【絶賛】FF16をプレイするべき15の理由|ネタバレは嫌だけど面白いのか気になる人用

FF(ファイナルファンタジー)16をクリアしたので簡易レビュー!

―――という事で、本当はネタバレマックスでレビューしたいんですが、まだ発売されて2週間程度のタイミングなので、先ずはネタバレ無しの販促用レビューをアップする事にしました。

FF16をプレイすべき15の理由と題し、本作の魅力の断片を未プレイの人向けに猛烈push!

読んでみて良さそうだな……って思ったら、とりあえずPS5とFF16の購入を検討してくれるとありがたいです。

本記事は、ネタバレは踏みたくないけど面白いのかどうかは気になる!っていう欲張りさん用に作成した記事です。なので、ネタバレが嫌な人は安心して読んでくれて結構です。
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FF16(ファイナルファンタジー16)をプレイすべき15の理由

FINAL FANTASY XVI “SALVATION”

深化していくアクション要素!これDMCだ!

最初はやや淡白な印象を受けるバトルシステムですが、遊んでいる内にその評価は一変!

物語の進行に合わせて、主人公クライヴのアクションはどんどん進化し深化していきます。

『DMC(デビルメイクライ)』や『ベヨネッタ』等のスタイリッシュ系のアクションゲームをプレイしたことがある人なら想像し易いと思いますが、あの手のゲーム同様、徐々に徐々に出来る事が増えていく為、遊べば遊ぶほど深みを増していくバトルシステムになっています。

―――こう聞くと、「複雑そう……。」「難しそう……。」って印象を受けるかもしれませんが、そこに関してもかなり考えられていて、スタイリッシュ系アクションゲームの複雑さや難しさにRPG要素を融合させることで、調和の取れた親切なバトルシステムを構築できています。

『スタイリッシュさを損なわずに遊びやすいシステムを構築する』

―――文字にするのは簡単ですが、実行するのは相当な努力があった事と思います。

本作のコンバットディレクターは、元カプコンで『デビルメイクライ5』や『ドラゴンズドグマ』を手掛けた鈴木良太氏が担当している。このDMC感は納得です。

アクション戦闘が苦手な人でも楽しめる工夫

「え?今回のFFはアクションなの?アクションは苦手だし止めておこうかな……」

―――って人も一定数いると思いますが、これに関しても心配ご無用!

本作には『ストーリーフォーカス』と『アクションフォーカス』の2モードが用意されており、アクションが苦手な人でも安心して遊べるように作られています。また、いつでもモード切り替えできるようになっている為、途中で『アクションフォーカス』に切り替えるなんて事も可能!

また、戦闘サポートアクセサリーとして『オートアタック』、『オートドッジ』、『オートポーション』等も存在するので、慣れに応じて一部だけ補助してもらう事もできるのだ。

アクションゲーム初心者でもスタイリッシュな戦闘が出来る様になっているので安心だ!

重厚な世界観とストーリー!暗すぎて賛否両論?

Q:SNSでやたら暗いって言われてるけど、実際の所どうなの!?
A:これはガチ!

これは隠しても仕方ないのではっきり言いますが、今回のFFは、世界観・ストーリー共にかなり暗く、主人公を取り巻く境遇も滅茶苦茶過酷です。

「重くて暗いのは苦手なんだよなぁ……」

―――って人からしたら抵抗があるかもしれませんが、振り返ってみると、過去のFF作品だって結構設定やストーリーは暗いので多少はね……(カジュアルに世界滅びかけてるし)。

でもまぁ、過去作と比較しても結構攻めてる感じはするので、そういう意味では挑戦的な作品かもしれませんね。ただ、これだけ重くて暗い設定と境遇だったとしても、変なモヤモヤ展開が延々と続いたりはしないので、個人的にそこまで不快感は感じなかったです。

むしろこの暗さ故、主人公たちの葛藤や決意に胸を撃たれるってのはあるんじゃないかなぁ……。

複雑な世界観を補完できる用語集・相関図の存在

Q:世界情勢・キャラ相関図・用語等、割と複雑って聞いたけど、これはどうなの?
A:コレもガチ!
「パルスのファルシのルシがコクーンでパージ」では無いですが、本作にも割と複雑な世界情勢・キャラ相関図・専門用語※などが序盤から飛び交います。
例:ドミナント(召喚獣の使い手)、ベアラー(クリスタル無しで魔法が使える人間。奴隷)等
―――が、しかし、本作にはこれら難解な情報を即座に確認・把握できるシステムが多数用意されている為、よっぽどのことが無い限り、置いてけぼりを食らう様な事は無いはずです。
FFシリーズって基本的に専門用語多めなので、こういう部分の配慮が行き届いているのは感心しました。何なら情報の補完が収集要素の一つになっているので、収集欲も満たされて二度美味しいです。

サブクエストで描かれる物語が濃厚!単調なのも個人的にはGOOD

Q:サブクエストが単調なお使いだらけって聞いたけど本当?
A:コレは事実だけど、内容が濃いので個人的にはアリ!
サブクエストに関しても色々言われてますが、確かに単調なものが多いです。
例えば、〇〇の素材をとってきてくれ⇒採取場所に敵がいる⇒討伐とか、モンスターの大群が現れたぞ⇒討伐とか、基本的に〇〇に行った流れでモンスターを倒すという作業的なものが中心。
しかし、その中で語られる内容はかなり濃いめで、世界観やキャラクターの掘り下げに貢献しているものが多かった印象です。確かにやってること自体は単調な作業ですが、お話が面白いので問題ないぜ!って感じですね。あと、報酬も経験値とかアビリティポイントとか結構おいしいです。
複雑にすることも勿論できたでしょうけど、これ以上複雑化すると逆に面倒に感じる人が増えてくると思うので、そういう意味では良い塩梅だったのではないでしょうか?

キャラがカッコイイ!可愛い!美しい!

見よ、この圧倒的なキャラクターデザインの良さ!

イケメン!美女!イケオジ!イケ犬!イケ鳥!何でも揃ってます!

勿論、表面的な良さだけでなく、内面的にも深みのあるキャラクターばかりで、メイン・サブ問わず推しが大量に出来る事でしょう!

ちなみに筆者の最推しキャラは、主人公クライヴの叔父にあたるバイロン叔父さん!

叔父さんクライヴの事好き過ぎ!勇ましくて優しくてお金持ち!バイロン叔父さん最高!

キャラクターの掘り下げが凄い!掘り下げまくってる

キャラクターの掘り下げが滅茶苦茶丁寧で凄い!

特に主人公のクライヴなんて、「もう掘り下げてない所が無いんじゃないか?」ってレベルで掘り下げられまくってて、本当にキャラクターとして愛着がわきました。

これはサブクエスト絡みの話にも関わってくるんですが、メインストーリーで主人公やヒロインの掘り下げを丁寧にしつつ、サブクエストで脇をしっかりかためてくる方式をとっていて、互いが互いに魅力を引き立てあうシナジーを形成していたように思えます。

このゲームをプレイして、主人公:クライヴとヒロイン:ジルの事を嫌いになる人っていないんじゃないだろうか……(というか、主人公周りのキャラクターは皆愛おしいです)。

召喚獣の扱いがとても丁寧。イフリートが最高に好きになる!

召喚獣をちゃんと重要なものとして描いている+1000点!

召喚獣大戦という用語がある事から薄々気付いているとは思いますが、本作の召喚獣はガチ!

ちょっと強い魔法位の気持ちで触れると痛い目を見るぜ!そういう点では、召喚獣好きには滅茶苦茶嬉しい1本になってそうですね。

……あと、イフリートの扱いが滅茶苦茶丁寧!チュートリアル召喚獣とは言わせないぜ!

大迫力!遊べるムービーシーン!

FFと言えば超リッチなムービーシーンが魅力の一つですが、本作はそれも大幅に進化していて、ただ見るだけでなく、遊べるムービーシーンとしてプレイヤーに大きな興奮をくれます。

まぁ、遊べるムービー的な体験自体は別段新しいものでも無いですが、FFの超美麗ムービーに介入できるってのは、やっぱり興奮しますね。

ここに関して、QTEの多さを問題視する声もある様ですが、ミスによってゲームのテンポを著しく損なうようなものは無いし、個人的に問題があるとは思いませんでした。

QTE(クイックタイムイベント)
クイックタイムイベント (Quick time event) は、コンピュータゲームの用語。画面上に指示が出た直後にプレイヤーがアクションを起こし、その成否で展開が変化する方法。頭文字をとって「QTE」とも表記される。

FFの定番。FFアルアルをちゃんと押さえてる

具体的には言えないけど、このゲームはありとあらゆるFFアルアルをちゃーんと押さえている!

信頼してくれ!古参ファンたちよ!

チョコボ大活躍!動物好きにも嬉しい配慮!

チョコボ大活躍!ペットのトルガルも大活躍!

―――ってな感じで、人間以外の動物もしっかり活躍するので動物好きもニッコリ!

筆者自身が『FF5』好きってのもあるとは思いますが、やっぱりチョコボがちゃんと活躍してくれるのは嬉しいです。

ネタバレになるので深くは語れませんが、チョコボに関するサブクエは必見です(感涙)。

スキルの振り直しが滅茶苦茶カンタン

細かい部分ではありますが、スキルの振り直しに特別なアイテムが必要ないのもGOOD!

『いつでも振り直し可能!ポイントは全部返ってきます!』

地味ではあるけど、この仕様は本当に良かったです(色んなアビリティを気軽に試せちゃうぜ)。

作品を盛り上げる最高の音楽

「やってくれたな祖堅正慶(さん)」

個人的な祖堅さんのイメージと言えば、『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』と『ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒』だったんですが……(当方FF14は未プレイ故)。

「いや、これトンデモナイですよ!」

独自の路線を確立しつつ、それでいてちゃんと『FF』っぽい楽曲の数々、感服致しました。

FF14の曲が凄い事は知ってましたけど、やっぱり体験として知ると変わりますね‥‥。

モブハント(リスキーモブ)狩りが楽しい

お尋ね者のモンスターを狩る『リスキーモブ』が超楽しい!

メインでは遭遇しない様な強敵も出てくるし、これはやり得!報酬もうまいぜ!

最後にちょっぴりマイナス要素を羅列

良い所ばっかり書くのもフェアじゃないので、最後に少し気になった点についても触れておきます。

――――と言っても、かなりの絶賛勢なので期待はしないでください(何を?)

■拠点での移動が遅い
拠点・町ではダッシュやチョコボに制限が掛かるのは少し気になりました。チョコボは流石に雰囲気ぶち壊しなのであれですが、正直ダッシュ位は良いのでは?これは改善しようと思えば改善できる点だと思うので挙げておきます。
■サブクエストが単調
個人的には気になりませんでしたが、気になる人は気になるんだろうなぁ……って印象だったのでこちらもチョイス。単調と言われれば確かに単調ですね。
■全体的にネトゲっぽい作り
FF14の吉田さんが関わっているだけあって、全体的にネトゲっぽい作りだなーって印象は否めませんでした。別にそれが悪いって話ではなく、そこはかとなくネトゲっぽい雰囲気が漂ってるって感じです。これも気になる人は気になるかもしれませんね。

――――とまぁ、気になった点はこんな所です。正直、PS5を持っていて未プレイなのは非常に勿体ないので、持っている人は全員プレイしてほしいですね……。

あ、PS5とソフトを同時買いするのも勿論アリです。きっと満足できますよ!!

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