ボードゲームとカードゲームの面白さを併せ持つ盤上遊戯カルドセプトシリーズ最新作『カルドセプトリボルト』をとりあえず落ち着くところまでプレイしました。(クエストモードクリア&オンライン対戦数十時間)
10年ぶりの完全新作という事でプレイ前のハードルはそこそこ高かったですが、流石は『大宮ソフト』、安定した仕事を見せてくれました!(サーガ?何の事やら…。)
やっぱりカルドセプトは面白いな…
すっかり寝不足だわ…(目薬必須)
∇ゲーム情報
- プレイ環境:【3DS】
- ジャンル:【ボードゲーム+カードゲーム】
- プレイ時間:【ストーリーモード:30時間・対戦モード:永遠】
- 公式HP:【カルドセプトリボルト】
200種類以上の新カードと大胆なルール変更によって生まれ変わった新たな「カルドセプト」
新カード200種類以上。調整という言葉で説明できないほどのルール変更と…
今回のカルドセプトはかなり挑戦的!
ゲームスピードを意識したテンポ重視のアッパー調整の数々。正直、ここまでいじってよくバランスを保っているなと驚いています。これも任天堂とタッグを組んだ恩恵でしょうか?とにかく変更点が多いので簡単にまとめてみました~
♠前作からの変更点一覧♠
- ダイスが常時2個に
- ディスカードがターン終了時に
- 領地コマンドが基本的に自分領地全部に使用可能(※)
- ブリードカード(自分でカスタマイズできるカード)
- 秘術や合成など様々な新能力の追加
- 魔力トラップなど施設も大量追加
- etcetcetc
※領地コマンドに関する補足。前作までは基本的にそのターンに通過した自分領地にのみ領地コマンドを使用できていましたが、本作からは通過の有無を問わず、「ダウン状態」クリーチャーが配置された領地ならば全域に領地コマンドが使用可能です。(「ダウン状態」とはTCG的に言うと「召喚酔い」ってやつです。ダウン状態はマップの周回orゲートにぴったり止まる事で解除されます。)
中でもブリードカードは挑戦的かつ画期的!
ある意味TCGプレイヤーの夢である「僕が考えた最強のモンスター!」を可能にしたのがこのシステム。ブリード用のパーツを収集する必要はありますが、自分のブックにマッチした自分好みのカードを作成できるのは胸熱ですね!ちなみにブリードカードは1ブックに2枚まで入れる事ができます。
収集するものがまた増えてしまいましたが、セプターならお目当てのカードの為にハムハムするのは慣れっこだし大丈夫だよね!(白目)
クエスト(ストーリー)モードも充実しているのでソロ専でも楽しめる!
記憶喪失の主人公を操り名立たるセプター達をちぎっては投げちぎっては投げのクエストモード。
メインとサブを合わせればかなりのステージ数があるのでソロ専の人でも十分に楽しめるボリュームがあります。物語自体は可もなく不可もなくって感じですが、個人的にはこれぐらいで全然OKです
全然OK…
OKなんですが…
クエストモード…
初心者にはちょっと難し過ぎると思うの…
年季の入った熟練セプターなら「流石セプター何ともないぜ!」って感じで進んでいけますが、右も左もわからない新米セプターが遊ぶにはちょっと難易度が高すぎる印象を受けました。ただでさえ敷居の高いゲームなんで、ここはもう少し優しめで良かったんじゃなかろうか?
「うえーん クリアできないよー」とお嘆きの方がいらっしゃいましたら、下画像のお二方。
ケルピー先生とオールドウィロウ先生にお願いしてみて下さい。きっとクリアできるはずなので!
クエストモードが終わったらオンライン対戦で寝不足に!
ソロ専・オフ専でも楽しめるとは書きましたが…
やっぱり最大の魅力はオンライン対戦です!
全国の猛者達が跋扈する魔境へと君も足を踏み入れてみないか?
その先に待っているのは寝不足必死の毎日だ!
私自身結構やばめです…(眠い)
初心者への配慮不足は感じますが、シリーズファンなら大満足間違いなし!
初心者への配慮不足(難易度設定)は多少感じるものの、それ以外の出来に関してはかなりの物です。随分と毛色は変わってしまいましたが、過去シリーズの名作達に引けを取らない中毒性を持った作品に仕上がっていると筆者自身感じています。
「君は一生つきあえるゲームと出会う」
DC版の帯に書かれていたこのキャッチコピー…
今まさにそんな状況です!!
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