー】を苦手に感じている人も多いと思いますが、その【ティムールエネルギー】にこのカードはめちゃくちゃ効果的なんですよ!

具体的に何がどう効果的なのかは以下の3つが最大のポイントと思われます。

天敵《つむじ風の巨匠》からの動きを防ぎながら一掃できる

Whirler Virtuoso / つむじ風の巨匠 (1)(青)(赤)
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) 工匠(Artificer)
つむじ風の巨匠が戦場に出たとき、あなたは(E)(E)(E)(エネルギー・カウンター3個)を得る。
(E)(E)(E)を支払う:飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
2/3

 

アグロデッキの天敵である最強アンコモンの一角《つむじ風の巨匠》。

このカードの強みと言えば、エネルギーが許す限りインスタントタイミングでトークンを大量生成できる事ですが、それ故に単体除去では飛行機械トークンが残ってしまい結局キルスピードを落とされる要因を作り出されてしまいます。

ティムール相手にアグロが誤魔化しきられてしまう最大の要素…それこそが《つむじ風の巨匠》…その人です。

しかし、今回紹介する《バントゥ最後の算段》は黒のラスゴ。インスタントタイミングでトークンを生み出すとそれも含めて流れるので《つむじ》対策としては十分すぎる性能です。

当たり前の事なんですが、これが本当にデカいんですよね…(昨日実感した)。

まず一つ目は《つむじ風の巨匠》への回答になりえるという点。

触れない《逆毛ハイドラ》を流せる貴重な選択

Bristling Hydra / 逆毛ハイドラ (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)逆毛ハイドラが戦場に出たとき、あなたは(E)(E)(E)(エネルギー・カウンター3個)を得る。
(E)(E)(E)を支払う:逆毛ハイドラの上に+1/+1カウンターを1個置く。ターン終了時まで、これは呪禁を得る。4/3

 

こちらも《つむじ風の巨匠》とほぼ同様の内容になりますが、赤黒デッキで《逆毛ハイドラ》を処理するってのは中々の難易度。

《才気ある霊気体》の接死に頑張ってもらうとか、間引いた後の《大災厄》とか、エネルギーを無駄遣いさせて除去を当てるとか、選択肢はそこまで多くないハズです。

そんなスタン最強生物の一角である《逆毛ハイドラ》を《つむじ》と一緒に流せてしまうってのはマジで最高。チョー気持ちいい。((((oノ´3`)ノ

カウンタースペルもそこまで厚くないので結構すんなり通るのも〇。

赤黒相手だと流される事を意識していないので相手は基本全力展開してくる

 Scrapheap Scrounger / 屑鉄場のたかり屋 (2)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)屑鉄場のたかり屋ではブロックできない。
(1)(黒),あなたの墓地から他のクリーチャー・カード1枚を追放する:あなたの墓地から屑鉄場のたかり屋を戦場に戻す。3/2

 

もしかしたらこれが一番大きな強みかもしれません。

赤黒相手だと一掃への警戒がかなり低いので相手は基本的に全力展開してきます。

というか、赤黒相手に全力展開しないって手は基本無いので、そこをうまく逆手にとれるってのが《バントゥ最後の算段》強い所です。

次のターン土地がアンタップしないというデメリットは軽くはありませんが、全力展開した後の一掃で停滞しないデッキはそうそうありませんし、こちら側は潤沢な墓地リソースを使って墓地を手札の様に使えるのが強みな訳ですから…基本的に有利をとれるって話です。

《ヤヘンニ》を採用していない型でも《ハゾレト》は基本的に入っているし、最近はPWも一部のデッキじゃないと厚く採用されている事が稀なのでかなり追い風ビュービュー状態だと思います。

使ってる本人が言うのも何ですが、今の赤黒の1,2マナクリーチャーはめちゃくちゃハイスペックです。《たかり屋》、《ケンラ》、《ボーマット》、《戦慄の放浪者》etc…

もうこれだけでお茶碗10杯くらい行けちゃいます!!

優秀なカードである事は前々から知ってはいたんですけどね

実は意外と頑固なところがあって、実際に自分で体験しないと中々信用に至れないんですよね

でも比較的早く気付けて良かったです。ゲームデーの日程がシーズン後期にずれ込んでくれてて良かった( ˘•ω•˘ )

 

【追伸】

今期(イクサランシーズン)の赤黒は個人的に滅茶苦茶強いと感じています。

スタン落ちでサイドが貧弱になる事を懸念していましたが、逆に《脅迫》や《ヴラスカの侮辱》が入った事で安定感が増しているまである気がします。

ちなみにここ4週間のショーダウンは全てトップ抜けの絶好調爆進中です。

アグロ好き、赤黒好きがハッスルできる環境だと思うので、スタンダードちょっと(つ∀-)オヤスミー中のラクドス民も復帰するには良きタイミングですぞ!

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