映画部活動記録第43回は『さがす』
解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会(自称:映画部)を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ!
映画部活動:映画『さがす』
部員それぞれの感想
きゃすと
前評判がかなり良かったので期待して観たんですが、現実で起こった事件を継ぎ接ぎしたキメラ映画と言った印象で、正直かなり物足りなかったです。現実の事件をモデルにしている弊害として、フィクションが現実に負けているってのがあって、そこで冷めちゃった感じですね。
そめ
全体的に悪くはないけど良くもないなぁ~という総評です。
序盤の方は脇役達の人間描写で光るものを感じはしました。
例を上げるなら、警察の窓口のおっさんの公務員的でデリカシーのない感じとか、担任の先生の善意の限界が見え隠れする所ですね。
そうなると、期待してしまうのが殺人鬼の描写ですね。どんなサイコパスシリアルキラー野郎なんだろうとワクワクしてしまいますね。
ところが、この殺人鬼はそれほどパンチ力がないキャラでした。
もっと「お前には人の心がないんか?」感を出してほしかったし、他人のことなんて一ミリも信用してほしくなかったし、もっと一貫性のあるキャラであってほしかったです。
後から分かったのですが、それもそのはず。この殺人鬼は、現実で大ニュースになったA事件やB事件を張り合わせてできた合成再生怪人みたいなやつだったわけです。そんなわけで視聴感としては「サラダは美味かったけど肉料理は大したこと無いランチ」を食ったような気分でした。
そなためあ
実は最近の邦画は全然見たことないんですけど、こんなものか~という感じでした。舞台が家に近い!演技の生活感はすごいです。大阪人の相反する他人への無関心と見せかけの善意がよく表現されています。伏線とかはよくできてるんですけど、根本のところがなんともいえない、さがす」ってなんだ?って感じでした。謎のエロ親父と死にたい女の子がいいキャラしてました。
SENSAY
演技がみんな上手かったっすね。佐藤二朗は言うに及ばず、娘さんとかムクドリさんとか印象に残るし、モブもなんか人間のヤな感じ出てて良き。構造的には、サイコキラーと安楽死とでテーマが上手く混ぜて表現しきれなかったのか、とっ散らかってる印象。もっとがんばれ。……娘さん、オパ-イ見せ損では??
ynegiy
個人的にクリティカルな題材でもあったので期待して見てたんですけど、「なんだかな~」って点がいくつか……。
それでも大阪のパートとかちょっとしたおっさんのいやな感じは好きです。ところどころ良いところはあったので、それに絞ったテーマだったらもう少し感想は違ったかもな~って感じです。
皆さまのご参加をお待ちしております!
大体毎週土曜日22時より活動中!Amazonプライム会員の方は是非ご参加を!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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