映画部活動記録第15回は『ホテル・ムンバイ』
2008年に実際に起こったムンバイ同時多発テロをモデルにした作品。ムンバイの超高級ホテル「タージマハル・ホテル」を舞台に、人質になった500人以上の宿泊客を救わんとするプロホテルマンたちの物語。バイオレンス多め!テーマ重め!結構体力を使う映画になっています。
解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会(自称:映画部)を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ!

「ウォッチパーティとは何ぞ?」って人はこちらの記事をどうぞ!※活動自体はTwitch上で行っています。
映画部活動:ホテル・ムンバイ
部員それぞれの感想
きゃすと

前々から映画好きの友人に勧められていた作品ではあったのですが、明らかにカロリー消費高めな雰囲気があったのでずっと後回しにしてました。結果としては、もっと早く観てておけば良かったなぁ…。出来れば劇場で観たかったなぁ…。といういつも通りの後悔に行きつきました。
映画化に際して多少の脚色はあるものの、基本的には現実に即した内容になっており、作中に当時の映像もふんだんに使用されています。フィクションならば登場するであろうヒーローが存在しない世界、それが現実。助かる人と助からない人がはっきり分かれており、中々に重い内容になっていますが、一度は体験しておいた方が良い傑作です。
Nore

実際のテロ事件をモチーフとした映画です。
基本的にはテロの壮絶さを見せようとした映画なのかなと思います。
宗教を絡めた思想により、人間と良心は一切カットされた無差別テロの悲惨さが表現されています。ホテルの客と従業員は助かろうと努力しますが、次々と倒れていきます。
テロを体験する機会は滅多にないと思いますが生き残る為には可能な限り動かないようにしつつも運が必要だと思いました。
圧倒的なテロリズムに屈したように見えますが、生き残る為に死力を尽くした従業員の方々はまさしく人間の鑑です。
特に料理長とアルジュン君は極限状況化の中で選択を間違えなかった優秀な人だと思いました。
2時間弱という時間のでものすごくエネルギーを使いました。
見る際には体力とメンタルに余裕がある時にした方がいいと思います。
栗花落

実際に会ったテロを題材とした映画です。普通の映画だと助かるだろうなて人もどんどん死ぬので割と救いがない。土台に宗教があるとはいえここまで過激になれるものかと恐怖しました。
アルジュンの判断力、決断力が神がかっていて、彼の行動のおかげでマジでかなりの命が救われたんだなって、、、。
サムネとかから勝手に軽い映画だと思っていたので、とんでもなく重くて胃もたれしてしまいました。
Ynegiy

ニュースや他の情報媒体から度々テロについての被害や危険性を聞いていたので知識はなんとなくあるもんだと思っていたのですが、全部ぶっ飛ばすような内容でした。
基本的に画面上に顔を出してる殆どのキャラが被害者(テロリスト側でさえも!)なので一層残酷さがましています。
それに加えて常に緊張感が高まるような内容なので、乳首のおじさんがいなきゃ最後の最後まで息が詰まってダメージが大きかったかもしれないです。間違いなく記憶に残る映画だと思うので余力がある人にはオススメです。
Sensay

実際に起こった無差別テロが題材ということで、リアリティーや臨場感に溢れた映画でした。物語的な演出やらお約束やらそういうものはほとんど発生しません。イケメンのアメリカ人パパや元将校のオジサマなどなど、そこらのハリウッド映画だと絶対弾丸には当たりそうにないキャラクターでもおおむね死にます。辛いです。
かといって暗いだけの作品ではなく、アルジュンや料理長たちの誇り高いホテルマンの在り方は観てるこちらに希望や感動を与えてくれます。お客様は神様ァ? アンタらの方が神やん……。
テロを行う側の少年たちの描写も痛ましい。信仰を盾に取られ、貧困にはつけこまれ……。
これも現実にあったことかと思うとなかなか辛いですね。
皆さまのご参加をお待ちしております!

大体毎週土曜日22時より活動中!Amazonプライム会員の方は是非ご参加を!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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