続編『ニーアオートマタ』の発表により、再び湧き立つニーア旋風…
ディレクターヨコオ氏によるエンディング課金ガチャ導入(周りに全力で止められて終了)発言など相変わらずカオスな笑いを提供してくれているシリーズでありますが、『ニーア』といえば陰鬱ながらもどこか淡い光を感じるような世界観・キャラクター・シナリオ、そして、それを際立たせる楽曲の存在が不可欠です。
続編『オートマタ』発売前に、そんな素敵楽曲が収録されたオリジナルサウンドトラック・アレンジアルバムの数々をおさらいしておきたいと考え、この記事を作成するに至りました。久々のゲームサントラ記事…気合を入れて紹介したいと思います。
そもそも『ニーア』って何さ!?
欝ゲー・トラウマゲーとして有名な『ドラッグ・オン・ドラグーン』と一部世界観を共有している事で有名となったアクションRPG作品。グラフィックや操作性などに旧時代的な脆さを感じさせながらも、唯一無二の存在感で世界中のゲーマー(一部)たちを熱狂させました。
一癖も二癖もある世界観・シナリオ・キャラクターがいつしか愛おしく感じさせる独特の中毒性。まるで遅効性の毒か何かのようにプレイヤーの心を浸食する音楽。ゲームとしてやってはいけない禁断のギミックが待ち受けるラスト…完全に異色作品です、本当にありがとうございました。
まぁ、とにかく代えの利かないゲームである事は間違いないですw
ちなみに私は通しで2回禁断のギミックを体験しました(よくやったわ…シミジミ)
たくさんCDが出てるけどどれを買えばいいのさ!?
ゲームの早期購入特典として配布された『ウラギリノコエ』『オワリノウタ』は除くとして、それ以外の一般販売商品だけでも合計5種類ものCDが存在します。
これだけたくさんあると「何がなんやら…」って感じだと思うので、とりあえず一枚ずつ解説をば!!
ニーア ゲシュタルト&レプリカント オリジナルサウンドトラック
ゲームに使用されている楽曲が一通り収録されている二枚組み全43曲からなる大ボリュームオリジナルサウンドトラック。『ニーア ゲシュタルト&レプリカント』の楽曲を体験したいのであれば、とりあえずこの一枚でOK!!永遠に聴き続けられる唯一無二の超名盤である…
ニーア ゲシュタルト&レプリカント 15Nightmares&アレンジトラック
『15Nightmares(追加DLC)』に使用された楽曲と「ピアノ」「アカペラ」「重奏」「オルゴール」「8Bit」といった様々なアプローチによって生まれ変わったアレンジ楽曲が収録された追加アルバム。オリジナルサウンドトラックとこちらを揃えれば、ゲームに使用された楽曲はコンプリートすることができます。ブックレットにはアレンジコスチュームのキャラクター達の姿も…
ニーア レプリカント ドラマCD『ウシナワレタコトバトアカイソラ』
ニーアレプリカントの世界をより深く掘り下げる為のドラマCD。かなりコアなファン向けの商品ですが、ディスク2枚組みで満足度の高いクオリティとなっております。本編へと続く過去を描いたDisc1とキャラ別の短編ストーリーを収録したDisc2
ifドラマ『私立レプリカント高等学校 体育祭編』はファンならば必聴のおふざけ度…
白の書(ピーター氏)は大人の事情により…残念ながら出演しませんw
ニーア トリビュートアルバム-echo-
様々なジャンルで活躍するアレンジャーによって再構成されたニーア楽曲の数々。完成し過ぎている言っても過言でもないニーアの楽曲を破壊ともとれる斬新な斬り口で表現しています。個人的にはアレンジアルバムはこれぐらい好き勝手やってくれた方が好みなので、何の問題もありませぬ…。
ピアノコレクションズ ニーアゲシュタルト&レプリカント
要望と反響の強かったピアノアレンジにフィーチャーしたピアノ・コレクションアルバム。『15Nightmares』や『-echo-』に収録されている楽曲と比べると原曲のイメージを色濃く残したおとなし目のアレンジが中心に収録されいます。ピアノという楽器が如何にニーアの世界観と親和性が高いかを再確認させてくれる名盤です。
管理人が選ぶ『ニーア』楽曲ベスト3
※曲タイトルが動画のリンクになってます
『オートマタ』にもご機嫌すぎる乗り物が存在していたら嬉しいな~(ドリフト中毒)
創作言語なのにすんなりと入ってくる歌詞(空耳)の数々!!一度聴いたら頭から離れないニーア楽曲の数々…本当に素晴らしすぎますね。悲しくも力強い「イニシエノウタノデボル」…最高だな。
最後に…『オートマタへの期待』
『ドラッグ・オン・ドラグーン』と一部世界観を共有している
入り口はそんな他愛もない理由でした。
しかし、体験を終えた後に待っていたのは
完全に独立した歪な宝物
『ニーア』は例えるならばそんな存在…
ディレクターのヨコオ氏はかなり天邪鬼な性格の持ち主というイメージがあり
ファンの期待の斜め上を常に提示してくるという偏見を私自身は持っています
なので…特に前もって期待する事はこれと言ってないですね…
おそらく無駄なことだと思うのでw
尖りまくった鬼才とそれを支えるスタッフが織り成す奇跡の化学変化!!
願わくば、もう一度…
もう一度だけ…
楽曲に関しては願わなくても
外す事はない筈なので安心してますw
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