【3DS・リンカーンVSエイリアン 評価/レビュー】シミュレーションゲームの傑作!隠れさせておくのが惜しすぎる名作!

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『ファイアーエムブレム覚醒』シリーズなどで有名な”インテリジェントシステムズ”が開発したニンテンドー3DS専用タイトル『コードネーム:スチーム リンカーンvsエイリアン』をクリアしました。

発売日は2015年3月13日…もう7ヶ月も前の新作ソフトです。
えぇ…購入してしばらく積んでいた熟成させていましたとも…。

正直、今更レビュー記事をUPするのもどうかと思ったのですが…
これほどの良作のレビュー記事を書かない選択は私にはありませんでした。

シミュレーションゲーム好きなら絶対にプレイすべき!

∇ゲーム情報・クリアまでの目安

  • プレイ環境:【ニンテンドー3DS】
  • プレイ時間:【20時間+やりこみ5~10時間】
  • 公式サイト:【リンカーンvsエイリアン
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物語は単純明快!リンカーンとエイリアンが戦います!

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ストーリーは単純明快。リンカーン大統領直轄の極秘部隊と地球侵略を目論むエイリアンとの戦いを描いた痛快活劇だ!リンカーンとエイリアンさえあれば、このゲームの物語は成り立つ!

こまけぇこたぁいいんだよと言わんばかりのシンプルさ!

オズやクトゥルーなどとにかくカオスな世界観!

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そして、何故か有名小説の登場人物達がクロスオーバーする実にカオスな世界観!

オズの魔法使い』『白鯨』『ピーターパンとウェンディ』『トムソーヤの冒険』『ランドルフカーターの陳述など、誰もが知っている小説の英雄たちと共にエイリアンを撃退するのだ!

特に「オズ」と「クトゥルフ」はメインストーリーに大きく関わってくるほどの存在感です。
まさか”ネクロノミコン”とか言い出すとは全く予想していませんでしたw

アメコミライクなとにかく濃いキャラクターたち

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アメコミライクなキャラクターと世界観は好みがわかれるところですが、作品の雰囲気には非常にマッチしています。ただ、日本では絶望的に受けが悪い作風なのは間違いないですね。(勿体無い!)

アミーボで追加されるゲストキャラクターを除くと総勢12のキャラクターが操作可能なのですが、それぞれが個性的な固有装備を1つずつ持っているので自分なりのチーム編成が楽しめます。

ステージやミッション内容に合わせて最大4人のチームを編成!固有装備の他にサブウェポンを1つ設定できるのでチーム編成のバリエーションもかなり豊富です。

シミュレーションゲームが抱える問題と真っ向から向き合った意欲作!

『戦場のヴァルキュリア』や『サクラ大戦3』のようなバトルシステムと言えばピンとくる人も多いかも知れません。(正確にはマップに起伏が多くより立体的な戦略が必要になった戦ヴァルって感じ。)

難易度の高いシミュレーションゲームはセーブ&ロードの繰り返しという最強の攻略法に最終的に行き着いてしまいがちですが、『リンカーンvsエイリアン』はフリーセーブを廃止・セーブポイント&回数制限の導入により、これらをうまく回避しています。

こう聞くと辛い難易度のようにも思えますが、セーブポイントで補給するかどうかが選択式(対価を払う)なので、初心者への配慮もばっちりです。(それでも結構手応えのある難易度です。)

スチーム管理が勝利のカギ!?

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このゲームはスチーム管理が全て!
移動・攻撃などの行動の全てがスチーム管理に関わってきます。

近距離性能の高い武器を抱えて大胆に動くも良し!
時にはスチーム消費を抑えてじっくりと迎撃に徹しても良し!

特に相手のアクションを迎撃し牽制する選択(通称:オーバーウォッチ)は非常に重要になってきます。このシステムを理解するかどうかで評価はずいぶん変わってくるはず!(敵もオーバーウォッチを駆使してくるので気をつけろ!)

全てはスチームに始まりスチームに終わるのだ…。

史上最高に格好良いリンカーン体験!

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敵の思考時間が若干気になる場面もありましたが、他に大きく気になるような欠点も見当たらない完成度の高い作品でした。

私至上最高に格好良いリンカーン体験…至福の20時間。
己の嗅覚を信じて購入した自分と製作スタッフに感謝!

隠れさせておくには本当に惜しい作品です!
全国の小売店のワゴンから直ちに回収するのだ!

追伸:ネット対戦モードがあるのですが、人がいなさ過ぎて中々マッチングされません。誰か一緒に遊ぼうよ…。(泣)

きゃすとのオススメ:超オススメ
Amazon:Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン

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