『ファイナルファンタジー7リメイク』(FF7R)の考察記事です。
考察する為に容赦なくネタバレしているので、まだクリアしていない人は絶対に読まないでください(読む場合は自己責任でお願いします)。
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FF7R考察
FF7Rは、エヴァみたいな事をしようとしている
『FF7』と『FF7R』の関係は、『エヴァンゲリオン(TV版)』『旧劇場版』と『新劇場版』に似ていると思いませんか?
今になって思うと、『FF7』が発売された97年当時は、あらゆる作品が『エヴァンゲリオン』と比較され、『エヴァ』の真似、『エヴァ』のパクリと言われていた様に思えます。
勿論『FF7』も例外でなく、「『FF7』って『エヴァ』のパクリじゃね?」という評価は少なからずあった事を覚えています。
だからこそ、あえて『エヴァンゲリオン新劇場版』に寄せて来た可能性すらあるのではないか?と私は考えています。この発想は中々にロックですし、個人的には嫌いではありません。
ちなみに『FF7R』は16章までが『新劇場版:序』、17章が『新劇場版:破』って所でしょうか?
本作のタイトルが『ファイナルファンタジー7リメイク』である理由は、『リメイク』なのは16章までであり、その後の17章や続編は『リメイク』でないことが最大の理由だと思います。
…となると、続編となる作品のタイトルには『リメイク』の文字が付かない方が自然ではないでしょうか?『ファイナルファンタジー7破』とか『Q』とか付けられてたらどうしましょうね(笑)。
フィーラーの考察
本編では『星の運命の番人』と呼ばれていましたが、要するにオリジナル版『ファイナルファンタジー7』の流れを守り、軌道修正しようとする存在です。
オリジナル版で死亡したキャラクターをリメイク版でも死亡するように仕向けたり、ジェシーを負傷させることでクラウドを作戦に強制参加させる等の活躍を見せました。
実際、フィーラーの介入がなければ【伍番魔晄炉襲撃作戦】にクラウドが参加する事は無かったでしょうし、その功績は大きいです。
ラストバトルで出てくる『フィーラーロッソ』『ジャッロ』『ヴェルデ』はそれぞれ剣、体術、銃が武器としてあてがわれており、それぞれがオリジナル版のクラウド、ティファ、バレットに対応する存在であるというのは作中でもほのかに匂わされています(要:みやぶる)。
オリジナル版のクラウド、ティファ、バレット(自身か星の記憶なのかは不明)がリメイク版のクラウド、ティファ、バレットの前に立ちはだかり、自分たちの選んだ未来を守ろうとしていたと考えるとかなり感慨深い展開ですよね。
『星の運命の番人』たるフィーラーを打ち破った事により、オリジナル版『ファイナルファンタジー7』への流れは完全に絶たれたという事になります。
一周した世界なのか否か?セフィロスの目的とは?
どういった理由でループっぽい事が起きているのかは謎ですが、セフィロスがやっぱり黒幕なのは間違いないかなーと思います。
作中でクラウドの力が必要と言っていたのは、あの歴史(オリジナル版)を壊す為、リメイク版のクラウドたちにフィーラーを撃ち滅ぼす様に仕向けたのではないでしょうか?
『ファイナルファンタジーアドベントチルドレン』で復活した際も、「私は思い出にはならないさ」と言っていましたし、どこまで行っても諦めるつもりはないって事なんでしょうね(笑)。
エアリスは生存するのか否か?
これはもう完全に生存ルートに入ったと言っても過言ではないのでは?
でも、エアリスが生き残る代わりに今度はティファが死ぬとか、そういう展開はあんまり望んでないのでどうぞよろしく。
でもあれかなぁ…セフィロスの野望を真の意味で阻止したら、やっぱり元鞘に戻ってエアリス死亡とかもあり得るんだろうか…?
良い意味で裏切られた作品ですし、今後も大いに裏切った展開が用意されてそうでそわそわします。
ジェシーは生きている?
ウェッジが生きてるならジェシーやビッグスも生きてる可能性は十分にあります。
フィーラーが消滅したことによって、本来死ぬ定めであったキャラクターたちの生死にも影響が出てきてるのは間違いないので、ここは続編でのサプライズに注目と言った所でしょう。
そもそも、これだけ人気キャラになってしまったジェシーをここで退場させてしまうのは勿体なさ過ぎますよね。
あと、ジェシーの話題で少し補足しておくと、アバランチのメンバーのコスチュームが古臭いままだったのは、あくまで『リメイク』である必要があったからだと考えています。
もしかしたら次回作では装いを一新したアバランチメンバーが見れるかもしれませんね!
ザックスの生存説はどうなのか?
『クライシスコア』だとクラウドに看取られて息を引き取る展開だったと記憶していますが、『FF7R』だと勝利してクラウドと共に歩み出す展開になっていました。
でも結局、あの世界線でザックスが死んでいないと、クラウドにバスターソードや意志は受け継がれていない訳で、色んな矛盾が生まれる事になりますよね?
「マジか…勝った!」とかもかなり思わせぶりなんで何とも言えませんが、本来の歴史からの決別を描いたシーンだったのではないかと考えています。
ループする設定なのかであれば、それこそザックスが生き残る世界線もあり得たが、フィーラーを消滅させたことでループの呪縛が解かれ、その世界線に到達する可能性が消えたというシーンと見れば辻褄があいます。
エアリスとザックスが交わる事は二度とない。そういう別れのシーンとしてみるととても悲しいです。
何かまた気付いた事があったら追記します
プレイするまではこんなに夢中にさせられるなんて思いもよらなかったなぁ…(遠い目)。
続編の発売はまだまだ先になりそうですが、それまでの期間も考察などでワクワク出来そうなのは嬉しい限り。
でも、出来るだけ早く発売してくれると嬉しいです(*´ω`*)
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