映画部活動記録第23回は『ミッドサマー』
解説.当サイトでは、ウォッチパーティを使用した映画視聴会(自称:映画部)を毎週だいたい土曜日22時から開催しているのですが、ただ見るだけでは勿体無いという事で、今年からは記録を付けて行く事にしました。これなら1年を振り返る際にも便利だし、勧誘も同時にこなせて一石二鳥なのだ!
「ウォッチパーティとは何ぞ?」って人はこちらの記事をどうぞ!
映画部活動:ミッドサマー
部員それぞれの感想
きゃすと
私は、ミッドサマーを観てからアリアスター沼にハマって、その後ヘレディタリー継承を見たパターンだったんですが、この男、純粋にパワーアップしておる……ってパワーを感じるタイトルですよね。
真っ白な世界の中では闇が恋しくなると言いますか、その闇すら存在できない全力の白こそが凶悪というか……(;^ω^)
無垢って、状況次第ではこういう狂気を孕むんだなぁって作品です。
万人受けはしないし、他人に勧める気にはあまりなれませんが、アリアスターの新作は今後もしっかり追いかけて行こうと思います。
Nore
今まで見た中で一番イカれてる映画だと思いました。
あまりのイカレっぷりに人には簡単には勧められないです。
終始不穏な空気が流れ続けているだけでも疲れるのに、要所要所でぶっこまれる衝撃映像のせいで体力はほぼ持っていかれました。
あまりに狂気的なシーンが多く、笑ってしまった事もありますが、その笑ってしまった事実すら受け入れがたいです。
ヤバ映画ですが間違いなく心に刻まれた映画でした…
二度見ると気付きが得られる事は多いかもしれません。
2回目を見たいけど見たくないヤバい魅力を持った映画です。 (編集済)
Ynegiy
きゃすとさんに勧められて見た、個人的に映画部の根源的な作品なんですけど最初見たときから変わらずやっぱり面白い!
簡単に言えばいやーな感じでずーっと手汗が出る映画でオンリーワンな感情を提供してくれる映画です。
開幕からある不安とめちゃくちゃに張ってくる伏線のおかげで理不尽な展開ではないのですが、展開自体が理不尽なのでそういう意味での感動は間違いなくあります。
泣いたって意味での感動ではない上に、色々な方向でのグロはあるので人によっては負う感動はだいぶ違うと思います。ですが個人的には好きなダメージなのでなり良い印象が残る作品です。
薦めるにしても人を選ぶので公言はし難いかなーってところですが良くも悪くもあとに残る作品なので見れる機会がある人には正直オススメしたいです。
あやか
村に行きたいドリーマー/30代/
★★★★★
投稿2度目。ペレが素敵すぎ。ダニーの心に寄り添う優しさ・・・まるで少女漫画のドキドキ感。「彼は君を大切にしてくれる?」みたいな事を聞くシーンも、別れた方が良いって言われるより、グサっときます。名言!「90年に1度の時を一緒に過ごしたかった」みたいな台詞も好き。先週、映画館に行ってから興奮状態が続いてます!もうずーっとハッピーでハイテンションな気持ちでいっぱい!愚か者の皮剥ぎダンスシーンは、私も混ぜてーって思ったり。お肉のタルト作り、私も手伝わせてーって思ったり。女王が乗る可愛い馬車みたいな乗り物は私も乗せてーって思いました。全体的にメルヘンのテーマパーク!服や花冠、たくさんの花々、綺麗な映像が多すぎる。特に女王を選ぶダンスシーンは何度でも見たい!あのシーン大好き!素敵な祝祭に参加してから、私も心が強くなった気がします!!本当に感謝。 ハッピーミッドサマー!!スコール!!
Sensay
やりやがったなアリアスター!ということで都合2回目の視聴でした。
最初に観たディレクターズカット版と比べると色々違ってこれもまた新鮮でした。というか初視聴者の反応を見るのが追加されてより面白かったかもしれません。
ヘレディタリーや他のホラー映画と違って全編通して明るい画面で展開され目に優しい()映画でございます。
衝撃でドーン!と驚かすことはなく(一部無いではないですが)、不穏な音響と不穏な状況と不穏な衝撃映像でジワジワジワジワと不快感が煽られていくこの感覚、やはりこの監督でしか味わえないものがありますね。
そめ
感想書いてるのが1週間後なんですが、こいつぁ脳に『残る』タイプの映画ですね。『怖かった』というのはなく『スゴイもん見たな』という感想です。ただまぁ、この映画、よくよく考えてみると感覚的というよりは論理的に作ってるな というのはわかります。
思うに、ホルガ村の考え方って『一理ある』んですよね。しきたりも文化も非常に合理的です。人間を『個』として捉えず『集』として考えているのです。小さい魚が集まって大きな魚として動くみたいに完全な『集』の生命体になってるわけです。
見た目はのどかな田舎の村だけど、その正体は『集』のモンスターなんです。村の入口に入った時点で若者たちは喰われてるんです。
上映時間2時間半の映画だけど、2時間くらいかけてゆっっっくりと集モンスターの栄養として消化される様を見る映画です。
これは 誰か教祖がいて、みんなを操っているわけではありません。それこそ「ウチのコミュニティではコレをやるのが当たり前だから」という 同調圧力的な日常生活で起こり得る事の延長線上のものです。
この映画の恐怖ポイントは私達の日常生活のすぐとなりでこんな『集』モンスターがどこかで待ち受けていそうなところです。
ゾクゾクしてしまいますね。
皆さまのご参加をお待ちしております!
大体毎週土曜日22時より活動中!Amazonプライム会員の方は是非ご参加を!
映画部など、様々な活動を行っている「さぶかるちゃんディスコード」も( `・∀・´)ノヨロシク!
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