映画部活動記録第111回は『ブラックスワン』
本記事は、個人的に開催している映画視聴会の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ!
映画『ブラックスワン』感想
映画『ブラックスワン』感想
映画『ブラックスワン』感想
10年振り位に観ましたが、やはりナタリーポートマンの演技が凄まじいですね。話の展開を把握した状態で見てもちゃんとハラハラ不安になるの凄いとしか言えん!
表面的には仲の良い母と娘の関係が一番歪なのホンマ。「あなたの為にあきらめた」これはマジで禁句やでぇ。
映画『ブラックスワン』感想
タイトルの通り、『白鳥の湖』をテーマにした作品でした。
めちゃめちゃ有名なのは知っていましたが、初めて見ました。
『白鳥の湖』の題材を上手く使っているなぁと思いました。白鳥の純潔さと黒鳥の淫蕩さの両極端のギャップの中でどんどん精神状態が悪くなっていき、見てる側にも現実とも妄想とも分からないビックリ要素がいつ来るかハラハラしました。半分ホラー。
主人公がストーリーの展開と共にどんどん官能的な雰囲気を纏っていくところが特によかったです。
『ノクターン』の大本はこれだったんだなぁ…オカルト要素はなく、精神描写特化なところがより優れた点だと思いました。
映画『ブラックスワン』感想
白鳥の湖は聞いたことあるな~程度の作中チャラ男並知識でしたが楽しめました!
主人公が追い込まれて追い込まれて追い込まれて…少しずつ妄想と現実の境目がゆるくなってくるので何が真実かわからないのが本当に心臓に悪いです。BGMもじんわり焦らせてくるので手足の爪の中が膨れていくような感覚に年甲斐なく体縮めたり伸ばしたりしながらなんとか耐えました。妄想最悪シーン以外でも母親の表情や振付師の所作にいちいちダメージを受けるのも良かったです。重いだけでなくエネルギーもあるので一緒にビビる人と見れるならおすすめだと思います。
映画『ブラックスワン』感想
精神描写に凝っているので体調のいい日に見てください。
完璧に物事を遂行できたらいいけど、人間にそれは無理。
それをしっかりと予期せぬ幻覚や狂気で否応なく認めさせられる感じ。
それでも母ちゃんは優しくあって欲しかったね・・・。
皆さまのご参加をお待ちしております!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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