映画部活動記録第142回は『ゾディアック』
本記事は、個人的に開催している映画視聴会の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!
映画『ゾディアック』感想
『ゾディアック』(Zodiac)は、2007年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はデヴィッド・フィンチャー、主演はジェイク・ジレンホール。パラマウント映画およびワーナー・ブラザース共同製作。日本ではPG12指定。アメリカ合衆国で実際に起きた連続殺人事件(ゾディアック事件)を追う男たちを描いている。実際の事件に基づいていることもあって、サスペンスよりも人間ドラマに重点が置かれている。原作はロバート・グレイスミスによるノンフィクション小説『ゾディアック』(Zodiac、1986年)および『Zodiac Unmasked』である。なお、原作者の主張する犯人とは異なる説が現在も論じられている。
第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
映画部員それぞれの感想
遥か昔に一回観たきりだったので、折角なので映画部で観てみました。
デヴィッド・フィンチャーの作品の中ではちょっと地味寄りな作品かもしれませんが、ジワジワヒンヤリ怖い所はこの作品にも健在です。
映画を見た後は本物のゾディアック事件についても調べると色々興味深くて面白いのでオススメです。
冒頭の事件2つから段々とトーンダウンしていく分増えてく情報にもやもや。特に筆跡鑑定や愉快犯?の情報が曲者すぎて当時だから起こってしまう錯綜がもどかしい!ほんまかその電話ァ!
ただゾディアックに囚われて必死に調べてるライターが見てて気持ちいいのでそこは好きです。
物語が進むにつれて視聴者も一緒に情報の洪水に巻き込まれる感覚が面白い映画です。とりあえず、ダーティーハリーを見ようと思いました
デイビット・フィンチャー作とはいえ事実に基づいたものなので、そこまで難しさはない印象。
新聞社や警察署が主な舞台なため、つねに電話の音が鳴り続けているのが不安感を呼び起こし、不快で印象的でした。
未解決事件を題材とした(新聞社でその情報を追っていた人物が描いた)ノンフィクション小説の「ゾディアック」がもととなっていることもあり、真犯人らしき人物もいまいちしっくりこないところもある恐ろしさがありました。途中でちょっと「セブン」を思い起こしてしまった。
元ネタは現実に起こった連続殺人事件。
現在でも被疑者死亡で未解決。犯人がわざわざ通報したり、犯行声明文を度々送ったりと、狂気に満ちた様を全体を通して表現している。
ナイフが大丈夫な人でまだ見てない人はぜひ……。
皆さまのご参加をお待ちしております!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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