【シュタゲ新作:シュタインズゲートゼロ 評価・レビュー】派生作全てを繋ぐシリーズ集大成!

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大人気ADV『シュタインズゲート』シリーズ最新作「シュタインズゲートゼロ」をクリアしました。

比翼恋理のだーりん」「線形拘束のフェノグラムと派生作品を積み重ねてきたシリーズですが、どちらも光る部分がありながらも、どこか物足りなさを感じる外伝というのが正直な印象でした。

今回の購入も今まで追いかけて来たという一種の使命感によるものが大きかったのは事実です。
結果的には素直に満足できる良作だったのですけどね!(信じてついてきて良かったぜ…)

この記事が購入を迷っているシュタゲファンに届く事を願います。
※シュタインゲートゼロを除く「シュタゲ」シリーズのネタバレを多分に含みます

∇ゲーム情報・クリアまでの目安

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助手を救えなかったβ世界線

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シュタインズゲートに到達する事を諦めてしまったβ世界線の続きを描くのが本作の主軸。

続編という触れ込みですが、あくまで「シュタインズゲート」は無印で完結している作品であり、それを破壊するようなものではありません。

どちらかと言うと、アニメ(映画)・コミカライズ・小説・ドラマCD・派生ゲーム作品などなど、枝分かれしたシリーズを一本に繋ぐ為のシナリオ。シュタインズゲート世界線に至るという結末をより確かなものにするという意味合いが強い作品です。

到達できなかったオカリン・封印された鳳凰院凶真

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まゆりも紅莉栖も助けたい。その一心で、世界に神に抗い続けた鳳凰院凶真。
しかし、その重圧は到底一人の人間が抱え込めるものではなかった…。

あと一回のチャンス(タイムリープ)を残してβ世界線に留まる事を受け入れてしまうオカリン。
その選択の先に待つのは世界を巻き込む…第三次世界大戦と知りながらも…。

”鳳凰院凶真”の名を捨て、後悔と失意の念に押し潰されそうになりながらも何とか生きる事を選択したオカリンを見るのは我々プレイヤーとしても中々に辛いものがあります。(シュタゲプレイヤーのほとんどがオカリンを、そして、鳳凰院凶真が大好きなはずだから。)

「それでも信じる!それでも信じられる。」

それがオカリン…岡部倫太郎…鳳凰院凶真なのだ…。
もちろん宮野真守さんによる迫真の演技は本作でも健在です!

魅力的な新キャラクターたち

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ゲーム作品には初登場となる助手の先輩「比屋定真帆」や、もう一人の未来からの来訪者「かがり」など、魅力的な新キャラクター達ががっちりと「シュタゲ」の世界を盛り上げてくれます。

派生作品に触れてない人からすると「誰だよコレ…。」感は否めないかもしれませんが、ずっと追いかけて来たファンならば違和感はそれほどないはずです。

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特に「比屋定真帆」は小説版の時点で良いキャラだな…と感じていたので個人的にはイチオシですね。

自分はサリエリでクリスはモーツァルト。尊敬と嫉妬を併せ持ちいつか追い抜いてやると追いかけてた相手を失った天才ってキャラはツボでした。映画「アマデウス」の引用も個人的にはグッと来るものがありました。

人間の記憶をAI化する「アマデウス」システム

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人間の記憶をそのままAI化させる「アマデウス」システム。

この舞台装置は単発で一作品作れるぐらいのパワーと面白さを感じたので、間違いなくこの作品の一翼を担っている要素です。ただ、面白いだけに、シリーズものに乗せるのではなく、新規IPでチャレンジして欲しかったという思いがないと言ったら嘘になってしまいます。

自信があったからこそ「シュタゲ」に、そしてオカリンだからこそ説得力があったと言う部分もあるので一概には言えませんけどね…。

派生作品を繋ぐシリーズ集大成!

シリーズファンの為の最後のシュタインズゲート(願望)。
これ以上は無い…そう思える。そう納得できる作品に仕上っています。

数多に分岐した派生作品全ての辻褄を合わせる為に致し方なく歪になってしまった繋ぎ目が無い訳ではありませんが、そんな歪さも全て許容できる。

そんな世界線も全て必要だったのだと思える一本です。
信じてついてきた人が報われる世界線…それが「シュタインズゲートゼロ」。

ーー最後に。

「シュタインズゲート」を代表とする『科学アドベンチャー』シリーズ。正直、「シュタインズゲート」におんぶにだっこになってる部分は少なからずあるはずです。

これを機に「シュタインズゲート」からの脱却。そしてシリーズを一歩前に進める戦略を見せてもらいたい…。それがシリーズを愛し続けてきた人間の願いです。エル・プサイ・コングルゥ。

きゃすとのオススメ:
Amazon:シュタインズゲートゼロ

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