【映画】邦画『怪物』感想|是枝裕和監督の傑作!考察するのも楽しいんだよなぁ

映画部活動記録第143は『怪物』

本記事は、個人的に開催している映画視聴会の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!

以前はアマプラによるウォッチパーティーを使用して同時視聴していたのですが、現在は「せーの!」であわせて動画を視聴しています(笑)。
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映画『怪物』感想

『怪物』(かいぶつ)は、2023年の日本映画。監督は是枝裕和、脚本は坂元裕二。主演は安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太。第76回カンヌ国際映画祭において、脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。

公開3週目である6月18日(日)の時点で190以上の国や地域でも展開されることが決定した。

音楽を担当している坂本龍一は公開前の2023年3月に死去したため、本作が遺作となった。

映画部員それぞれの感想

映画『怪物』予告映像【6月2日(金)全国公開】
きゃすと
きゃすと

劇場で2回、今回で3回目の鑑賞でした。

ミスリードを誘う強引な演出など、気になる所が無いわけでは無いですが、考えさせる良い映画だと思います。

考察するのも楽しいですしね☆

【映画】『怪物』感想・ネタバレ考察|怪物の正体・謝罪中の飴等、気になった点まとめ【ネタバレ注意】

良かったらこの記事もヨロシクです!

そなためあ
そなためあ

序盤ははっきり言って露骨に人間の醜いところを描こうとしすぎて、好きになれませんでした。
タイトルから、人間の怪物性を描くという映画への先入観を上手く活かした終盤の展開でしたが、それでもちょっとやりすぎかなと思いました。
情報の一面性、断片性、時系列の交錯など、デイビット・フィンチャー作品の雰囲気を感じましたね。
が、私はこの映画かなり好きでした。
ぜひネタバレなしで見てほしいのではっきりしたことは言えませんが、複雑な展開の中の様々な描写が一つ一つ意味を持ち、伏線を回収して全容を判明させる手腕は見事なものでした。今年一かもしれんなぁ。

(追記)メスガキは神

ルーシー
ルーシー

これは凄い映画だった。
正直やりすぎな部分もありましたが、マジで面白かったですね。
全体で3つの章に分かれており、1つめ2つめの章では結末や何が描きたいかの全体像が見えないのですが、3つ目の章でしっかりと伏線等が回収されていくのは素直に感嘆とともに凄いと思いました。
シングルマザー、モンペ、LGBTQなどの現在の社会問題を描きつつ、さらに闇のDV、ネグレイトの父が諸悪の根源であったりと非常に深い作品でもあると思いました。他の方々の話を聞く限りまだまだ伏線やミスリードがあったらしいので2回は見たくなる作品ですね。

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