映画部活動記録第14回は『メイジーの瞳』
以前から気になっていたタイトルだったので、この機会を使って視聴。色んな意味で好みが割れる作風ではありますが、経験として一度は観ても良い作品かも?
解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会(自称:映画部)を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ!
「ウォッチパーティとは何ぞ?」って人はこちらの記事をどうぞ!※活動自体はTwitch上で行っています。
映画部活動:メイジーの瞳
部員それぞれの感想
きゃすと
75点【物語10点|音響15点|演出20点|配役20点|満足度10点】
幼い少女の瞳に映る世界を1時間38分の尺に閉じ込めた作品。
メイジーの瞳に映ったものだけを切り取るという縛りプレイをしている為、ストーリー的な満足度は正直薄く、この世の不条理・大人の身勝手さばかりが前面に押し出された内容になっています。
他のレビューにもある通り、オチもかなりフワッとしているので人を選ぶんですが、個人的には嫌いじゃない終わり方でした。
というのも、両親の顔色を常に伺って、わがまま一つ言わなかった少女が、初めて自分の意思でNOを示したんです。これって凄い事だと思いませんか?まぁ、確かにまだまだ問題は山積みなんですが、少なくともマーゴとリンカーンというオアシスを手に入れた事は事実ですし、これは大きな前進であり成長だと思うんですよね。
最後のシーンも不安よりも希望を色濃く感じる事が出来たので、個人的にはハッピーエンドです。少なくとも映画序盤よりはメイジーの笑顔が明るくなっていたのは確かだと思うので……ね。
追伸:身が実際に子を持つ立場になったらまた違った印象を持つかもしれませんねぇ……(色んな人のレビューを読みたくなる作品です)。
Nore
77点【物語15点|配役20点|結末8点|リンカーン20点|総合14点】
物語:15/20点
メイジ―の視点しか描写されていない事は仕方がないのですが、予備情報が少なすぎて両親のダメ人間さが強調されているように見えました。
メイジ―を取り巻く大人たちが少しずつ選択肢を間違えながらも淡々と日常を過ごすメイジ―は健気の一言です。
子供を育てるのは大変なんだなぁと実感させられるストーリーでした。
配役:20/20点
イケメン!美女!美少女!容姿端麗な配役だと思います。
マーゴ役の女性は控えめに言って嫁にしたい。
結末:8/20点
人によっては好きな終わり方というのもある思いますが、私には合いませんでした。もう30分足してもいいから、状況の保管をして欲しかった…!
リンカーンぐう聖度:20/20
リンカーンという青年はぐうの音も出ない程の聖人です。彼は困っている人がいれば手を差し出せる人間でしょう。全人類リンカーンになれば平和になるでしょう。
総合:14/20点
シナリオは合わない部分が多々ありましたが、配役含めた一部のキャラが魅力的な作品でした。メイジ―リンカーンマーゴの関係性は理想的な家族といってもいいくらい幸せに描かれており、ほっこりしました。
栗花落
物語:4/5
タイトルのメイジーの瞳(What Maisie Knew)ということを念頭においてみればいい映画であったと思います。(自分は終わってから気づきました)。ただ評価が分かれる映画なのは間違いないですね。もにゃっとした終わり方をするのでふつうに見てるとなんやこれ…てなるかも?
音響:3/5
どうなんでしょう…。
わりと無音というか環境音が多かったので評価が難しいですね。
それはそれであってる映画だとは思います。
演出:4/5
メイジーが見てるところしかこっちに提示されないってのが良くもあり悪くもあり。
配役:5/5
みんな顔がいいし演技力高くてよかったです。特にメイジー。8歳であそこまでできるとは…
満足度:2/5
根本的には解決してないのでなんとも。 映画終了のタイミングではハッピーと言えなくもないですがその先の修羅場が見えてるので…。
エシュリ
83点【物語16点|音楽18点|雰囲気20点|結末14点|総合15点】
ストーリー:16/20
子供であるメイジーの視点から描かれたストーリー展開でした。その割には内容のほうはなかなか踏み込んでいましたが…。そのギャップを楽しみながら見る映画だったのだと思います。
音楽:18/20
主張しすぎず、ゆったりとした雰囲気の音楽が多かったです。作風にあっていてしっくりきました。
雰囲気:20/20
全体的に映像も音楽もおしゃれなシーンが多く、力を入れていることが伝わりました。刹那的な環境とマッチしていたのか、幻想的に感じました。
結末:14/20
動画後半はこれ話ちゃんとまとまるの?と思いながら見ていました。結果として一部問題が解決しきらないまま終わってしまい、そこがどうしても気になってしまいました。
総合:15/20
独特な雰囲気で進んだ映画で、何となくギャップを感じるまま進み、結構もやもやしました。とはいえ言い方を変えれば映画としての個性がしっかりでており、他に埋もれることのない作品だと思います。
Ynegiy
?点【メイジー 90点|母親 10点|父親 0点|リンカーン100点|マーゴ 80点】
メイジー 90点
母親 10点
父親 0点
リンカーン100点
マーゴ 80点
基本的に子供の思い出にこういうのが残ってたら嫌だなあっていうシーンの連打、連打、連打で、手に嫌な汗をかきました。かなり身勝手で連呼するほどホントに愛してるのか~~?っていう両親に対しても親と認めて子供をまっとうするメイジー、完全に使用人扱いされてるのにメイジーに見かねて親代わりをするリンカーンやマーゴで心が救われる分余計に心へのダメージが大きかった気がします。オチも仕事ほっぽって売家に勝手に住んでリンカーン、マーゴ、メイジーの疑似家族で暮らすのですが日本人の独身からするとちょっともやもやが残りますが、子供持ってたらまた別の感想になるのかな…?
家庭を持つ人、持ってる人なら色々思うところが出るはずの作品なので、自分がそうなった時にもう一度また見たいなと思った映画でした。
Sensay
??点【物語17点|配役20点|演出20点|満足感12点|ラスト??点】
ストーリー 17/20点
父と母の間で振り回されるメイジーの様子が描かれる。身勝手すぎる両親と、メイジーがほとんどされるがままなので序盤はフラストレーションが溜まってしまう展開だが、リンカーンがひたすらイイ男なのでかなり助かりました(?)(マーゴも優しい女なんだけどね…)。
タイトルの意味は視聴後に知って、なるほどなーと腑に落ちましたね。
配役 20/20点
リンカーン、マーゴ、顔が良い。メイジー役の子も演技ちからが高いです。
演出 20/20点
演出って言っていいのか分かりませんが、出るたびコロコロ変わるメイジーやマーゴの衣装が目に楽しいですね! 細かいかもしれないですが見所の一つではあるかと。リンカーンがだいたいTシャツなのはご愛嬌。
満足感 12/20点
いち視聴者としては、結局親権どこ行ったんじゃい!!ってなっちゃって、ここはどうしても点数が落ちてしまいますね……。
モヤモヤを残していく映画もまた良き映画の証拠ではあるか。
ラスト ??/20点
俺には評価できない!
ラスト、ボートに乗ろうと走っていくメイジーの表情が頭に焼き付いてるんですが、別に喜びに満ちているわけじゃないんですよね。
悲しみではないが、不安そのものといった暗い顔……。
解釈を言葉にするには、経験も語彙もまだ足らんなぁと。
皆さまのご参加をお待ちしております!
大体毎週土曜日22時より活動中!Amazonプライム会員の方は是非ご参加を!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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