「チャレンジャーデッキ2019」の収録カードラインナップが公開されましたね。
内容次第では初心者にまで行き渡らないという問題を抱えている「チャレンジャーデッキ」ですが、ザっと見た感じ、今回は「青赤デッキ」以外は品切れの心配もなさそうです。
中にはこのデッキから紙のmtg(スタンダード)を始めようと思っている人もいらっしゃると思うので、各デッキの特徴・追加すべきカード等まとめてみました。良かったらどうぞ!
連帯する突撃(白単)
《アジャニ群れの仲間》を採用したビート&ゲイン構成のアグロデッキ。
先手でぶん回ると凄く強いが、一掃除去などを撃たれると立て直しがきかない脆さも目立つ。このままでもある程度戦える点は高評価。
クリーチャー29 4:《不屈の護衛/Dauntless Bodyguard》 4:《癒し手の鷹/Healer’s Hawk》 4:《レオニンの先兵/Leonin Vanguard》 4:《空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant》 4:《アジャニの群れ仲間/Ajani’s Pridemate》 4:《アダントの先兵/Adanto Vanguard》 4:《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》 1:《追われる証人/Hunted Witness》 スペル10 3:《征服者の誇り/Pride of Conquerors》 3:《議事会の裁き/Conclave Tribunal》 2:《軍団の上陸/Legion’s Landing》 2:《ベナリア史/History of Benalia》 土地21 21:《平地/Plains》 サイドボード15 1:《議事会の裁き/Conclave Tribunal》 3:《不可解な終焉/Baffling End》 3:《善意の騎士/Knight of Grace》 2:《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》 2:《抗戦/Make a Stand》 1:《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》 3:《防御牝馬/Shield Mare》 |
ベナリア史等を追加しよう!
《ベナリア史》,《軍団の上陸》と言ったデッキの中核となるカードを4枚にしたい所。
とりあえず《徴税人》,《敬慕されるロクソドン》等の「ラヴニカ」産のカードを追加すれば現環境の白単にグッと近付くはず。
余裕があれば「アジャニ」やサイド用に「ライラ」を用意すると更に良くなりそうです。
単色デッキなので土地基盤をいじる必要が無いのが最大の強み。
追加したいカードリスト一例 |
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稲妻の猛攻(赤単)
赤単に必要なものは大体揃っているのでこのままでも十分に回る。
サイドボード用のカードがメインにいくつか入っているので、そこを差し替えるとグッと良くなりそう。白単同様いじらなくても既にそこそこ強い。
クリーチャー22 4:《狂信的扇動者/Fanatical Firebrand》 4:《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》 4:《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin》 4:《ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer》 4:《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》 1:《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》 スペル17 2:《溶岩コイル/Lava Coil》 1:《苦悩火/Banefire》 4:《ショック/Shock》 4:《稲妻の一撃/Lightning Strike》 4:《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》 2:《実験の狂乱/Experimental Frenzy》 土地22 22:《山/Mountain》 サイドボード15 4:《火による戦い/Fight with Fire》 4:《稲妻牝馬/Lightning Mare》 4:《金剛牝馬/Diamond Mare》 3:《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》 |
舞台照らし等を追加しよう!
《舞台照らし》を追加すればほぼ現環境赤単の出来上がり!
サイド用に《再燃するフェニックス》,《溶岩コイル》,《実験の狂乱》を追加すれば更に完成度は高まります。
《リックスマーディーの歓楽者》や《批判家刺殺》でバリエーションを出していくのもありです。
追加したいカードリスト一例 |
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死に到る発見(黒緑探検)
アド源となる《ビビアン・リード》やフィニッシャー役の《殺戮の暴君》が不在なのがでかい。
多色デッキの基本となるチェックランド・ショックランドも1デッキでは揃わない為、白単や赤単と比べると安定感に問題あり!
ビルドポイントは多いが内容的には十分豪華。
クリーチャー27 4:《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》 4:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》 4:《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》 4:《探求者の従者/Seekers’ Squire》 2:《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》 3:《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》 1:《疫病造り師/Plaguecrafter》 2:《管区の案内人/District Guide》 3:《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》 スペル10 1:《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》 2:《採取+最終/Find+Finality》 4:《喪心/Cast Down》 3:《最古再誕/The Eldest Reborn》 土地23 2:《森林の墓地/Woodland Cemetery》 4:《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate》 1:《草むした墓/Overgrown Tomb》 2:《愚蒙の記念像/Memorial to Folly》 8:《森/Forest》 6:《沼/Swamp》 サイドボード15 4:《強迫/Duress》 2:《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》 3:《黄金の死/Golden Demise》 2:《再利用の賢者/Reclamation Sage》 2:《クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner》 2:《殺害/Murder》 |
手を加えるポイントが一番多い
とりあえず《翡翠光のレインジャー》と《採取/最終》の追加と土地基盤の安定化を図りたい(チェック,ショックを各4に調整)。
アド源として《ビビアン・リード》,触られないフィニッシャーとして《殺戮の暴君》も欲しい所。
…青を足すなら《ハイドロイド混成体》が欲しくなるでしょうし、仕上げようとすると4デッキの中で一番高くなると思います。
追加したいカードリスト一例 |
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秘儀の手数(青赤ドレイク)
ドレイク型なら土地基盤を整えるだけで形になる。
完成度はかなり高いが、孤光のフェニックスの下需要を考慮すると一番人気になる可能性が極めて高い。
クリーチャー13 4:《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》 4:《弾けるドレイク/Crackling Drake》 2:《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》 1:《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》 2:《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》 スペル25 4:《航路の作成/Chart a Course》 4:《溶岩コイル/Lava Coil》 1:《標の稲妻/Beacon Bolt》 4:《選択/Opt》 4:《急進思想/Radical Idea》 4:《ショック/Shock》 2:《潜水/Dive Down》 1:《一瞬/Blink of an Eye》 1:《ミラーリ予想/The Mirari Conjecture》 土地22 3:《硫黄の滝/Sulfur Falls》 4:《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate》 8:《島/Island》 7:《山/Mountain》 サイドボード15 1:《ミラーリ予想/The Mirari Conjecture》 1:《標の稲妻/Beacon Bolt》 3:《否認/Negate》 3:《幻惑の旋律/Entrancing Melody》 3:《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》 2:《シヴの火/Shivan Fire》 2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》 |
土地基盤を整えよう!
フェニックス型にするなら《孤光のフェニックス》を追加で3枚!
ドレイク型にするなら《プテラマンダー》,《奇怪なドレイク》,《発見/発散》等を追加して、土地基盤を整えればすぐさま実践級のデッキが出来上がります。
サイド用に《イゼットの副長、ラル》を2枚用意すると対応力も広がります。
追加したいカードリスト一例 |
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個人的なオススメは青赤デッキです
個人的なオススメは「青赤デッキ(秘儀の手数)」です。
ただ単純に収録が豪華というのもありますが、スタン落ちまでのスパンを加味しても「ラヴニカのギルド」以降のカードが軸になっているデッキの方が良いはず?
フェニックス型じゃなければ土地基盤を整えるだけで形になるというのもポイント高いですね。
…次点で「赤単」と「白単」。ビルドポイントが多い「黒緑」は予算次第といった感じです( 一一)
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