mtgアリーナが晴れて日本語対応するという事で、初心者・復帰勢向けに現環境のデッキをザックリと把握できる記事を作成してみました。
色々書いても把握できないと思うので、【器用さ・速さ・カードパワー・作成難易度】の4項目でシンプルに各デッキの特色を解説していきます。
青黒緑ビートダウン(スゥルタイデッキ)
現環境トップシェアを恐らく誇るデッキ。低マナ域に存在するマナブーストクリーチャー(通称:マナクリ)を使い、相手よりも一歩早く高品質のパワーカードを叩きつけて行くのが特徴。
青(カウンター)、黒(ハンデス,除去)、緑(生物)の融合により対応力も非常に高いです。
環境最強生物と名高い《ハイドロイド混成体》を巧みに扱う名実共に強力なデッキ。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
青赤ドレイク(イゼットドレイク)
ドロー札でデッキを回転させて墓地にソーサリー・インスタントを落しまくり、その後、墓地のソーサリー・インスタントを参照してパワーとする二種類の「ドレイク」で相手を粉砕!
採用クリーチャー全てが飛行を持つ為、地上のクリーチャーとは基本的に対話しない!
相手の除去をスペルで回避し、見逃せない呪文はしっかりカウンターを決める。火力が多い事から速いデッキにも強く、カウンターを搭載している事からコントロールタイプのデッキにもある程度強い。
上手く使いこなすと強力なデッキだが、扱いきるのはそれなりに難しい。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
白青黒コントロール(エスパーコン)
クリーチャーをほとんど入れず、除去・ドロー・カウンター・PWで戦い抜くコントロールタイプのデッキ。
環境最強PW(プレインズウォーカー)である《ドミナリアの英雄、テフェリー》を大量に使うので作成難易度は高いが、デッキを構成するカードパワーは環境内でも随一です。
4マナ全除去《ケイヤの怒り》、ライフゲインを有するカウンター《吸収》の登場でコントロールの弱点(高速デッキ)を克服した最強のコントロールデッキ。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
門コントロール(ゲートコン)
カードタイプ「門」を持つ土地を軸にしたコントロールデッキ。下準備が必要なデッキなので序盤はもたつくが、あるラインを越えたら環境内最強の滅茶苦茶ムーブを見せつけるのが最大の特徴。
《ギルド会談》による大量ドロー、《燃えたつ門》による全体火力、《門破りの羊》,《門の巨像》と言った馬鹿生物等々、低レアリティだが機能すると強いカードが多く、安さの割りにデッキのパワーはガチという凄い立ち位置。
デッキの派生も多く、叩き台さえ作ってしまえば色々遊べるという点も評価できます。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
赤単
低マナ域からクリチャーや火力を連打する超高速デッキ。
本来、赤単は「速さ」の対価として「持久力」を捧げるのが常ですが、現環境に存在する赤単は、「速さ」と「持久力」を併せ持つ超チート状態にあります。
アリーナの主要ルールであるBO1(1本戦)との相性も良く、良くも悪くも現環境を定義するデッキとして存在を誇示し続けています。
チート状態とは言え、ライフゲインなどで対策されるのは流石にきついです。
……組みやすさという点では一番オススメしやすいデッキかもしれません。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
青単
飛行クリーチャーやブロックされないクリーチャーに上記のエンチャントを貼って殴るデッキ(…ザックリ)。
デッキを構成するカードが軽い為、一度このムーブが通りだすとコチラの除去や展開が一切通らなくなってしまうのが特徴。
事故った相手にとにかく強く、ハマったら相手に何もさせない冷酷なるナイフ。しかし、針に糸を通すような繊細さを持つデッキの為、相性や自分の事故も色濃く出ます。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
白ウィニー
低マナ域からガンガン動くという点では赤単と似ていますが、こちらはあちらよりも生物戦を仕掛けるのが特徴です。
《軍団の上陸》や《ベナリア史》と言ったトークン生成エンチャントが強力で、生半可な除去では捌ききれない圧力を仕掛けていきます。
《ベナリア史》連打、最速象さんで全体パンプというツモムーブも強力な武器です。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
ターボフォグ(ネクサス)
BO1ルール(1本先取)ルールでは禁止になりました(やったぜ)!
BO3で使う人がどれくらいいるか分かりませんが、とりあえず暫定的に残しておきます。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
赤黒ビートダウン(ラクドスビート)
《災いの歌姫、ジュディス》を主軸とした赤黒ビートダウン!
赤と黒。二つの攻撃的なカラーが合わさって最強に見える…(個人的なバイアスがかかっています)。
赤単のついでに対策される事が多く、赤単相手にも特別有利という訳でもないので結構苦い立ち位置を強いられていますが、構成するカードの質は高いので化ける可能性は十分にありそうです。
……個人的にイチオシカラーなのでオススメ度は高いです(でも今はその時ではないかな…)。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
白青黒ジャンク(エスパーデッキ)
生物多めのエスパーカラーのデッキです。
除去・ドロー・ハンデス・PWという地力に《第一管区の勇者》を絡めた多色生物コンボを導入する型が一般的でしょうか?
カードパワー・対応力は相変わらず高く、生物をある程度使いたい人にも最適なエスパーカラーのデッキに仕上がっています。…そしてやっぱりハゲ(テフェリー)が強いです。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
赤緑ビートダウン
《成長室の守護者》《グルールの呪文砕き》《再燃のフェニックス》《ゴブリンの鎖回し》等の良質な赤と緑のクリーチャーを使用するビートダウンデッキ。
平成のファイヤーズこと《野生の律動》を使うタイプと使わないタイプが存在し、構築幅もそれなりに広い。本来アドを得にくいカラーリングだが、カニ漢こと《成長室の守護者》がナイスな仕事をしている。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
白黒赤ビートダウン
多色カードモリモリで《第1管区の勇士》を強く使っていくビートダウン!
白青黒ジャンクとは異なり、赤が加わった事でよりアグレッシブさが増しているのが特徴。《災いの歌姫、ジュディス》による更なるコンボ、赤白の強力なクリーチャー群(正義の模範、オレリア,軍勢の切先、タージク等)も使える。
環境的に強い《炎鎖のアングラス》や《英雄的介入》が使えるのも大きな強みとなる。
器用さ |
速さ |
カードパワー |
作りやすさ |
追加してほしいデッキ募集中
これは追加しておいた方が良いというデッキがありましたらご一報下さい。こちらでも随時情報を追加してまいります。
コメント
いつも遊戯王の軌跡の方楽しく拝見さしてもらってます
日本語版mtga出るってことで色々調べてたんで非常にありがたいです
アリーナ配信もやってるのでよかったらオネガイシマス!(*’ω’*)