【PSvita:『イース8』評価・レビュー】シリーズ屈指 アクションRPGの名作誕生 本当に面白いゲームがここにある!

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イースシリーズ最新作『イースⅧ ラクリモサ・オブ・ダーナ』をクリアしました。イースシリーズと言えば25年以上に渡って常に安定クオリティーを維持し続けている日本ファルコムの看板タイトルですが、本作はマジでやってくれちゃいましたよ…。

vitaで面白い作品は無いかと問われたら私は明日からこう答えます
「悪い事は言わない、黙ってイース8をやりなさい」と…

アクションRPGの傑作誕生!
シリーズ最高峰のクオリティを見逃すな!

∇ゲーム情報

  • プレイ環境:【PSvita】
  • ジャンル    :【アクションRPG】
  • プレイ時間:【一周目:30時間以上 やりこみ(100時間以上)】
  • 公式サイト:【Ys(イース)8

ダブル主人公で魅せる珠玉のストーリー最新作にして最高峰の『イース』誕生!

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16歳の時の故郷を飛び出して以来、呼吸するかのように冒険しまくった稀代の冒険家アドル=クリスティーン。そんな彼が残した100余冊を超える冒険日誌の中の一冊「ゲーテ海案内記」が本作の舞台。時系列で言うと「砂の都ケフィン (V)」と「翼の民を求めて (VI)」の間に位置する冒険記。

日誌のタイトルにもあるゲーテ海を豪華客船ロンバルディア号で航海中に謎の巨大海洋生物に襲われ、多くの乗客とともに沈没に巻き込まれてしまったアドルとドギ。二人と多くの乗客が流れついたのは噂に聞く”永遠に呪われた島”《セイレン島》だったのだ…。

獰猛な生物が闊歩する未開の地《セイレン島》を舞台にアドルと漂流者たちの脱出劇が幕を開ける。まだ見ぬ漂流者を探しつつ島を探索するアドル(ドギは拠点防衛・拡大の為にお留守番)、そんな日々の中でアドルの夢の中に度々現れる蒼い髪の少女ダーナ

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出会うはずのないこの二人の邂逅が失われた記憶への道しるべとなる…

シリーズ初のダブル主人公(アドルとダーナ)で語られる珠玉の物語。ゲームとしての面白さは勿論ですが物語単体としても非常に高水準なシナリオに古参ファンも感涙です。

いや~本当にファンを続けてきて良かったよ…(涙)

時間を忘れて探索したくなる広大な3Dマップ

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無人島の探索という事で地図作製は必要不可欠。アドルの歩んだ道はオートマッピングシステムによって1枚の地図となっていく…この地図作成が本当に楽しくってたまらない!

横だけなく縦にも広大で立体的な3Dマップを駆け回りまだ見ぬ漂流者・お宝・美しいロケーションの数々を探索。物語や漂流者を助け出すことによってドンドンと探索領域が広がっていく楽しさ…プライスレス!

移動ボタンである左スティックの真横に簡易マップが配置されているので移動しながら画面にワンタッチで広域マップが確認可能などの細やかな配慮もグッド!(このマップ位置はテストプレイの証…素晴らしいです。)

生きる為に「漂流村」を拡大・発展!

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無人島でも生きる為には衣・食・住は欠かせません。助けた人は「漂流村」へ…人々の力を借りて「漂流村」を拡大・発展!一人一人の力は微力でも、協力する事で明日が開けるのだ!

武器屋・道具屋などのお店は「漂流村」を発展させる事で強化されていきます。

人々が集まり賑やかになってくると人間以外もワラワラと寄ってくるってもんですよ…。
「俺たちの村は俺たちが守る!」ってな具合でバリケート・ダミートラップ・投石器などの迎撃手段の増設・強化もお忘れなく!迎撃戦前にはアドルにも一応召集がかかるので任意でお手伝いしてあげよう。(戦利品がかなり美味しいので積極的に参加推奨!)

ストーリーにバッチリマッチしたシステムの数々

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上の「漂流村」や「迎撃戦」にも言える事ですが、搭載されているシステムの全てが漂流という状況にマッチしているので違和感なくすんなりと受け入れる事ができます。
「釣り」や「料理」などファルコムゲーお馴染みのやり込み要素に関しても漂流という境遇を考えれば生きる為に必要だもの…そりゃやるよ!

久々にサブ要素まで遊びつくしたファルコムゲーでした
釣りも料理も楽しかったです…はい。

お使い要素満載だが作業に感じないサブクエストたち

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サブクエスト満載・絆イベント満載な流れは、まさしく軌跡からの軌跡!(これが言いたいだけ)
正直な話、最近の軌跡のノリにはちょっとついていけてない部分があってサブクエストは結構いい加減に遊んでいたのですが、本作は久々にフルコンプしました。(空の軌跡三部作以来だから…本当に久々w)

確かにお使い要素満載で作業的なサブクエストの数々なのですが、マップへのガイド・クエスト報酬・ファストトラベルの使いやすさもあって全然苦に感じませんでした。それどころかサブクエストが各キャラクターごとの掘り下げになっていて非常に良かった!

通常のRPGだとパーティーメンバーや一部NPCの掘り下げのみにとどまる所ですが、本作は漂流島の人々全員が仲間で家族なのだ!そりゃ全員分掘り下げるっしょ!(中でもクイナのサブクエストは必見やで…。)

スリーマンセルのハイスピードアクションで超爽快!

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「イース7」からの流れであるパーティーバトルを本作でも採用。敵モンスターには【斬】【突】【打】の特効属性が割り振られているので、バランスの良いパーティー編成を心がけて《セイレン島》をサクサク探索!

キャラクターチェンジ・フラッシュガード(タイミングよく防御)・フラッシュムーブ(タイミングよく回避)などなどアクション全ての反応が良いので常に爽快!腕が上達すればするほど気持ちよくなるのもイースシリーズの醍醐味です。
あと、本作も移動速度はかなり速いのでそこが気になってる人は安心してくれてOk!

個人的に「東京ザナドゥ」の重めのヒットストップが好みではなかったので、それがなかったのも好感触でした。アクションに関してはほぼ満点です。文句なし!

アクションRPGが遊びたいならこれを遊べ!

25年以上の歳月をかけて練磨し続けた”丁寧さ”の結晶
「これこそがJRPGだ!」と自信を持って世界に誇れる作品

「イース8」は本当に素晴らしい…

面白いゲームに飢えているそこのアナタ
今すぐ「イース8」を買いに走りなさい
有意義な時間を保証します!

※PS4版がベタ移植だったとしても購入すると思います。(だって大画面で遊びたいもん…)

きゃすとのオススメ: Amazon:イースVIII -Lacrimosa of DANA-

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