映画部活動記録第163回は『変な家』
本記事は、個人的に開催している映画視聴会の感想まとめ記事です。自己満足的な内容ですが、中には視聴の目安になる意見もあると思うので良かったらどうぞ！
映画『変な家』感想
2020年10月12日にウェブメディアオモコロに投稿された記事が初出。2020年10月30日、YouTubeに「【不動産ミステリー】変な家」として公開。2022年11月時点で1000万回以上再生されるなど好評を博し、続編を書籍として書き下ろした作品が2021年7月20日に小説として飛鳥新社より発売された。小説版「変な家」は2024年4月時点で150万部を突破している。
2023年12月19日、第2弾として『変な家2 〜11の間取り図〜』が刊行。
また、2024年3月15日に映画版が公開された。
2024年11月27日、「第17回 オリコン年間“本”ランキング 2024」の「オリコン年間BOOKランキング」で『変な家2 〜11の間取り図〜』が年間1位を獲得。また「オリコン年間文庫ランキング」でも『変な家 文庫版』が年間1位となり、2冠を達成。
映画部員それぞれの感想
配信版では劇場版では無かった雨穴ご本人による前説あり！
序盤はちゃんと不動産ミステリーをやってた気もするけど、中盤からホラーになって、終盤は閉鎖村バイオレンスになる不思議な作品。
佐藤次郎さんはいつも通りですが、栗原ってキャラにはハマってると思います。
最後のオチは流石に無理やり過ぎて冷めちゃうけど、それ以外は結構エンタメしてて悪くは無いです。
この映画…構成が変なんです…。
元ネタから結構無茶苦茶だとは思ってますが、映画はもっと滅茶苦茶です。
本編で殺しの家であるとして、そのバックボーンが語られない(実際間取りからは想像しえないですが)ところを、映画で理由付けをしつつそれをザ・和製ホラー(笑)テイストに仕上げています。
取り上げてるところは正しいだけに安易な呪い展開に残念。
間取りが変な家が3つぐらい出てきて、それぞれ間取りから家を類推する原作要素は結構好き。細かいところで設定に矛盾があるような気がしなくはないですが、そこまで考える必要もなさげ。
最初に、「これは映画版ですよ～」という変な説明が入って、ちょっと置いていかれてしまった。
どうやら当時劇場には、こういう導入はなかったらしいです。
急にバーン！と来る場面が多くて驚かす方向ですが、かなり一方的なのでパターンはすぐ分かると思います。
なので「ゾクッとミステリー誕生～」と謳っていますが、少し違うように思いました。
ホラー的には、チェーンソーBBAみたいなキャラを連打してたら、ちょっと変に高評価だったかもしれません。
じんわり系ホラーからのホラー風エンタメ映画爆誕！
正直元ネタの雰囲気を期待して見ると途中でかなり変わるので評価が難しい…。ただ、開き直って楽しさの部分を見るとキャラ濃すぎ＆尖すぎる栗原さん、無法すぎる偽雨穴VS因習村で結構面白いです。
映画館で見た人も序盤の第5章発言を見てしみじみするのもヨシ、初見で振り回されるのもヨシで第2の旬を迎えていると思います。
皆さまのご参加をお待ちしております！
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ！
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