映画部活動記録第19回は『THE GUILTY/ギルティ』
場面転換がほとんどない映画として有名な作品『THE GUILTY』を映画部で視聴しました。噂には聞いていましたが、マジだったとは……。これは音で観る映画と言っても良い傑作ですね!
解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会(自称:映画部)を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ!
「ウォッチパーティとは何ぞ?」って人はこちらの記事をどうぞ!
映画部活動:THE GUILTY/ギルティ
部員それぞれの感想
きゃすと
主人公アスガーと電話口の相手がひたすら会話するだけの映画!
こう書くと滅茶苦茶退屈そうな映画に聞こえるかもしれませんが、その中に含まれている情報量・感情・臨場感は、他の映画に全く引けをとらないものでした!いや、むしろ、音という限られた情報に絞られる事で、より精査され強烈さを増しているまであります!
カンの良い人ならスグに犯人に気付く可能性がありますが、分かっていても管理人は十分に楽しめたのでご安心を!
あと、主人公アスガー君のキレ芸は一見の価値ありです!
Nore
斬新なつくりの映画でした。
これほど場所の転換がほぼ無い映画は無いんじゃないでしょうか?
この映画は演出などではなく、話の構成で見ている人間の想像力に働きたてる事のみで勝負しています。電話を掛け続けることで少しずつ全容が明らかになりますが、徐々にボタンの掛け違えたような事実が明らかになり結末が気になっていきます。最後に一つ感じた事は組織の中で定められた仕事以上の事をするのは…考えさせられるなぁと思いました。
そめ
緊急通報指令室のオペレーターが通話するだけで終わる映画があるというのは噂では聞いたことがありました。
「ラジオドラマでも成立するんじゃないの?」とは思っていたのですが通話後の主人公の表情が絵力がありました。
無力感に苛まれたり、全力で自分に出来ることを張り巡らせたり、折り返しの電話を待つことしかできなかったり、と電話と電話の間のほぼ無言の「間」は、逆説的に多くを語ってるのが映画的だなと思いました。
栗花落
メインキャストは緊急通報指令室の1人、部屋は2部屋のみで構成された映画。情報は主人公が電話で得られるもののみ。
サスペンス物としてはとても斬新で引き込まれる映画でした。
こんな作品が埋もれていたとは2018年魔境だわ…
Sensay
通報司令室という閉鎖空間「のみ」で展開されるサスペンス。観たことないタイプの作品で新鮮でした。主人公アスガーと視聴者には情報が音声としてしか発信されない為、緊迫感がハンパないですね。普段どれだけ視覚情報に頼っているものか思い知らされました。それゆえに、とんでもないどんでん返しを食らうワケですが…ありゃーズルいよ。
皆さまのご参加をお待ちしております!
大体毎週土曜日22時より活動中!Amazonプライム会員の方は是非ご参加を!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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