実写ドラマ版『幽遊白書』が遂に配信されたので、良かった点や気になった点を徹底レビュー！
実写ドラマ版「幽☆遊☆白書」評価・レビュー
全5話に圧縮されたストーリー！テンポ良し！
視聴前「たったの全五話で戸愚呂編終了まで行けるわけないやろ！」
視聴後「―――――ま、マジで行きやがった……。」
もう少しじっくり観たかったなぁ……って気持ちが無い訳では無いですが、この圧縮のおかげで作品全体に疾走感が生まれ、最後まで中弛みなく走りきれたってのはありそうですね。
これだけ圧縮すると、キャラの掘り下げ不足とか普通に発生しそうなもんなのに、そこはちゃんと死守してるんだから本当に凄い！何なら蛍子なんて原作よりもヒロインしてたまであります（笑）。
原作・アニメファン向けのサービスもしっかり完備
作中の何気ないシーンで『微笑みの爆弾』が流れたり、鴉の「トリートメントはしているか？」、戸愚呂弟の「おまえ もしかしてまだ 自分が死なないとでも思っているんじゃないかね？」等の名台詞もしっかり押さえられていたのが良かったです。尺の関係上、独自の改変も当然多いんですが、大事な所はちゃんと守ってくれているので、ファン目線でも安心して観れる作品に仕上がっていました。
制作側のファン心が見え隠れしてる作品を観ると、やっぱり嬉しいものですね。
アクションがかなり良い！
動画を見てもらったら分かる通り、アクション面はかなりガチ仕様。
対格差のある相手や異形相手に立ち回った際の独特なアクションや、キャラの体重移動がしっかりと表現されていて、見ていて「新しい！」と思わせてくれる映像がかなり多かったです。
特に印象的だったのは以下の3シーン
冒頭の事故シーン
剛鬼とのバトル
絶妙なキャスティング！実はハマリ役が多い！
梶芽衣子さんの玄海が最高だった
梶芽衣子さん演じる玄海老師は必見！
玄海老師の厳しくも優しい人柄がちゃんと出ていて最高でした。
梶芽衣子さんと言えば、最近ハマっているドラマ『きのう何食べた？』の史郎さんのお母さん役でも圧倒的な存在感を醸し出していますからね。これぞ名女優って感じ！オーラがあります。
綾野剛さんの戸愚呂弟も意外とイケてる
視聴前「綾野剛さんが戸愚呂弟？流石に細すぎでは？」
視聴後「戸愚呂は筋肉のイメージ強いけど、平時は細マッチョって感じだったわ……。」
恐らく一番心配されていたであろう戸愚呂弟に関しても、実際に動くと全く違和感なかったです。
ムキムキ状態（100％）は流石に笑っちゃいましたけど、それも平時との差が顕著に表れていたからです。ゴジラ-1でも思ったことですが、最近は邦画のVFX技術も上がって来てますよね。
滝藤賢一さんの戸愚呂兄はハマり過ぎ！瓜二つ！
「守りたい。この笑顔！」
戸愚呂兄を演じるなら又吉さんと滝藤さんのどっちかだと思ってたので、これはマジでハマり役でした。飄々とゲスな事をするのが似合う似合う！天上を歩く姿は必見です。
ハマり役過ぎて逆にしゃべる事が無いレベル。とりあえず散り際まで見て！！
上杉柊平さん演じる桑原が、桑原じゃないのに滅茶苦茶桑原だった件
視聴前「桑原ハンサムすぎじゃね？」
視聴後「これは桑原。誰がなんと言おうと桑原。」
さっきから管理人の掌返しがドリルみたいになってますが、マジでそうだったんだから仕方なし！
ビジュアルだけ見ると全然桑原っぽくないのに、しゃべって動くとマジで桑原だったので驚きました。アホで優しくて意外と責任感が強い。これは正しく、私の好きな桑原和真そのものでした。
演じてくれた上杉柊平さん。本当にありがとうございます……。
他にも、稲垣吾郎さんの左京とか、鴉のビジュアルクオリティが異常に高かったり等、視聴前と視聴後ではキャスティングの印象は180度変わりましたね。やっぱ実際に見ないと駄目だなぁ。
素直に続きが観たいと思いました
冒頭に仙水を匂わせる描写もあった事ですし、これはseason2、3の制作にも期待です。まさか幽白の実写化でこれ程までの作品が生まれるとは思いもよりませんでした。これは嬉しい誤算でしたねぇ……。
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