映画部活動記録第91回は『ジョジョ・ラビット』
本記事は、個人的に開催している映画視聴会(Amazonウォッチパーティ使用)の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!
映画『ジョジョ・ラビット』感想|Amazonプライムウォッチパーティ
映画「ジョジョ・ラビット」感想
「ジョジョ・ラビット」感想
イマジナリーヒトラーという不謹慎なユーモアで過激さをカモフラージュしている風刺映画。少年の心境変化によってイマジナリーヒトラーの言動や態度が変化していくのが痛快で、少年の成長・初恋劇としても良く出来ています。コメディとシリアスのバランスが絶妙で、良くまとまったなぁ……ってのが率直な感想。
悲しい映画ではありますが、悲しいだけに留まっていない傑作です。
※序盤のコミカル展開で油断していると痛烈なカウンターを貰う事になるので要注意!
「ジョジョ・ラビット」感想
ナチスの思想に育てられた少年と、迫害を受けるユダヤ少女のボーイミーツガール。構図としては単純そうではありますが、『ナチス』という触れがたい題材に一見滑稽にアプローチしながら、それでいて深く暗い闇の部分を丁寧に描いていました。
主人公は多くのものを失います。大切な、いい人たちが主人公に何かを残しながら、それでも死んでいくのは見ていてとてもつらかったです。
イマジナリーヒトラーが滑稽拍子な雰囲気から少しずつ恐ろしく変容していく流れは主人公の状況や心情を鏡写しにしていて、よくできたアイデアだと思いました。
総じて素晴らしい映画だと思います。本当に見てよかったと思いましたし、これから何度でも見たいですね。
「ジョジョ・ラビット」感想
予告をちらっと見たときはコメディなのかな~って思っていましたがそれだけじゃない、だけれども明るい部分で希望を描いていました。
得られる情報がほとんど主人公と同じなので、見えてくる面は明るいのですが終盤に向けて暗いところがひしひし。
あどけない少年のイマジナリーフレンドことヒトラーも微笑ましくもあるのですが、物語が進むにつれて教育のことを考えると残酷な面も見えだして…。楽しいシーンがあるだけ落差でのパンチが効いていて余韻が凄まじい映画でした。君も愉快なコメディーと苦しいシリアスの交互浴で健康になろう!
「ジョジョ・ラビット」感想
予告見た感じイマジナリーヒトラーとわちゃわちゃするコメディ映画化と思っていたし実際序盤はそうだったんだけど、話が進むほど重く暗く……。まあ、冷静に考えれば戦争ど真ん中でヒトラーを取り扱うとそうなるよね……。そんなにシーンの内容は変わってないところでもBGMによって雰囲気がガラッと違っていたので演出面もとてもいい作品でした。結構戦時のリアルな描写がありま考えさせられることも多かったです。実際ひとらっ全盛期ってあんな感じだったんだろうなぁ…。
万人にお勧めできるかは怪しいラインですが、かなりいい映画なのでできれば見ていただきたいです。
皆さまのご参加をお待ちしております!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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