『ゲームボーイアドバンス』
名前通りゲームボーイの改良型で、携帯ゲーム機をワンランク上のものに進化させた名機です。
携帯ゲーム機としてのバランスの良さだけでなく、より表現の幅が広くなった事で意欲的なタイトルが多数発売された名作・傑作の宝庫でもあります。
しかし、発売された2001年にはすでにPS2の登場で据え置きハード絶好調時代に突入していた為、リアルタイムにGBAで遊んでいないゲーマーも多いのが現実ではないでしょうか!?
今回はそんなゲーム戦国時代を生き抜いた名機『ゲームボーイアドバンス』の名作ソフトについて語りたいと思います。
『ゲームボーイアドバンス』タイトルを遊ぶ方法
タイトルを紹介する前にプレイする為の環境について説明しなくてはなりませんよね!
現状、GBAタイトルを遊ぶには下記のような手段が必要になります。
- 『ゲームボーイアドバンス』・『アドバンスSP』・『ゲームボーイミクロ』を使用する
- 『ニンテンドーDS』の互換でプレイする。(無印DS・DLライト限定)
- 『ゲームキューブ+ゲームボーイプレイヤー』のコンボで遊ぶ!
- 『WiiU』のバーチャルコンソールで配信されているタイトルをダウンロードプレイ
- アンオフィシャルな互換機を使用する
雰囲気込みで100㌫楽しみたいのであれば『GBA・SP・ミクロ』を用意する。
妥協案として『DS・DSLite』ってところですかね~。ちなみに私は『DSLite』で遊んでいます。
「マザー」シリーズで昨日よりちょっと優しくなれる。
『子供は大人に、大人は子供になれる』
胸に勇気、右手にバット!ちょっぴり超能力が使える少年が熱中症やホームシックになりながらも世界を救うRPG。家族の尊さや世界の優しさを感じる事で、昨日よりもちょっと優しくなれる。
アメリカンな町並みなのに懐かしさを感じるのはなぜだろう…。
「マザー1+2」はオリジナル版を体験している人からすると音の違いに違和感を感じますが、初プレイならば問題ないはず。「マザー3」は前作までと毛色が違い過ぎたせいで『駄作』のレッテルを貼られていますが、実際にはそんな事はありません。確かに設定はかなり暗いですが、根底の部分ではきちんと「マザー」シリーズである事を感じられる作品に仕上がっています。
『最後まで泣くんじゃない』『大人も子供もお姉さんも』などのキャッチコピーは秀逸!
駿河屋リンク:マザー3デラックスボックス
限定カラーのミクロが同梱された限定版が超カッコイイ!
おまけのフランクリンバッジがまた良いんだよね~
無性に欲しくなったので価格をチェックしてみると驚愕のプレ値でした><
当時、購入しておくべきだったと激しく後悔。持ってる人は大事にしてね!
Amazon:マザーシリーズ
食わず嫌いは勿体無い!新時代のロックマン!!
『横スクロールアクションじゃなくてもロックマンは面白い!』
『ロックマン』『ロックマンX』のような横スクロールアクションではなく、3×3のマス目を移動しながら事前にセットしたチップデッキを駆使して戦うアクションRPGタイプのロックマン。(DASHともまた毛色が違います。)
従来までの流れをぶった切っていきなりアクションRPGになった事でそっぽを向いたファンも多かったかもしれませんが、実際プレイすればド安定の良作です。どれも面白いですが、個人的には「4」と「5」が好きですね~。
Amazon:ロックマンエグゼシリーズ
横スクアクションじゃなきゃ駄目なら『ロックマンゼロ』だ!
『そのやりこみは無限大!硬派な2D横スクロールアクション』
どうしても2Dの横スクロールアクションが遊びたいってんならしょうがない!そんな人には『ロックマンゼロ』をオススメします。『ロックマンX』シリーズの100年後を舞台にしたシリアスな世界観と硬派で完成度の高いアクションが最大の魅力。
コードネームやハードモードなどにこだわり出すと永遠に遊べる中毒性を兼ね揃えたシリーズです。ただ、DSで1~4までを同時収録した『ロックマンゼロコレクション』が発売されているので、わざわざGBAでやる必要はないのよね。
『ロックマンゼロ』で得たアクションの遺伝子はその後の『ゼクス』や『ガンヴォルト』、『マイティーNo9』に受け継がれているはずです。
『ファイアーエンブレム』じゃなくて『ファイアーエムブレム』
『手ごわいシミュレーション、やり始めたら眠れない♪』
「ファイアーエンブレム」だとか「ファイヤーエンブレム」だとかとにかくタイトルが間違われることで有名!正確には「ファイアーエムブレム」であり、”シュミレーション”ではなく”シミュレーション”です。
個人的にはSFCの『聖戦の系譜』がイチオシですが、GBAで発売された『封印の剣』『烈火の剣』『聖魔の光石』の3タイトルも安定して楽しめます。
少し前まではスマブラに出てるキャラクターってイメージが強かったかもしれませんが3DSの『覚醒』のおかげで知名度が上がりましたね。
Amazon:ファイアーエムブレムシリーズ(GBA)
メトロイド オモロイド
『ちょっぴり難しいけど、オモロイドだから大丈夫!』
探索型アクションと言えば「メトロイド」シリーズでしょう!ハードSFな雰囲気で敷居が高そうに見えますが、面白くて夢中になるから心配御無用!
『メトロイドフュージョン』も面白いですが、一作目のリメイクである『メトロイドゼロミッション』が特にオススメ!オリジナル版をディスクシステムでクリア済みの人からすると簡単すぎるかもしれませんが良作です。みんな大好きゼロスーツサムスは『ゼロミッション』に登場します。
探索型アクションが好きなら『悪魔城ドラキュラ』しようよ!
『月下の夜想曲からの流れを継承した探索型アクション』
メトロイド系の探索アクションゲームが好きならば『キャッスルヴァニア』もやっておくべき!GBAで発売された『サークルオブムーン』『白夜の協奏曲』『暁月の円舞曲』は3つとも探索型タイプのアクションゲームです。
3つの中なら『暁月の円舞曲』が一番のオススメ!『サークルオブムーン』と『白夜の協奏曲』はwiiUのGBAバーチャルコンソールで配信中なのでそちらでも遊べますが、『暁月の円舞曲』は未配信タイトルなので非常に残念です。
GBA3作とDS3作を一本にまとめた悪魔城コレクション的なソフトを3DSで発売してくれないだろうか…。名作だけど全部プレミア価格になっているのでオススメしづらいのが玉に瑕。
Amazon:悪魔城ドラキュラシリーズ(GBA)
カプコンが作ったゼルダの伝説『ふしぎのぼうし』
『小さくないと見えないものがそこにある』
しゃべる帽子「エゼロ」と一緒にハイラル王国を冒険しよう!見慣れたはずの風景も小さくなれば別世界!やりこみや収集要素が多いからコンプしようとすると結構大変です。
ネコ目やトゥーンリンクを毛嫌いする謎の風潮があるけど、ゼルダはどれも面白い。
3Dより2Dのゼルダ作品が好きな人には特にオススメな一本です。
隠れた名作シミュレーション『ナポレオン』
『史実を超えるなんちゃってシナリオ!』
これはあくまでゲームだ!ならば魔術や地獄が登場したってなんら問題はないはずだよな?
ストーリーはハチャメチャだが、リアルタイムウォーシミュレーションとしての出来は本物だぜ!
CMで見た印象はあるけど、実際にはプレイした事がない人が極端に多いタイトルです。
めちゃくちゃ安いのに結構遊べて大満足!BGMとウォーの掛け声が印象的。
とりあえずこれぐらいで勘弁してやる…(息切れ)
『名作・傑作が多すぎて一度に語り尽くせない!』
今回紹介したのはほんの一部に過ぎないので、第二回、第三回と回を重ねてGBAの名作を網羅していきたいと考えています。(GBAに限らず、全ての名作を網羅しなきゃ!使命感)
この記事が少しでも多くのゲーム好きに届きますように…。
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