映画部活動記録第49回は『コーダ あいのうた』
解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会(自称:映画部)を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ!
映画部活動:映画『コーダ あいのうた』
コーダ あいのうた
きゃすと
家族の愛たっぷりで贈る感動の物語。ツイッターでかなり話題になっている作品なので既に観た人も多いのではないでしょうか?普遍的なテーマでストーリー的な目新しさはあまりない作品ですが、演出面で震え上がる所がめちゃくちゃ多いので、語るよりもとにかく観ろって感じ作品なので、とにかく観てほしい!心で感じる作品って感じ!
そなためあ
ろう者家族と、その中でたった一人耳の聞こえる娘の物語でした。
「障害」を取り扱うにあたって、どうしてもセンシティブで、ともすると語ることを忌避すべきようなもののように描かれそうなところを、登場人物全体のガッツリめな下ネタ(主に手話のためキツさは控えめ)によって緩和され、むしろろう者の疎外の問題がより切実に、自然に描かれているように感じました。
ろう者コミュニティの中に耳の聞こえる人が入ることで、俗世間と繋がれるようでありながら、その難しさが思春期の少女に重くのしかかり、同時に家族とも世間とも疎外されるあわいの存在であるという問題意識が非常によく描かれていました。
ろう者と音楽という、水と油のようにまじりあうはずのない2つが、そんな少女によってつながっていく(素敵な演出とともに)のがよかったです。
登場人物はみんな特徴的で、特に超ビッチかと思えば超一途な女友達と、フレッチャー(難易度:ハートフル)みたいな最強音楽教師がいい味出してます。演出と音楽、演技もう全部ハイクオリティで、誰にでもオススメできる傑作でした!
皆さまのご参加をお待ちしております!
大体毎週土曜日22時より活動中!Amazonプライム会員の方は是非ご参加を!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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