【映画「セッション」感想】ウォッチパーティ映画部活動記録【ネタバレ注意】

映画部活動記録第10回は『セッション』

青春スポ根ものと思って観たら大けがする怪作『セッション』を皆で観ました。

筆者以外未全員未視聴だったので、「音楽ものだよ！軽い気持ちで観ればいいよー」ってちょっと嘘をついての視聴。正直、楽しかったです（悪い顔）。

解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会（自称：映画部）を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ！

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AMAZONプライムビデオでプライム対象になっている動画を最大100人まで同時に楽しめる神機能『ウォッチパーティ』の使い方・良さについて解説した記事です。お気に入りの映画をワイワイがやがや皆で楽しもう！

「ウォッチパーティとは何ぞ？」って人はこちらの記事をどうぞ！※活動自体はTwitch上で行っています。

映画部活動：セッション
部員それぞれの感想
皆さまのご参加をお待ちしております！

映画部活動：セッション

アメリカ最高峰の音楽学校、シェイファー音楽院に通う主人公『ニーマン』が、鬼教師『フレッチャー』との出会いをきっかけに音楽家としての才能（？）を開花していくスポ根映画です。こう書くと、音楽を題材にした感動ものにもとられがちですが、そんな事は全くなく、バトル物というか、サイコ物というか…… 説明が非常に難しい映画です。
最後に繰り広げられる『ニーマン』と『フレッチャー』によるセッションは必見です。

部員それぞれの感想

きゃすと

今のご時世でこれをやったら一発でアウトみたいな鬼教官っぷり！
そめさんの感想にもありますが、徐々に徐々にニーマンのヤバさが際立っていく演出が本当にうまくって、最終的にはフレッチャーと同じくらいのサイコ野郎に仕上がっているのが最高なんですよね（笑）。
説明を極限までそぎ落とし、表情・呼吸・演奏で心情・思惑を伝える手腕は凄いの一言。
『タクシードライバー』にどことなく似てるって意見を聞いて、「成程！確かに！」となりました。そりゃ両方ドンピシャで自分に刺さる訳だ(;^ω^)
追伸、フレッチャーを見ているとハートマン軍曹を思い出しますねｗ

Nore

イかれたスポコンもの？でした。
よくある熱血教師と才能ある生徒が最初はそりが合わないが…互いに理解しより良いものとなっていく…と思いきやとても複雑な関係です。
そして二人とも限度を知らないので滅茶苦茶な展開もある。
予想を裏切られましたが結果的に面白かったです。
BGMはとてもオシャレ、おすすめです。

そめ

元々「鬼のような教授(フレッチャー)にヤバいくらい厳しい指導をされる話」ってのは知識として持っていました。
しかし途中から「アレ？教授より主人公の方がイカれてるんじゃない？」と思うようになってきました。
並ではない天才を作りだすための指導を受けて、モンスター級の根性とエゴを見につけた主人公は最後の演奏シーンでフレッチャー教授をニンマリさせるほどの「ジャズモンスター」に変身。狂気を狂気で研いだ魔剣みたいな何かが誕生と同時に映画は終わります。
……何とも言えない妖しい魅力がある美しい映画でした。

Ynegy

タイトルと前フリ（重いものみたから軽いのみよ～）ってものから爽やかなの想像してたら全然違いましたが、これはこれでヨシ！って感じでした。
最初は年相応だった主人公のアンドリュー君が、競い合うライバルで嫌な先輩で偉大な師匠なフレッチャーとバチバチにやりながらジャズに狂っていくのですが、経過を表情や行動で示すので目が話せず心境を想像して嫌な手汗がダラダラでした。
フレッチャーが嫌なジジイでかつ行動や言葉が激しいので、それを受け入れるか否かで感想が分かれそうですが個人的にはだいぶ好きな作品です。

Sensay

無情報からの視聴でした。
おっジャズじゃ〜んやったぜ〜、と思ったら結構なバトルものを観た気分ですね。
ボコボコのボコにされるアンドリュー君やクレイジーサイコハゲ・フレッチャーは本当見ててハラハラドキドキでしたが、そこからのラスト2人の戦い（ていうか喧嘩）まで行くと笑いが漏れるくらい楽しんで観てました。

こういう簡単でないバディもの（？）は好みなんですよねぇ〜