【映画】『ピザ!』感想|貧困問題に切り込んだ踊らないインド映画

映画部活動記録第150は『ピザ!』

本記事は、個人的に開催している映画視聴会の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!

以前はアマプラによるウォッチパーティーを使用して同時視聴していたのですが、現在は「せーの!」であわせて動画を視聴しています(笑)。
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映画『ピザ!』感想

南インドの都市、チェンナイ。スラム街に住む幼い兄弟は、日々働きながら生活していた。そんな中、街に初めてピザ店がやってくる!色とりどりの具がのるピザに釘付けの兄弟。想像できない味を体験してみたい。しかし、それはなんと家族の1ヶ月の生活費よりも高かった!そこで二人は、ピ.

映画「ピザ!」Amazon紹介文引用

映画部員それぞれの感想

ynegiy
ynegiy

あらすじから繰り出されるあまりにもヘビーでがっつりした貧乏描写がすごい!
それでも、その中で楽しそうにしてるガキ共見てるとパワーを感じる反面覆せないものの大きさも同じように感じます
他の登場人物にしても妙にのんきだったり、ずる賢くて失敗するけど居直ったり…。たくましい人情噺でありながならスラムやカースト制度について描いた作品だと思います。

そなためあ
そなためあ

原題はCrow’s Egg(カラスの卵)とのことです。踊らないインド映画です。ピザを食べたい子供たちの苦闘が描かれると思いきや、事態は思わぬ展開に…。スラムが舞台ということで、主人公家族の貧乏さがかなり克明に描かれていました。
ピザのためにお金を貯める子供たちの労働描写はコミカルに描かれていましたが、その裏にたったピザ1枚のためにこれだけ働かなくてはいけない悲しみが、(いいやつだったけど)普通にピザを食べられるお金持ちの子供との比較と共に見えてくるところが辛い。
物語全体を通しても実は何もよくなっていないというところもむなしさが残る…。貧富の格差が主題ですが、そこから来る情報格差や知識格差の問題も包摂してきれいにまとまっている傑作でした。

ルーシー
クロロフィル

序盤カラスの卵を食べる時に子供だけのふざけた明るいシーンでなく
議員やらスラムの背景が描かれているところで妙にリアルだな~と思っていたら、まさにインドの貧困と格差社会について深く切り込んでいる作品でした。ブラックユーモアが入っているが、貧富の格差を訴える為に?歌や踊りが一切ない異色のインド映画です。
タイトルやポスターに釣られ、気楽に見て衝撃を受けた人多そう…。

ルーシー
ルーシー

あまりにも重すぎる映画でした。
実際問題貧富の問題とか外国ならではの描写もありますが、これが現実だと痛感させられる映画だったと思います。
正直解決していない問題も多いので納得できるような最後でもない気がしますが、いい落としどころでしょうか。とりあえずスラムの人たちたくましすぎる。

ヤキマンジュー
ヤキマンジュー

この時間に飯テロを?!と思いきや貧富格差をガッツリ描いた問題投げかけ系映画でした。ピザ食うためだけに奔走できる熱意は素直にスゲーと思いましたが、子供の素直さでおばあちゃんやお母さんが傷ついていくのは正直辛かったです。最終的に主人公兄弟もその周辺も救われそうに無いのがまた辛いトコですね… この邦題、エグすぎんか?

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