【映画部】映画「第9地区」感想|ウォッチパーティ映画部活動記録〈ネタバレ注意〉

映画部活動記録第27回は『第9地区』

解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会(自称:映画部)を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ!

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「ウォッチパーティとは何ぞ?」って人はこちらの記事をどうぞ!

※第26回『金田一耕助 悪魔の手鞠歌』は感想の集計が訳あって出来ませんでした。

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映画部活動:映画「第9地区」

『第9地区』(だいきゅうちく、原題: District 9)は、2009年8月に公開されたSF映画。日本での公開は2010年4月。

地球に難民としてやってきたエイリアンと、それを抑圧する人類との対立をドキュメンタリー風に描いた作品。舞台となった南アフリカ共和国でかつて行われていたアパルトヘイト政策が反映されたストーリーになっている。物語は、エイリアンの研究物質に誤って触れ、所属していたエイリアン管理組織から追われる身となった男を中心に、アクションを交えつつ展開する。

第82回アカデミー賞において、作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞の4部門にノミネートされた。

第9地区Wikipediaより引用(2021/11/27/21:24)

部員それぞれの感想

『第9地区』最新予告編

きゃすと

きゃすと
きゃすと

初期ピーター・ジャクソン映画を思わせる汚さが最高な作品。
これぞB級映画と言わんばかりの演出&展開で、実際かなりの低予算映画らしいんですが、不思議とチープさは感じさせないのが凄い!
用意したものは端から端まで全部使い切る精神!ストーリーもしっかり起承転結していて一切無駄がない!実にエコ!続編にも期待!
追伸.『第9地区』を見たら『ブレインデッド』を久々に見たくなりました。なんというか絵面の汚さと主人公のヤベェ奴っぷりが似てる気がします(笑)。

Nore

nore
nore

これが新手のマーブル映画ですか?
ってぐらい設定モリモリの映画でした。マーブル映画からのタイタンフォールからのETって感じでした。主人公のヴィカス君は間違いなく畜生ですが、最後の最後で人間としての尊厳を失わなかったのはよかったと思います。ロボットのデザインがすごくかっこよかったです、武装含めて素晴らしかったですね。

Ynegiy

ynegiy
ynegiy

二度目の視聴です。
モキュメンタリーでもやるのかな?っていう序盤からぽんぽんと状況と心境が変化していってテンポ感がすごくて時間が短く感じる映画です。
舞台がアフリカっていうのも憎くて、人種問題みたいなのも重ねてみると白人(人間)って利益や優位性を感じたときに愚かな行為するな~ってのがありありと表現されてるのもベネ。
特に主人公の行動はそれが顕著で、調子に乗ってる序盤から貧して犯罪行為の連打、最終的には綺麗なところも出る辺りジェットコースターみたいな心境の変化で見てて飽きないと思います。
笑えるぐらいにおもちゃみたいに吹き飛ぶ人間も面白いので派手な絵面が好きな人にもおすすめできるのがいいところ。
次回作を期待される作品なだけあるなってのが正直な感想なので、エイリアンが復讐するだけのでもいいので早く続編がほしいです。

栗花落

栗花落
栗花落

久しぶりの視聴でした。
見たのがかなり前だったので「こんなにバチバチにやりあったかな?」と思いましたが、視聴後は結構の爽快感でした。
主人公の畜生ムーブからの転落、反撃、終結へと、テンポもめちゃくちゃよいので2時間近くある映画なのにあっという間でした。
低予算だとは言われているけどなかなかの出来のいい映画です。

そうはならんやろと思うシーンもありましたが、そういう世界なんだろうなぁと思うと義理セーフですかね。

Sensay

sensay
sensay

ビール片手に観てたらエビフライ食べたくなっちゃったよ……(いやエビって呼ばれてたから……)。
ドキュメンタリー調の導入のおかげでめちゃくちゃスッと世界観が理解できてすげーな~からのヴィカスの畜生ムーヴ。
いやードン引きした!ヴィカスマジカス!……でもそれがあったからこそ終盤が活きるってもんですね!
エビたちのグラフィックもスゴくて、褪せた甲殻類の質感が感じられました。銃撃戦は、いろんな銃器が出てきて眼福だったんですがちょっと長すぎるかな……エイリアン武器は強すぎィ。
ラストはクリストファーとの絆が築かれ、希望を感じられるもので良かった。続編の話もあるようなのでこれは期待ですね。

そめ

そめ
そめ

二度めの視聴です。思ったより内容覚えてなかったですね。
中盤以降こんなにハチャメチャな映画だったっけ!?と思いました。こち亀のあのBGMが流れそうなくらいハチャメチャでしたね。
凄まじいサクサク感でしたが、このテンポ感は上映時2010年よりも今2021年のほうが受け入れやすいかも?

舞台の南アフリカといえばアパルトヘイトだし皮肉効いてますね。もはや皮肉どころか悪口でケンカ売ってるレベルな気がします。
「差別する側」が「差別される側」に転がり落ちる話。それを悲劇というよりはエンタメな感じで表現しています。
エンタメ過ぎて人がゴミみたいに死ぬ映画でした。そのためか、登場人物の「人間」はろくでもないやつしかいなかったですね。

エンタメとしてしっかり見れるものながら、後ろでモロバレしているテーマ「差別」を考えさせられる。という、映画として上質な一本ですね。注意:まぁまぁ汚ねぇ絵面が多いとこはあります。

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