『侍タイムスリッパー』感想。侍が斬られ役に?息もつけないラストを見逃すな!

映画部活動記録第155は『侍タイムスリッパー』

本記事は、個人的に開催している映画視聴会の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!

以前はアマプラによるウォッチパーティーを使用して同時視聴していたのですが、現在は「せーの!」であわせて動画を視聴しています(笑)。
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映画『侍タイムスリッパー』感想

『侍タイムスリッパー』(さむらいタイムスリッパー)は、2024年8月17日公開の日本映画。

監督は安田淳一、主演は山口馬木也。

第67回ブルーリボン賞作品賞、第48回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。

映画部員それぞれの感想

映画『侍タイムスリッパー』予告編
きゃすと
きゃすと
登場人物全員可愛すぎだろ……。
素直で嫌味の無い優しい世界で繰り広げられるエンタメ作品!
何なら侍がタイムスリップしてくるよりもそこが最大のフィクションと言っても過言ではない位、全体が優しさに包まれている作品でした。
それでいてストーリーや役者さんの演技はしっかり魅せてくるし、チャンバラ映画なので殺陣もしっかりしてるしで、本当に非の打ちどころのない作品でした。
最後の仕合シーン(ここはあえて殺陣とは言いたくない)は、本当に息もつけない仕上がりなので、全人類みてほしいです。太鼓判ッ!
そなためあ
そなためあ

タイトルで釣ってるような?ちょっとおちゃらけな内容に見せかけて、真面目なところもあるコメディ映画でした。
文字通りサムライが現代(といいつつちょっと昔ですが…2000年代っぽい?)にタイムスリップする話ですが、侍も周囲の現代人も、妙に呑み込みが早く、テンポよく話が進んでいく序盤から話に吸い込まれていきました。
中盤のライバル侍が出てくるところは、意表を突かれた感じがしました。登場の仕方とか、設定とか…納得はできるけどそうきたか!という胸アツ展開です。
終盤の殺陣は、まさに真剣の重みを描くという意図そのままに描かれていて、息の詰まるものでした。はじまりからおわりまでめくるめくストーリーとアイデアに引き込まれる名作でした。

ynegiy
ynegiy

すげー!
メタのメタというか、侍役を演じる主人公の侍という嘘の上でやっているのをすごく活かした作品だと思います。
それに加えて主人公の設定が最初から最後にかけて無駄なく調理されてるのがすごい!
東北弁である種の馴染やすさを持った主人公がアンジャッシュする前半から役者を目指していく後半にかけてが納得&納得。
純朴さに対してまっすぐな侍と中央から遠い地域の出身ということで二重にいやみを感じさせない設定がグッドです。
ライバル役も美味しいところをしゃぶりつくした設定で来るので見る人には楽しみにしてもらいたい…!
見てるうちに映画制作陣に加わっているような、その上で現場の熱量を味わえる映画でした。

ルーシー
クロロフィル

登場人物の分割タイムスリップはどこかで見たような気がするけどあんまり例はなく、とてもいいシステムでした。
中盤まで片方の存在を全く出さないので意表を突かれました。
血判状まで出されるとバレそうですが、そのまま突っ走って撮影するのがイイ。最後の殺陣は監督さんが一番撮りたかったシーンなので、ぜひ見てください!

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