【シュタゲ新作:シュタインズ・ゲートゼロ 評価・レビュー】派生作全てを繋ぐシリーズ集大成!

公開日: : 最終更新日:2017/07/16 ゲームレビュー , ,

sg

大人気ADV『シュタインズゲート』シリーズ最新作「シュタインズゲートゼロ」をクリアしました。

比翼恋理のだーりん」「線形拘束のフェノグラムと派生作品を積み重ねてきたシリーズですが、どちらも光る部分がありながらも、どこか物足りなさを感じる外伝というのが正直な印象でした。

今回の購入も今まで追いかけて来たという一種の使命感によるものが大きかったのは事実です。
結果的には素直に満足できる良作だったのですけどね!(信じてついてきて良かったぜ…)

この記事が購入を迷っているシュタゲファンに届く事を願います。
※シュタインゲートゼロを除く「シュタゲ」シリーズのネタバレを多分に含みます

∇ゲーム情報・クリアまでの目安

SPONSORED LINK

助手を救えなかったβ世界線

2015-12-15-202513

シュタインズゲートに到達する事を諦めてしまったβ世界線の続きを描くのが本作の主軸。

続編という触れ込みですが、あくまで「シュタインズゲート」は無印で完結している作品であり、それを破壊するようなものではありません。

どちらかと言うと、アニメ(映画)・コミカライズ・小説・ドラマCD・派生ゲーム作品などなど、枝分かれしたシリーズを一本に繋ぐ為のシナリオ。シュタインズゲート世界線に至るという結末をより確かなものにするという意味合いが強い作品です。

到達できなかったオカリン・封印された鳳凰院凶真

sg0

まゆりも紅莉栖も助けたい。その一心で、世界に神に抗い続けた鳳凰院凶真。
しかし、その重圧は到底一人の人間が抱え込めるものではなかった…。

あと一回のチャンス(タイムリープ)を残してβ世界線に留まる事を受け入れてしまうオカリン。
その選択の先に待つのは世界を巻き込む…第三次世界大戦と知りながらも…。

”鳳凰院凶真”の名を捨て、後悔と失意の念に押し潰されそうになりながらも何とか生きる事を選択したオカリンを見るのは我々プレイヤーとしても中々に辛いものがあります。(シュタゲプレイヤーのほとんどがオカリンを、そして、鳳凰院凶真が大好きなはずだから。)

「それでも信じる!それでも信じられる。」

それがオカリン…岡部倫太郎…鳳凰院凶真なのだ…。
もちろん宮野真守さんによる迫真の演技は本作でも健在です!

魅力的な新キャラクターたち

2015-12-15-202458

ゲーム作品には初登場となる助手の先輩「比屋定真帆」や、もう一人の未来からの来訪者「かがり」など、魅力的な新キャラクター達ががっちりと「シュタゲ」の世界を盛り上げてくれます。

派生作品に触れてない人からすると「誰だよコレ…。」感は否めないかもしれませんが、ずっと追いかけて来たファンならば違和感はそれほどないはずです。

2015-12-15-202551

特に「比屋定真帆」は小説版の時点で良いキャラだな…と感じていたので個人的にはイチオシですね。

自分はサリエリでクリスはモーツァルト。尊敬と嫉妬を併せ持ちいつか追い抜いてやると追いかけてた相手を失った天才ってキャラはツボでした。映画「アマデウス」の引用も個人的にはグッと来るものがありました。

人間の記憶をAI化する「アマデウス」システム

sg0

人間の記憶をそのままAI化させる「アマデウス」システム。

この舞台装置は単発で一作品作れるぐらいのパワーと面白さを感じたので、間違いなくこの作品の一翼を担っている要素です。ただ、面白いだけに、シリーズものに乗せるのではなく、新規IPでチャレンジして欲しかったという思いがないと言ったら嘘になってしまいます。

自信があったからこそ「シュタゲ」に、そしてオカリンだからこそ説得力があったと言う部分もあるので一概には言えませんけどね…。

派生作品を繋ぐシリーズ集大成!

シリーズファンの為の最後のシュタインズゲート(願望)。
これ以上は無い…そう思える。そう納得できる作品に仕上っています。

数多に分岐した派生作品全ての辻褄を合わせる為に致し方なく歪になってしまった繋ぎ目が無い訳ではありませんが、そんな歪さも全て許容できる。

そんな世界線も全て必要だったのだと思える一本です。
信じてついてきた人が報われる世界線…それが「シュタインズゲートゼロ」。

ーー最後に。

「シュタインズゲート」を代表とする『科学アドベンチャー』シリーズ。正直、「シュタインズゲート」におんぶにだっこになってる部分は少なからずあるはずです。

これを機に「シュタインズゲート」からの脱却。そしてシリーズを一歩前に進める戦略を見せてもらいたい…。それがシリーズを愛し続けてきた人間の願いです。エル・プサイ・コングルゥ。

きゃすとのオススメ:
Amazon:シュタインズゲートゼロ

SPONSORED LINK

関連記事

【3DS】「蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト 」クリアレビュー・評価「2Dアクションの新規軸、避雷針を打ち込むアクションが新しくて面白い。」

2Dアクションゲームの歴史に避雷針を打ち込む良作 決して、劣化版『ロックマン』とは言わせない。

記事を読む

【ゼロエスケープ 刻のジレンマ評価・レビュー】極限脱出999・善人シボウデスの正統続編 【過去作のストーリーを復習しよう】

『極限脱出9時間9人9の扉』『極限脱出ADV 善人シボウデス』の正統続編に当たる「極限脱出」シリ

記事を読む

【P5(ペルソナ5)評価・レビュー】ビジュアル・音楽・ストーリー・操作性の全てが高水準で纏まったRPGの傑作!

8年ぶりのナンバリング最新作「ペルソナ5」をようやくクリアしました。 間に別ゲー(「う

記事を読む

【おすすめ無料スマホゲームアプリ「勇者ヤマダくん」 評価・レビュー】ヒトフデRPGの隠れた名作

PS時代の名作「Moon」や「Ufo」を開発した元LOVEdeLIC開発スタッフ達によるスマ

記事を読む

【FINAL FANTASY XV(ファイナルファンタジー15):評価・レビュー】オープンワールドによって得たものと失ったもの…

『ファイナルファンタジーヴェルサスXⅢ』として発表されてから約10年。プロジェクト名を変え、

記事を読む

【ネタバレなし】『人喰いの大鷲トリコ』評価・レビュー《言葉でなく心で繋がるアクションアドベンチャー》

『ICO』『ワンダと巨像』の上田文人氏とそのスタッフたちが7年以上もの時をかけて完成させた『人喰

記事を読む

【大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒険-】評価・レビュー 未回収の謎と伏線の多さに異議あり!

大人気シリーズ「逆転裁判」の最新作『大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒険-』をクリアしました。

記事を読む

【ニューダンガンロンパV3:評価・レビュー】ネタバレしたいけど絶対にできない超問題作

すっかりスパイクチュンの看板タイトルとして定着した「ダンガンロンパ」シリーズの最新作「ニュー

記事を読む

【ゼルダ無双レビュー】評価は「アドベンチャーモード」次第!?人気タイトルのコラボにより新たな伝説は生まれるのか?

今回は【WiiU】専用ソフトとして2014年8月14日に発売された「ゼルダ無双」のレビュー記事で

記事を読む

【幻影異聞録♯FE 評価・クリアレビュー】ペルソナ風味ファイアーエムブレム添え!ロード時間の気になるスロースターターRPG

アトラス×任天堂が送る夢のコラボ作品『幻影異聞録♯FE(エフイー)』をクリアしました。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

管理人超オススメの一本!

【オープニングムービーが衝撃的だったゲーム5選】ゲーム史に名を遺す名作!何度も観なおした神OPの数々!

少し前に友人と話していた時に盛り上がった話題。 「オープニン

【ゲームで印象的な動物キャラ・活躍するイベントシーン5選】動物が主役のゲームは除く!

テキトーなテーマを一つ決めて色んなゲームの5選を発表する企画【

【VITAで遊べる名作アドベンチャーゲームおすすめ5選】感動・感涙の傑作AVG・ADVを探せ!

関連記事:【名作アドベンチャーゲームおすすめ10選】史上最高傑作の

【アムトトの永遠衆が入っているのはニコルボーラスのPWデッキです】パックも剥けてお得感満点である。

昨日(2017/7/15)は、「マジック・ザ・ギャザリング」最

【ディープストレンジジャーニー限定版サントラの収録内容が気になる】真・女神転生シリーズ25周年記念

『真・女神転生ディープストレンジジャーニー』が2017年10月

【僕の大好きなドラゴンクエスト5選】転職の大切さ、肉親との死別、ドラクエは人生!

『ドラゴンクエスト11』の発売日がもう間近って事で、 本

【破滅の刻プレリ面白強かった注目カード考察】永遠・加虐・砂漠は良好!王神の贈り物のリミテ番長感がヤバイ!!

2017/7/9・10(土日)に全国で開催されたプレリリース『破滅

【絶体絶命都市の後継作「巨影都市」の発売日決定】ゴジラ・ウルトラマン・エヴァ襲来、地球がヤバイ!!

『絶体絶命都市』や『ポンコツ浪漫大活劇パンピートロット』で有名

→もっと見る

PAGE TOP ↑